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ボスドロップ

翌日、


リー君、ジョンの二人が、戻ってきた。


この世界(リ・アース)に、PTが揃ったため。


ユキによる、酒場へ、

全員集合の号令がかかった。


「アンタら全員、このゲームの知識が足りなすぎ!」

「探索出る前に、一度お勉強ね」


と、説明書を出してアピールする。


「仕方無いですよね・・・」


リー君は、現状を、理解した上で納得したみたい。


「オウ、勉強嫌デース!」


ユキに睨まれるジョン。


「オウ」


「ジョン、諦めろああなったら強制だ。」

と、俺はジョンをなだめた。


「準備とか、俺がしておくから安心して勉強に励んでくれ。

俺は、お前らがいない間に勉強させられた。」(白目


と俺が言ったら。即答で


「ハァ?アンタに何言ってんの?勉強の成果もあって、

有用な情報を得られたのよね。」


「うぐぐぐ」


「私、一度現実に帰るから、明日戻ってくるけど」

「アンタ、二人に基本的な事教えときなさいよ」


ユキは俺に付き合ってほぼ、現実帰ってないし。


ほぼ、毎日といったペースで付き合わせてるし。


仕方ないかぁ・・・。


「わかった。ある程度までは、二人に教えとく。」


「それじゃ、二人とも頑張りなさいよ。」


と言って、ユキはこの場から離れていった。


「じゃあ、二人とも。説明書出してみて。」


二人が説明書を出した後に、


俺も説明書を出した。


「見比べてみたらわかると思うけど、これ君達の説明書と同じものなんだ。」

「君達の説明書はまだ分厚いけど、俺の説明書は薄いでしょ」

「簡単に、いえば。 読んだ分は、ページが少なくなっていく。」

「ページが減っていないと、勉強していないとバレる鬼仕様だ!」


ジョンが、げんなりとした表情を見せる。


「もう一度、見直したい時とかは?」

リー君が質問してきた。


「あー、それね。はい。」


再び、厚くなったら説明書を手に取る。


「もう一度、読み直したいとか、そんな感じて思って

説明書取り出せば勝手に対応してくれるよ」

「で、探索で重要になりそうな点を君達に教えるのが今回の勉強会」

「実践も大事だけど、座学も大事よ。

ユキに至ってはこの説明書を攻略本扱いしてるし。」


と俺は、言った。


「オウ、仕方ないデスネー。」

「強くなるためなら、やります。」


と言葉を返してきた。


まぁ、なんとかなりそうだな・・・。


割と真面目な、座学となった。

集中していたため、時間は早くすぎていった。


ユキが、帰ってきて

「アンタら、まだ勉強してたの?もう、夜よ。」


「え?」

「通りで、腹減ってたわけだ。・・・」

「あ、それとユキお帰り。」


「まぁ、アンタ達頑張ったみたいだし、夜御飯は私が奢ってあげるわ。」


「やった。」

一同タダ飯に喜ぶ・・・。


「そのかわり明日は、倍働かすけど。」


「ヒィ!!」

一同ユキの一言に恐怖する。


と、空気も切り替わったので。


「ということで、今日はしっかり食べて

明日からの探索にと備えます。」


「今日は、ユキの奢りだ、しっかり食べて、飲みまくろう。乾杯!!」


俺が音頭をとってまとめる。


内心は、明日が怖いけど・・・。とか思ってたりしてませんよ。(白目


酒場での、食事が終わり、

各自宿屋の部屋へ帰って行った。


明日は四人PTでの初探索だ、頑張ろう等と考えていたら。

俺は、ベッドで眠りについていた。


ちゅんちゅん。


後30分・・・。


と、二度寝しようとしたら。


叩き起こされた。


「みんな、待ってるんだから二度寝とかさせないわよ。」

「おっと、すまんすまん。すぐ来るから待ってて。」


俺は、慌てて起きて。探索に出る準備をした。


「いやぁ、申し訳ない。朝は弱くて・・・」


と、仕切り直して。


「ユキ、今日はどんな感じで行くつもりだい」


「そうねぇ、新加入 の、

ジョンさん動きとかみつつ、リー君との連携取りながら

31層へ進む感じかしらね。」


「もしかして、一日で、31階まで?」


「スピードアップ切らさなければ、いけるでしょ。マップも解放してるし。」


「あのぉ、ユキさんつかぬ事をお聞きしますが、

倍働かせるってのは。俺に対して?」


「当然じゃない。」


「ヒィ・・・」


と経緯があったが。


各自、買い物を済ませて。


今回はMP回復剤を価格違いの三種類購入している。


探索開始となった。


ダンジョンへ入り、簡単な戦闘を繰り返しながら。

PTの、連携を高めて行く。



各自21階のボスは倒しているわけで・・・。

それほど苦労もなくサクサクと探索は進んで行った。


「そういえば、ジョン、君は、一人で、どこの階まで探索出来たんだい?」


「27階ネー。」


「へぇ、23~25階一人で抜けたのか。」


「あー、ゴーストは属性攻撃で強引にまとめて倒したね。」


「ぬぐぐぐ」


と、リー君がゴーストに、苦戦したのを思い出し唸っていた。


それなら、31階層のボスまでは、皆大丈夫、そうだね。


ちなみに、現在のPTのレベルは


ファウスト28


ユキ27


リー23


ジョン24


である。


俺のPTだと、

死亡回数の差がレベルの差と言って良さそうだ。


さて、31階へ行く階段前で。


ボスの対策会議を行う。


ジョンが、多少、作戦無視の特攻をする場合があり。

念を置いて注意、しといた。


主な、作戦は前回と同じで。


ユキがタンクしつつ、


もし掴まれた場合は、リー君が足を切り落とす。


俺が、後衛から、支援をしつつ。MP回復剤を使って

サンダーボルトを打つ。


そこのタイミングでリー君がイカの足を切り落として行くのが前回の作戦。


まぁ、このタイミングで、ジョンにスキル使って本体へ攻撃してもらう感じかな。


前回より、レベルも上がってるし。


多少は、楽になってるだろう。と思ってたら。


PT人数が、増えているおかげもあり。


すごく楽になっていた。


ボスモンスター討伐


大王イカを倒した。


大王イカの魔石を獲得。



えっ!!ボスレア?


「大王イカの魔石手に入れたんだけど・・・」



一同、「えーーーーーー!!」


「アンタどんだけ、なのよこの前10個位魔石拾ったって言ってたし。」

「私が、聞いてた時から3つ以上増えてたし・・・」


「で、大王イカの魔石の効果はどうなのよ」



大王イカの魔石: 武器 用


二回攻撃が可能


って、これ、はや◯さの剣やれる奴だ。


「武器用、二回攻撃が可能になる・・・」


リー君が、やけに、羨ましそうな目でこちらを見ている。


この世界はPT組んでいても、各自にドロップが算出されるから

結局は自分の運次第なのである。


PTの共有で、アイテムをとなると全員のドロップを集める必要があり。

ものすごく面倒になるので。

ドロップのごまかしなどの温床になるので。


レアアイテムなどは、ドロップさせた人、拾った奴のモノ。

って感じだ。


「うーん。神様言ってたけどさ、LUKがレア運に影響あるってさ。」


「LUKはないよなぁ・・・。」

と三人がいう。


「魔石に関しては、俺らの目標が99階の踏破な訳で。」

「正直、魔石を君達にタイミングを見て、君達に、譲っていいくらい考えてるから・・・。」


「おぉ。」

とジョンとリー君が驚いた。


「六人しかいないんだし、流通も何もないでしょ。」

「だけど、譲るとしても今はその時じゃない・・・。」

「LUKなんて、物好きなパラメータ育てるのは、俺だけでいいから。

君達は、君達が最高に楽しめると思える育成すると良いよ。」


(ちなみに、六人の中で、現状LUKを振っているのはファウストのみである。)


「さぁ、キャンプの準備するよ!!」


キャンプの準備をして、皆に、クリアのスキル(魔法)をかけ

食事をしてその日の探索は終了した。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ジョンの装備


武器:鋼鉄の手甲×2

(店売り)


防具:派手な衣装

(店売り)

アクセ1:なし


アクセ2:なし



正義の特徴:

(武器防具は少ないが、職業によるステータスボーナスが高い。)

デメリット:(盾使用不可)


リーの装備


武器:青龍偃月刀(両手武器

(唯一品)


(エンドコンテンツの性能、更に、ボス特攻、サイズ別 大中小に対特攻)

(更に多少であるが防御力がある・破壊不可)

(スキル使用不可、盾装備不可)


防具:

鋼鉄の鎧

(店売り)


アクセ1:なし

アクセ2:なし


武神の特徴:(エンドコンテンツ級の武器が転職と同時にもらえる。)

(この武器を扱うためには、スキルが必要。転職の時点で獲得する。)


デメリット:

(職業によるステータスボーナスがない。)

(スキル使用不可。両手武器の為盾の使用不可)















































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