表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
113/219

ダンジョンアイテム

小休止です

ダンジョンアイテムでギルド提出義務があるのは拡張袋だけ。後は各人の自由。


拡張袋

 容量無限では無い。

 時間経過はある。内部時間は十分の一。

 魔力を通すことによって対象物を収納する。これには必ず触らなければいけない。袋の口は小さいが最大で収容可能物までなら問題なく収容できる。

 出すのは必ず入れた人間で無ければならない。これは個人の魔力の違いだろうという推測がされている。

 集団で使う場合は、魔力を通した状態で一緒に拡張袋と収納物に触っていればいい。そうすれば誰かが取り出せる。

 魚類を含む動物や混沌獣は生きた状態では入れることが出来ない。

 保存袋に入れていても不可能。

 植物は可能。

 保存袋は入れることが出来るので、時間経過は保存袋の能力✕十倍になる。

 一辺の長さ以上でも対角線に収まれば収納可能。

 入らない物は入れられないので、中身を全部入れ直して並べ替えることもよく有る。

 内部はどうなっているのか分からない。


 液体以外は容積一杯に各種物資を入れることは出来ないので、何らかの保護空間が物資ごとに存在し重ならないと推測される。


 色柄は様々。恥ずかしい柄や色だとカバーをする者も多い。


 使用期間は決まっている。その期間内は破損することは無い。

 使用期間が有るため無制限には増えない。

 微増という感じである。


 魔道具職人には作れない。

 魔道具職人が製作可能に成れば大金持ちと伯爵級の襲爵間違いなしと言われる。


 出現確率が合計で100%を超えるのは集計上の問題


 ダンジョンで出た場合は必ずギルドに提出する義務が有る。

 違反した場合は重罪。

 クランに加盟していない四級以下の冒険者と冒険者以外の商人や役人・貴族等が所有しようとした場合、五級冒険者と同等の倫理教育がなされる。倫理試験に合格しないと所有できない。

 クラン加盟の冒険者は四級以下でも使用可能。倫理教育は受けるがその程度は軽い。

 それでも違法な使用をする者は絶えない。


 違法使用が疑われる場合、ギルドには強制排出できる魔道具がある。強制排出させるにはギルドと国の許可が必要。

 この魔道具は違法使用に嘆いた人間が神殿で祈った時、神託がありダンジョンで発見された。複数有るが数は多くない。

 これから拡張袋は神様が作っている説が人間の間では確定。



 ポーチ 縦五センチ横十センチ厚み三センチのベルト穴付きの親切設計

     容量  一辺一メートルの立方体

     使用期間 百年

     出現確率 45%


 小   縦十センチ横十センチの袋、やはりベルト穴付きの親切設計

     容量 一辺二メートルの立方体

     使用期間 百年

     出現確率 49%


 中   縦十センチ横二十センチの袋、これもベルト穴付きの親切設計 

     容量 一辺五メートルの立方体

     使用期間 三百年

     出現確率 5.9999%


 大   縦二十センチ横二十センチの袋、何故ベルト穴があるのか

     容量 一辺十メートルの立方体

     使用期間 五百年

     出現確率 0.0001%


 特大  縦四十センチ横四十センチの袋 ベルト穴は無いが紐は付いている

     容量 一辺五十メートルの立方体

     使用期間 一千年

     内部時間経過が百分の一

     出現確率 0.000001%


 極大  縦五十センチ横五十センチ厚さ十センチのバッグ形状

       紐と固定用の穴は有る

     容量 一辺百メートルの立方体の容積

       合計でそれ以下ならどのような形状でもOK

     使用期間 最初の発見後一千年近く経っているが問題なし

     内部時間経過が一千分の一

     出現確率 出れば奇跡 



 ポーチと小は五級以上の冒険者ならたいていは持っている。(注)


 中なら家宝レベル。仕事に困らない。


 大  持っていると代々役人が務められる。国やギルドからの勧誘が強い。

    商人や貴族家からの勧誘ももちろん多い。


 特大 貴族としての義務の無い騎士爵及び男爵相当の年金と交換に

    国に提出させられる。

    年金は使用期間中ずっと。

    法律で決まっており強制に近い。爵位の拒否は可能


 極大 貴族としての義務の無い男爵位及び子爵相当の年金と交換に

    国に提出させられる。

    年金は使用期間中ずっと。

    法律で決まっており強制に近い。爵位の拒否は可能。

 


保存袋

 ダンジョンでも出るが、魔道具職人が製作可能。

 何故か極小は製作不能。

 魔道具職人が製作可能なのは時間経過五十分の一くらいまで。

 もちろん時間経過が少ない方が高い。

 これは使用する素材や職人の腕前に左右される。

 魔道具職人が製作した物は普通に破損する。

 大きさも実物大である。

 魔道具職人が製作した物は魔力を込めなくても使用できる。

 

 以下ダンジョン産出分。

 出現量は拡張袋よりも多い。五倍くらいか?

 使い方は拡張袋と同じだが誰でも出し入れ可能。

 色柄豊富なのも同じ。

 中以上の袋は二十センチ角の箱入りアイテムとして見つかる。親切である。


 保存布 風呂敷みたいな?時間経過は布にデカデカと書いてある

     包みきれない場合ははみ出し部分の量で時間経過が決まる。

     二メートル四方の布 

     時間経過はまちまち、五分の一から二百分の一まで。

     液は容器をしっかり密閉しないと斜めになった時、零れる。

     よく出る。

     使用期間 百年。

     色柄は様々。


挿絵(By みてみん)


 保存袋 最初から袋 時間経過が書いてあるのは布と同じ。

     袋口を締めきらないと時間経過が早くなる。

     袋口は紐が付いている。

     どんなに傾けても振り回しても、中身は無事なのが不思議。

     動物や混沌獣は生きた状態では入れることが出来ない。

     植物と魚介類は生きた状態でも入れることが可能。

     色柄は様々。恥ずかしい柄や色だとカバーをする者も多い。

     取り扱い人員の固定化は無いので誰でも出し入れ可能。


 極小 五十センチ四方の袋 内容積は袋の大きさだけ 通称弁当入れ 

    何故か時間経過は百分の一しか出ない

    大きな特徴として保温が出来る。他の保存袋には保温は無い

    外部に内部の温度が伝わらない。外部の温度に左右されない

    弁当入れの由来である

    熱い物と冷たい物を一緒にすると悲惨であるので

    気を付けないと大変なことになる

    使用期間 百年

    出現確率 45%


 小  一辺二メートルの袋

    時間経過 五十分の一以上一千分の一まで

    使用期間 百年

    出現確率 49%


 中  一辺五メートルの袋 口は一メートルおきの紐で縛る

    時間経過 百分の一以上一千分の一まで

    使用期間 三百年

    出現確率 5.9999%


 大  一辺十メートルの袋 口は一メートルおきの紐で縛る

    時間経過 五百分の一以上五千分の一まで

    使用期間 五百年

    出現確率 0.0001%


 特大 一辺五十メートルの袋 口は一メートルおきの紐で縛る

    時間経過 五百分の一以上一万分の一

    使用期間 一千年

    出現確率 0.000001%


 極大 一辺百メートルの袋 口は一メートルおきの紐で縛る

    時間経過 二千分の一以上百万分の一まで 

    使用期間 最初の発見後一千年近く経っているが問題なし

    出現確率 出れば奇跡 



拡張袋と保存袋を一緒にしろと言う声は大きい。

「だが断る」と神の神託が有ったという。


時間経過の早い小よりも極小の方が人気がある。

特大と極大を見つけた場合の扱いは拡張袋と同じ。

時間経過によって年金に違いは有るが御貴族様と左団扇である。 



 薬草

草原部分では普通に生えている。

洞窟部分でも希に生えている。部屋でアイテムとして見つかる。有った場合は十本一束という形で見つかる。

迷路部分ではアイテムとして見つかる。通路には無い。部屋に入って探す必要がある。有った場合は十本一束という形で見つかる。


 ポーション

アイテムとして見つかる。ビン入り。

 ビンにどういうポーションかラベルが有り書いてある。何故かこれは親切。有効期限はラベルに書いてある。使うとラベルが消える超絶親切設計。

 ビンはクリスタルらしいが正確には不明で有り強度も高く再使用も可能という有難いビンで有る。ビンの使用期限は五十年。壊れないわけでは無いが鉄並みの強度が有る。

 傷薬は弱・並・強が有り、多数出るが並までは普通に薬師が調合できるので余り有難みは無い。強はそこそこ出る程度。これも混沌領域やダンジョンでしか取れない材料で製作が可能。

 それ以外には滅多に出ないが切断された手足や視力を失った目が復活するという究極が有る。究極はダンジョンでしかお目にかかれないし人類では作れない。

 病気薬も弱・並・強が有り、傷薬と同じで調合は可能。やはり究極が有る。末期の病気からも回復する。普通はそこまで酷く進行する前に普通の薬を飲んで治してしまう。

 傷薬、病気薬共に究極はかなり高値で売れる。

 解毒薬も弱・並・強が有る。これも薬師が調合可能である。同じく究極が有る。究極は最高級の解呪薬としての効能も有るため傷薬・病気薬以上の高値が付く。

 解呪薬も弱・並・強があり、調合可能なのは同じ。究極は解毒薬としても究極に近い。


 

 武器・防具など武具一般

アイテムとして見つかる。

ゴミレベルから神器レベルまで色々。もちろん呪われし武具も有り解呪薬のお世話になる。

ボラールの武具はダンジョン品と比較しても中級品だが、上の方は色々とおかしい。

その上級品である特殊金属のアレナク、ダガル、イソノンはダンジョン内でのみ採掘されるかアイテムとして取得される。

アレナクのナイフはボラールの防具をたやすく切り裂く。

ダガルはそのアレナクよりも強い。

イソノンは更に上だ。

それら金属を鍛え加工するのは、ダンジョン産の魔道具・工具類だ。人類の技術では加工できない。



武具の名前が・・・・ブグゥ

魔法の呪文と同じで心に堪える

と言う事で今のところ武具に名前が有りません


上級金属はアレですよ。イソノンはオリハルコンや緋緋色金相当かな。

某作品からお借りしました。なろう内ではありません。


注 東大陸には沢山在りますが、南大陸ではダンジョン探索が盛んでは無かったため東大陸の百分の一くらいです。

カラン村にも有りますが、重要物資を入れてあるため他用途には使えません。


次回 二月九日 05:00予定



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ