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No.17 うわ、ラッキースケベ 短編
暇つぶし程度に読んでってね!
ラッキースケベというものは突然始まる。
「楓さん、本当にわざとじゃないんだって……」
「信用できません……」
レストランから帰りの最中、周りが暗くなり足元が見えなくなった楓さんが足を引っかけてしまったのだ。
必死に何かに掴もうとしている楓さんの手を取ったことが全ての始まりだった。
手を取ったのはいいものの勢いがついた人を引っ張る筋肉なんて俺にはない。男らしい力がないのは、俺から見ても客観的みても恥ずかしいことだ。
気づいたら俺は楓さん胸元の谷間に埋まっており、お互い今起きたことにフリーズしていた。
先に状況を理解した楓さんは迷わず俺を蹴飛ばし、すぐに俺から距離をとっていた。
「なにやってるんですか!」
「あぁ、ごめん何もしないから……」
この顔なにも俺のことを信用してない顔をしている。
さりげなく近づくと楓さんは離れていく。
そして今に至る。
アハハ!




