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スライムキラー誕生!?

ようやく、冒険出来る?

あらすじ


こまけぇーことはいいんだよ。と主人公が、

その日あったことをなかった事にしようとする。(大嘘


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


チュン、チュン。


眠い後30分・・・。


コケコッコー!!!


まだまだいける後30分。


チュンチュン!!


ドン!?ドンっ!?


二匹の小鳥の、

窓ガラスへのバードストライク。



流石に二度寝するのは諦めた。清々しい朝だな。(白目

(窓ガラスに鳥の羽がついてる・・・・)


小鳥のさえずりとともに、(脚色あり

朝のまどろみから抜け出すように、起床した。



さて、昨日の出来事で、重要そうな事をとりあえず

まとめてみた。


1.無職から冒険者へ(ただし仕事はない)

2.ゴールド(お金)について調べる

3.そうだ、北へ行こう(セカンドベルの塔へ向かう。)

4.自分のレベルでも塔の攻略が出来る?

5.街の人の反応がリアルすぎる。


ってところだろうか。


無職に関しては、とりあえず冒険者の肩書きがあれば

無職と罵られることはないだろう。


まずは、資金の問題。


自分がこっちの世界に転送されてから

一回も戦闘をしていないにもかかわらず。

お金を持っていた。


というより必要な場面で勝手にゴールドが出てきた。


となると、だ。


またもや、アレ(説明書)の出番の訳で。

ゴールドについての記述を探そう。


説明書は、ゴールドの情報の記載されている

ページを開いたまま出てきた。


ふむふむ、この世界では、モンスターを倒すと。

ゴールドがそのまま手に入る。システムで、

ログを見ればいくらゴールド手に入ったか、経験値など

戦闘状況などもログで見れると。

あと、ゴールドは、アイテムボックスの中に収納されているので確認可能と。


[ログ]と単語を発すると、視界に半透明で、ログが表示された。

全画面ログが表示されて見づらいため、

文字列、二行分くらいまでログ縮小とイメージしたら。

上手くいった。


ああ、ログを辿ると、自分がこの世界に転送されるまでに稼いだ

ゴールドがそこそこあるみたいだ・・・。


ゴールドの件、ログの件もそうこの説明書は。


もしかして、必要と思った情報はそのままページ開いて出してくれる

高機能・・・説明書!?


だか重い、厚い。

残念・・・説明書さんは高機能とは言いがたいみたいです。


と、ゴールドに関してはよく理解できた。


次に街の人の反応だ。

単なるRPGなら 道の真ん中で読書しながら発狂しようが、

白い目で見られることはないだろうし。


ギルドのお姉さんに抱きついても、何の問題もないはずだ。


(MMOのゲームの◯パッチ当てて、ギルド職員を

ガン見する等業の深いことをしてもBANはされなかった。

だから大丈夫・・・・。)


そう、単なるRPGならね・・・。


だが、この世界はRPGとは違い、街の人が生きている?

いやいや、一応これはゲームの世界だよな・・・。

街の人は皆、

各人AIみたいなものがある?いやそのまま生きている?


それによって不正などに対しての自浄作用もあるってところだろうか。


まぁ、結論は下手やれないってことだね。



後は、

セカンドベルの塔に関しちゃいけばわかるだろ。

装備整えて塔への旅の準備だ・・・。


自分の部屋から出て宿屋の入り口で、チェックアウトをお願いしようとすると。

宿屋の主人から、


「よく眠れたかい。今日も一日やることやってきな。」


右手を握って。グッと。やって。やる気アピール。

「はい、いってきます!!」


そうして宿屋から出た。


なんでこの宿が人気なのかよーくわかったよ。

安さだけじゃなく・・・。


この宿屋の周りに、


・道具屋

・防具屋

・武器屋


と揃ってやがる。


そりゃ、人気だわ・・・。と乾いた笑いが出てしまった。


1時間ひたすら、スライム狩りをしていた結果

600ゴールドを所持していた。



宿屋が、一泊6Gだから100回泊まれる。


と思っていたが、レベルという、利を活かすべきと考えた。

レベルの上昇値を利用して、

ゲームでは初期装備でスライムを屠ってきた訳で。


装備を整えさえすれば、

それほど危険はないのではないかと

これが定番の、RPGならと容易に想像できた。




まず、行ったお店は。

防具屋。


初期装備のお約束、

木や皮の装備がメインで揃えられていた。


お店の奥の方に、普通に鉄装備も置いてあって

序盤からこんなに強い装備置いててもいいのか?思いつつも。


身を守るものだ、極力良いものを買いたいとこである。


値段は、鉄の鎧450ゴールド


これを買うと、初期装備のバランスが悪くなること請け合いだ。


よし、試着させてもらおう。


と店員さんに頼み試着させてもらったが。


うっ・・・動けない。


店員さんに笑われた。


「お客様ですとそうですね、同じ鉄製でもこちらの、鎖かたびら

がオススメですよ」


鎖かたびら 280ゴールド。


試しに試着したが問題なかったので購入。


後は、盾を皮や木製の盾で防御が出来る気がしないので。


盾は、小さめの鉄製のスモールバックラーを140ゴールドで購入。


頭は、皮の帽子を70ゴールドで購入した。


店員が元気な声で

「ありがとうございした。」


と言ってくれ防具屋を後にする。


次に、入ったのは武器屋、


「よっ、にーちゃん武器こそ冒険者の命だぜ良いもん買ってくれよ!」

と即に声かけられた。


あっ、防具屋で使いすぎたかもしれないゴールドが110しか残ってない。


気になったのは、鉄の剣 320ゴールド

当然買えない。


ナイフだと、リーチが足りないため。被弾の確率が増えるからできれば

現在の初期ナイフから装備を切り替えたかった。


「このナイフを下取りでいくらで買い取ってらますか?」


と聞いてみると。


「30ゴールドってとこかねぇ」


答えが。


となると。


銅の剣100ゴールド


銅の槍120ゴールド


がめぼしい感じだな。どっちにするか。


道具屋に行かないなら槍一択だが、道具も揃えたいので剣を選んだ。


「まいどあり。にーちゃん」

「よっにーちゃん、装備品は装備しないと効果出ないんだぜ。気をつけな。」


とRPGでよくあるお約束セリフを言われてしまった。


そんないうたかて、すでに防具は着てる武器持ってるし装備になってるやろと思いきや。


装備欄確認したら、装備扱いになってなかった。


あ、あぶねえ。・・・。


装備をつけてみたら、今までより装備が体に馴染む感じがした・・・。

鉄の鎧、装備できなかったのって・・・もしかしてこれが理由だった?


と、色々と反省させられ道具屋へ向かった。


道具屋では残り40ゴールドで

回復剤を買えるだけ買った。(5個)


よし、所持金0ゴールド・・・。


ログに、[無一文]の称号を手に入れたと。

表示された。


称号?なんじゃそりゃ?

そんなんは後々、

スライムから逃げた、レベル6冒険者

今こそ、憎きスライムにリベンジじゃ!!


街の入り口まで移動して、門番のオッチャンを見つけた。


「オッチャン見とけよー、俺の実力見せてやんよ!!」


(状況が理解できると急に強気になる人っていますよね。)


「まあ、無理ないように頑張んな。」


俺は、門から出て。北を目指す事にした。


さあ、スライム出て来いやぁー!!


「俺のデュランダル(銅の剣)が火を噴くぜ。」


とポンコツの鏡なロールプレイをしていたら。


ズ、ずるー。と 二匹のスライムが!!


えー。複数?

どうしよう・・・・。

(少しでも状況悪くなると日和る人っていますよね。)


スライムAが強襲してきた!!


急な飛びつきにびっくりした自分、体の反応のまま、

スモールシールドでスライム叩き落とす。(スタン判定入る


スライムが足を止めている。(足ないけど・・・。


チャンス!?


そのまま、剣をスライムへ突き刺す。


スライムが消え去った。


スライムBが、こちらの様子を見ている。


一匹なら、いける!!と強気に攻撃。


何の問題もなく倒せた。


ログに、4の経験と6ゴールド獲得と表示されていた。


俺は、600ゴールド持っていた俺は、スライムを200匹倒していたのか!?

(盛大に勘違い、実は初回プレイボーナスで300ゴールドはプレゼントされています)


ははは、俺のことをスライムキラーと呼びたまへ。

と超調子にのる俺。


絶対これはやらかすパターンですね。


ですが、

スライム以外のモンスターは出てこず、

モンスターを狩りつつ北へ北へと進むと。


セカンドベルの塔が見えた。

北へいこうらんららん。

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