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No.16 レストラン、チャラ男

暇つぶし程度に読んでってね!

 今、前で美味しそうにご飯を頬張っているのは楓さんだ……。

 楓さんの課題が終わったので、一緒にファミレスへ来ている。

 そのあまりの食べっぷりに圧倒されそうだ。

「うん、おいしいです!」

「少しお手洗いに行ってきます……」

「わかった」

 俺もお腹が空いたのでドリアンを口に運び、楓さんを待つ……。

 しかし、いくら待っても帰ってこない。

 何かあったのだろうか。

 少し腰を浮かして周りの状況を確認していた。

 俺は目を見開き見つけた楓さんのもとへ駆ける。

 楓さんがチャラい男たちにナンパされていたのである。

「すみません、この女性になにか用でしょうか?」

 男たちが笑い始める。

 俺は楓さんに耳打ちする。

 納得してくれたように頷き行動を開始。

 その時楓が出口へ走り出す。

 俺も急いで伝票表を持ち会計を済ませる準備をする。

 男たちは戸惑い、訳の分からないまま楓さんの方へ走り出す。

 後を追った男たちだったが、店員さんに止められてしまったのだ。

 彼らはお会計を済ませていない。

 店内を走りまわったりするなんて非常識なので、隙をついて俺は静かにお会計を済ませて店内を出た。

「助かりました……」

「なんとか逃れることができたようだな」

(ふん、計画通り……!)

 安堵した。

 こんな経験初めてだったが、冷静になればなるほど優勢になるってもんだ。ちなみにソースはない。

「帰ろうか……」

 楓さんは俺の腕にしがみつき、夜の道を歩む……。

アハハ!

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