恐怖の大王現る(大嘘
現在のレベル
ファウストLV26
死亡回数0
ユキLV25
死亡回数2
(チュートリアルで一回、11階で一回)
リーLv18
死亡回数6
(23~25階ゴーストによる死亡)
30階で手に入る
予定でした、[持ち帰りの箱]ですが。
31階のボスモンスタードロップへ設定を変えます。
水中ステージですが、普通にスキル(魔法は使用可能です)
重要なのは、属性のみです。
火《水
水《風 ・雷
風《土
土《火
のよくある五行のアレです。
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俺達三人PTは、31階へ向かった。
「大きいなぁ・・・倒せるかな。」
「食べれるかしら・・・。」
「流石に、大味だろ。」
まともな発言を言ってる一人と見当違いな事を言う2人。
モンスターはこちらに気づいてない・・・。
「よし、あのイカどうするか。」
「相手気づいてない、一旦30階で作戦立て直そう。」
意気込んで、31階へ来たがボスを見て再度作戦の立て直しとなった。
「戻ろう。」
30階へ戻った。
31階は、でっかいイカだ。俗に言う大王イカってヤツか?
腕の本数も多いし、どうしたもんかね。
作戦1 前衛2で(俺とユキで)攻撃を耐えて。
リーがイカの足を一本ずつ切り落としていく。
作戦2 ユキが前衛で華麗に避けることを期待。
ユキが、捕まった場合は、
リーがイカの足を切り落とす。
リーが、隙を見て、本体や、足への攻撃をする。
俺はサポート。サンダーボルトLV1での速射でユキへ攻撃が来る際の妨害。
作戦3 ガンガンいこうぜ。(すでに作戦ですらない。
まぁ、妥当なのは、2か?
ボスとは、いえ、回避前提の、1VS1ではあるんだし。
ユキなら、なんとかなるだろ。
(女性プレイヤーに、触手の餌食となれと、采配する鬼畜主人公である。)
「他意は、ないのよね?」
とユキに聞かれた。
「ん?俺が全然出ても破られるのが確定してるし。」
「リー君は残念ながら論外・・・。」
「相手の手数を減らしつつ、やれるって意味でこっちにしたけど?」
メイン火力をリー君任せってのも、まだ不安があるので
前衛2という作戦は選ばなかった。
という流れで作戦が決まった。
前衛
ユキ
中衛
リー
後衛
俺
の配置で戦闘に入ることになった。
「あっ、それと開幕距離ありそうなら俺が、魔法ぶち込んでからスタートな。」
「それじゃ、行くぞ」
PTへ[スピードアップ]と[祝福]をかけて、31階へリベンジするのであった。
「さっきと、同じ場所にいるな。」
「ユキ、リー君前線維持、頼んだよ!!」
開幕の挨拶がわりに俺は、
サンダーボルト LV10を詠唱した。
・・・・・・・・!
・・・・・。
大王イカがこちらに気づいて寄ってきた。
けど遅い。
「さぁ!!戦闘開始だ!!サンダーボルト!!」
雷が、大王イカに直撃する。
当然、一撃で倒せるほどは、甘くはない・・・。
ユキが、大王イカへ接近してタゲ取り。
大王イカには、
十本の足はあるが、攻撃に使って来るのは多くてもユキを3~4本で攻撃している。
(正確にいうと十本のうち二本は、腕らしいが。)
完全にかわし切る、とまではいかないが捕まることは、ないレベルで
ユキは攻撃を避けている。
「ユキ、その調子で!!」
「リー君、タイミング見つけて、そいつの足減らしていって!!」
ユキのHPはこまめに、ヒールして、スピードアップだけは死んでも切らすなよ俺!!
リー君が、攻撃に出るタイミングに躊躇して、動けずにいる。
足を減らさなきゃ、結局後手に回るので。
これは良くないな・・・。
支援と回復する程度だったら、余裕はあるが攻撃までするとなると。MPに自信がない。
MP回復剤飲むしかないよなぁ。(まずいからあんまり飲みたくないのよな。
「リー君、俺がユキへ、ヒール、スピードアップの順に支援かけてそのあとにそのイカに
攻撃打つからそれに合わせて攻撃な!!リー君君の火力に期待してる。」
というと。
「お、おう。」
「ユキ、引き続きたのむよ!!」
「早く終わらせなさいよ。」
「わかったわかった。」
「スピードアップ」「ヒール」「「サンダーボルト」を立て続けに打って。
MP回復剤を飲む
「まずい・・・」
リー君が、偃月刀を振り攻撃。
コントロールが難しいのか、そのまま大王イカの胴の部分に偃月刀がめり込む。
「リー君、足、だよ足狙って。」
二セット目行くぞ俺。
三セット目(・・・。
四セット目
「くっそ!!まずいもう一杯!!」
五セット目
「もうこれで勘弁してくれませんかね・・・。(白目」
・・・・。
リー君が、こちらを可哀想な目で見ている。
足残り6本・・・。
「ユキさーん、6本になったから回避もう大丈夫だったりしません?」
「あと4本位回復ポーション飲んでみたら?」
「おおう、やってやろうじゃねーか!!」
そこから、めっちゃ、MP回復剤を飲んだ。
「ご苦労さーん」と言って。
イカの足が二本になった瞬間に、
ユキが
二刀で、大王イカを切り刻んだ。
ログが流れる。
ボスモンスター討伐!!
大王イカを倒した。
「持ち帰りの箱」を手に入れた。
ボスモンスターの復活は1日後になります。
ファウストのレベルが27になった。
ユキのレベルが26になった。
リーのレベルが20になった。
「やったわね。」
「やったー!!」
二人に向かって手で静止をかけ。
「気持ち悪い・・・ぐえ」
俺はダッシュで、一人30階へ降り 吐いてきた。
31階へ戻ってきた俺は、
「なんだよ、アレ続けて飲むとありえないくらいには不味く感じる。」
「もう4本目位から拷問の類かと・・・。」
「ご愁傷様ー、頑張って魔法職君」
ユキがケタケタと笑いながら言ってきた。
「リー君、後生だ、お願いだから、DEXに振ってくれ。」
「あっ、はい」
すごい申し訳なさそうな顔してる。
「レベル上がったよな。もしかしてDEX一切振ってない?」
「はい。」
・・・・・・。
MP回復剤が軽く恐怖、いやトラウマになりかけた。
どんよりとなった俺の顔を見て、
「次は、振ります、安心してください。」
大王イカより、MP回復剤に恐怖を感じたが、
無事?31階のボスモンスター討伐となった。
ボス討伐の恒例奥の部屋で光の柱が、輝いていた。
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MP回復剤は、
一本位の使用は問題ないが、体に成分が残っている間使用すると。
ギリ我慢できる不味さが、
どんどん悪化していくという。 素敵仕様である。
ちなみに、MP回復剤は、
回復量は同じではあるが、
主人公購入品100G
ユキが使ってくれた品500G
1000G・5000Gと
金額が上がるごとに味が良くなっていく。
一度、続けて使ったことがあったが、
500G→100Gと別アイテム扱いであったため我慢できた。




