No.9 夏休みの課題と誘い
暇つぶし程度に楽しんでください!!
ラノベだと思って書いてます。指摘、アドバイス、質問があれば気軽に聞いてください。
ここ数日夏休みに入って楽しい事ばかりで忘れていたが、自分達は学生であって夏休みの課題が残っている。
と、いう事で今日は楓さんと一緒に課題をこなしていこうと思う。いつもは楓さんの家にお世話になっているので、今日は俺の家に招待した。
「いらっしゃい、楓さん」
「お邪魔します」
俺はそのままリビングまで案内した。
「どこでもいいですよ」
「なら、ここのテーブルを使わせていただきます」
そういいセンターテーブルを使用し勉強することになった。
お互い集中していて黙々と作業を進めている。
三時ぐらいになり何か甘い物を摂取しようと考えたので邪魔にならないよう、静かに立ち上がった。
冷蔵庫に保管してあるチョコレートとジュースをコップに注ぎお盆の上に乗せテーブルの方へと向かった。
「楓さん、少し休憩にしませんか? お菓子とジュースを持ってきました」
「いいんですか?」
「遠慮しないで食べて行ってくれ」
「では遠慮なくいただきます」
楓さんは目を輝かせながらチョコレートに手をのばした。
「美味しいです~」
「なら、よかった」
(楓さんが笑うとなぜか俺までもが幸せになった気分でいられる……)
十五分ぐらい休憩し再び視線を課題に向けた。
「私そろそろ時間なので帰りますね」
時刻は十九時になっていた。
「わかった。今日はありがとう」
楓さんを玄関の外まで見送りそっと手をふった。
お風呂から上がりスマホを確認すると一件の通知が入っていた。
楓さんからのメールだった。
(明後日、一緒にショッピングモールにいきませんか?)
初めて楓さんから誘われたので嬉しさと戸惑いが自分の中で葛藤していた。
驚きを隠せないままだったが明後日は、特に予定がなかったのでオッケーだと返した。
これからも応援よろしくお願いします。