授業
いやね、四コマとかにしたかったんですよ。
でも無理だったんで、せめて絵でもと思ったんですがそれも面倒でした。
で、ギャグと萌の要素くらい残しとこうと思ったんですが、それは単純に無理でした。
なのでね、だったら道徳的なのをと思ったんですよ。
でもね、首が痛くて痛くて、もう寝るしかないって感じで。
だからこんな状態になっちゃいました…てへぺろ。
まずは悪魔から、それが一番人に近く、理解の容易いものだからね。
悪魔の真髄は支配。
しかしそれを悪と言うのなら人もたま。
次に天使とは、神の声を聞く者達。
正しくば神の声を盗み聞いた者達。
そして神とは全てを肯定した者。
だが神は、神自身すらも、神を神と認識しない。
悪魔とは、我がために我に今日を、
天使とは、神がために皆へ明日を、
神とは、誰がためでもなく全てを、欲した者達だ。
そして我等生物はそれらを利用し生きている。
神が全てを望んだが為に天使は、同じ事の起こらぬ明日を作った。
しかし神は全てを、つまり無をも望んだ。
それを知る術などないというのに。
ただ天使ならあるいは。
故に天使は明日を作る。
いつか全てが生まれ、消えゆくのを求めて。
悪魔はある意味では確かに生きている。
天使は理と言うに等しく、だが意志を持つ。
神は認識するのみ。
「分かったかい?ほむほむよ。」
「全然、だって神様にも意志はあるんでしょ?」
「え、うんまあ、天使が言うにはね。」
「んー、分かんないよやっぱり。」
「そうかぁ、ほむほむは可愛いなぁ。」
「ロードも意味分かんないよ。ほむほむじゃないしさ。」
「へーそう。」
「そうだよ。ちゃんと言えるようになったもん。エマーネ・シーリアス・シャジ」
「あーもう分かった、略してシャラルでしょ。うん。分かってるから。」
「なんか今日のロード冷たい。」
「そんな彼女みたいなこと言うなよぉ。惚れちゃうだろ?」
「…」
「ごめんなさい。」
「うん」
「うんって…もう、じゃあ、次の授業ね。」
「うん」