No.4 幼馴染の意見
前回のエピソードとこの作品の前半内容薄いなと感じたけど後半濃くなってるかも!
楽しんでってください
話し合いが始まると、お母さんがどこ悲しい顔をしてアルバムを机の上に運んだ。
「これアルバム、頼りになるかわからないけど……」
アルバムを手渡され、無言でペラペラとめくる。そのアルバムには幼い時の楓さんの写真もあった。
「ご両親とご一緒して、よく行っていたテーマパークなどはありますか?」
「DCランドとか南山動物園とか行ったわよねぇ~」
「あぁ……」
(楓さんが来週遊びに行くんだと自慢していた場所か……)
「実は楓がの学校から帰ってくるといつも拍くんのことばかり話すのだよ」
「え?」
「毎日、毎日拍くんの自慢話しをして部屋にこもるんだ」
そう言われると、なぜか目から雫が流れ落ちた。
本当に苦しい、その一言に尽きるばかりだった。
当たり前に話しかけてくれた人、当たり前にこっちを向き笑ったこと、当たり前に相手が自分の事を思ってくれていた人。
当たり前ってなんなんだ?……。
そう考えていた。
「まぁまぁ、そんなに泣かなくても……」
そう言われ、我に返った。
「そうですか。今日はありがとうございました」
「また聞きたい事があったらいつでもきてちょうだい」
「はい、そうします」
そうして進んできた廊下を戻る。
「お邪魔しました」
「またいらっしゃい」
俺はゆっくりとドアを開閉し外にでた。
外はすっかり暗くなっていた。
その日は今日聞いたことを、自身の計画ノートに書き、夏休みからどう動くかを考えながら眠りについた。
翌朝、夏休みに入りベットから目覚めた眠たいなと思いつつ、俺はある幼馴染の家に尋ねた。
「お前から相談してくるなんて珍しいな」
「あぁ、少し聞きたいことがあってな」
彼の名前は堺遊星、幼稚園からの友達だか。
遊星の性格は優しくて、気遣いができ俺はも羨ましくなるぐらいのイケメンだ。
人見知りな俺にとっては、今最も信頼できる友達だろう。
「もし、好きな人が記憶喪失になり記憶を取り戻したいと行った時遊星ならどうやって戻していく?」
「また難しい質問だね」
彼はあまり、頭はよろしくないがどことなくキレ者だ。
「そうだな、思い出の場所に連れて行くというのが定番なんだろうが……」
「だろうが? ……」
「俺はそれだけじゃ、意味がないと思う」
「これは俺の考え方だがささえな事のほうが思い出しやすいんじゃないのか」
「だから沢山会話しろ。そのなかで思い出すことがあるかもしれない」
「根拠は?」
「ない」
まぁ遊星の言う事には筋は通ってないが、信頼できるし思いつかないことだったので項目に加えることにした。
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