第十九章4 【アンサー・クリエイト/第10席戦1】4/芳一の嫁探し2
【芳一】が全くの役立たずなので、代わりに、
『はいはい~、並んでにゃぁ~。
【ダーリン】(【芳一】の事)の妻になりたい女はこっちに来て審査を受けてにゃぁ~。
条件としては、それなりに実力が無いと駄目にゃよぉ~』
と仕切る者がいた。
それは、【ピンク・シニョリーナ】と言う、【芳一】の元恋人【第3ベッド】の座を買い取った【上位超謎創想結師】だった。
ちょっと図々しい性格の彼女はすっかり奥さん気取りである。
彼女は完全に押しかけ女房である。
その横でサポートするのが【ピンク・シニョリーナ】の友達?で、【中位超謎創想結師】の【イエロー・ショコラティエール】だ。
友達という立場を利用して、ちゃっかり自分も妻候補になっている。
現在並んでいるのは、
【第1ベッド】の座を手にしている【数奇族】の双子の姉妹、【朝昼】と【夕夜】(2名で1人になっている)、
【第2ベッド】の【4体の群体最終兵器】である、【櫻花/櫻/春】、【PEACH/桃/夏】、【十六夜/月/秋】、【SCHNEE/雪/冬】、
の2組である。
この2組も【芳一】の【元カノ】の座が欲しいとして買い取っているため、妻になれると知って参加しない訳がなかった。
また、【ピンク・シニョリーナ】に触発されてか、同じ【上位超謎創想結師】の、
【黒髪の和装】/【ブラック・マドモアゼル】、
【茶髪のチャイナドレス】/【ブラウン・セニョリータ】、
【金髪のドレス】/【ゴールド・フロイライン】、
の3名も並んでいる。
この肉食女子達に触発されてか、【覇王杯/オーバーロード・カップ】でそれぞれ戦ったメンバーがちらほらと気になって様子を見ている。
だが、どこから聞きつけてきたのか?それ以外からも多数、集まっている様だ。
集まっているのは、
【右脳】/【金髪の少女/シェリア・プルスフィリア】、
【左脳】/【銀髪の少女/フェアリア・トゥルーヴェリティ】改め、【銀髪の少女/フェアリア・トゥルーヴェリティリア】、
【首/顔】/【【超造人間/姫超謎】の【ヴィナフェリア・エクセリア・トゥルーヴェリティ】、
【右脚】/【人造人間】の【赤毛そばかすの姉】/【ミリア・ニア・トゥルーヴェリティ】、
【左脚】/【人造人間】の【黒髪もち肌の妹】/【レリア・ニア・トゥルーヴェリティ】、
の5名(元々が、【ティシェルリア姫/ティシェル姫】の一部)、
【河池 祈清】、
【彩綾 絢】、
【浮重文 笙虚】、
【神宮姉妹】(姉/【神宮 美彩】と妹/【神宮 雛鞠】)、
【仁愛・ティシェイナリア】
【唯野 芳果/4体目の御神体】、
【唯野 芳寿/4体目の怨魔体】、
【万能識のフィナレエンデ/七無神】、
【化門】/【抜狐】の【姫都音】、
【化門】/【祟狸】の【譚抜祈】、
【龍虎狼族】/【族長】の【娘】【梁 雪玲日本名隠し名/神娘】、
【フィエーダ・シリラック】/ニックネームは、【ズィー】なので、【ズィー・フィエーダ】タイ/トランスジェンダー女性(心男身体女)、
【漫画家/ペンネーム 小鳥遊 聖良】/【石川 真緒】、
他にも名前の出ていない女性が百八十数名ほどが周りを囲っていた。
これが全員、【芳一】目当てだとすると凄い人気があると言えるだろう。
もちろん、婚姻目的では無く、興味本位で見に来た者も居るのは当然の事であるが。