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No.8 日常生活

暇つぶし程度に楽しんでください!!

質問とアドバイス受け付けてます!

昨日は遊園地に行きお互いに疲労感に襲われているだろうと考えた俺は、あえて何もせずに午後から楓さんの家にお邪魔させてもらうことにした。

「こんにちは」

「こんにちは、今日も頼みます」

 そうお母さんに出迎えられ家の中に案内してもらう。

 家の中に案内されると、リビングで一人寛ぐ楓さんの姿が見えた。

「こんにちは、楓さん」

「こんにちは伯さん疲れはとれましたか?」

「う、うん多少はね」

「今日はなにをするのですか?」

「今日は家でゆっくりしようと考えているんだが、それでも大丈夫か?」

「えぇ! 私も多少疲労が溜まっているので今日は家でゆっくりするのも凄く良いと思います」

 そういえば、リビングにお父さんがいないことに気づいた。

 考えられることは三つ。

 一つ目、何かの用があり外出をしている。

 二つ目、リビング以外の部屋で活動している。

 三つ目、昨日の遊園地で疲れ切って眠ってしまっている。

 この中で一番可能性が高いのは三つ目だと考えられる。なぜなら昨日一睡もせずに車を運転していたのは紛れもなくお父さんであったからだ。

 そう考え、お父さんを起こさないように物静かに行動するように気をつけるようにした。

(ほんと、お父さんには感謝しぱなっしですよ……)

 みんなそれぞれ別の事をしてもいいがそれだといつもと変わらないだろう、という事で楓さんと一緒に家のテレビで映画を見ることになった。

 楓さんはホラー系が好きということなので、ホラー映画を鑑賞ことにした。

 実は俺はホラーがあまり得意じゃない。しかし後に引くこともできないので、我慢することにした。

 映画が終了した。案の定、さっき見た映画は泣きそうになるほど凄く怖かった。

「どうしたんですか? 目に涙溜まってますよ」

「もしかして、怖くて泣きそうなんですか?」

 そう言って目を細め、こちらを睨んでくる。

(バレてるー!)

「図星ですね」

「その通りです……」

 ふと気になり時計を確認すると時計の針は午後七時を回ろうとしていた。

「拍くん、今日は遅いのでご飯を食べていきませんか?」

 なんとここにきてお父さんが目を覚ました。

「そうね、拍くんぜひ食べて行ってちょうだい」

「いえいえ、悪いですよ~」

「も~そんなこと言わないで、ほらこっち」

 俺は半ば強引に引っ張られ、ダイニングテーブルに座った。

 おいしそうな匂いが俺の食欲をそそのかす。

 おいしそうな料理が次々にテーブルに並べられていく。

「いただきます」

 俺は最初にアジのフライに手を付けた。

「っうまい!」

「そう言ってくれてうれしいわ」

 俺は無我夢中になり一品一品ずつ食べていた。

「も~そんなにガっつかなくても、料理は逃げませんよ」

「あぁ、あまりにも美味しかったんだ」

「ごちそうさまでした」

 長居するのも悪いのでご飯を食べた後はすぐ帰宅ことにした。

「今日はありがとうございました」

「御馳走するは、またいらっしゃい」

「またいつでもきてくださいね、待ってますから……」

「すまんね、拍くんまた楓にことを頼む」

「はい、お邪魔しました」

 今日はあまり進歩がなかったと感じつつ、会話量が増えたことに嬉しさを感じていた。

 


 


これからも応援していただけると幸いです!!

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