21階
1階から20階の往復を1日で
達成できるようになった。PT一行。
「脱出の書」を量産し、ついでにレベル上げと資金上げを繰り返した。
一人でやれば苦痛でもPT組んでたら、割と楽しいもんです。
ちなみに、ジョンは21層のボスに苦戦中。
タクトとユウヤ組は、自分らと同じく脱出の書を集めてる最中。
リーに至っては、連絡を聞こうともしない。
他メンバーの状況はこんな感じではある。
ちょくちょく連絡を入れて状況などを聞いている。
この、一週間で計6回の往復を繰り返しダンジョン探索を行った結果。
俺が21レベル ユキが20レベルと、順調に上がった。
今日は、21階のボス討伐の前の装備の準備や、道具の補充である。
ファウスト
装備
鋼鉄の剣
鋼鉄の盾
鎖かたびら
資金自体も15000程溜まっており。
ワンランク上の装備を買ういい機会だと思われる。
弱点とするなら。頭装備と、鎧か。
鎖かたびらって軽くインナーみたいな感じだから上に
軽めのプレートならつけれそうな気がする。
今回購入したのは
鋼鉄の兜
ライトプレート（金属製の胸当て）
マジックロッド
第ニ武器として、マジックロッドだ。
MP回復強化とINT上昇がついてる
優秀な武器だ。
マジックロッドにスロットが3つついてたので。
ここでブルースライムの魔石を合成させた。
（氷魔法の威力強化である）
ライトプレートに、フロッグマンの魔石を合成させた。
（HP+10%MP+10%と非常に優秀な鎧用の魔石だ）
実は、魔石が、２つ目が出たので、今回の装備につけている。
１つは、ユキに譲った。
マジックロッドが割と高く。6000ゴールド、
鋼鉄の兜が1200ゴールド
ライトプレートが3000ゴールドと結構な買い物をした。
ユキは自分なりに装備を揃えてるみたいだ。
俺と、同額は稼いでるわけだから。
きっと、今まで以上に強くなるだろう。
残りの、金額は消耗品と食料に充てることにする。
21階のボスに向かう準備ができた。
割と、時間をかけてクリアしているので他の連中が
先に言ってるかもしれないが。今回は安定を取ったので。
きっといけるはず。
「ユキ、21階の情報は」
「空白なんで分からないわよ。」
「だよなー。」
「行くだけ行ってみるか！！」
ダンジョンへ入りいつも通り20階へ向かったただし、
今回は脱出の書を取らずそのまま階段へ向かった。
21階の階段への階段前で小休止。
敵が来ないか、確認しながらの休憩だ。
無事休憩が取れたので、それじゃ行くかと。
警戒をしつつ、
21階へ移動する。
ん、取り巻きがハイオーク！！
ひときわデカいハイオークが中心にいるみたいだ。
［スピードアップ］［祝福］、PTに支援魔法をかける。
「ユキ、アイスストームを全力で打ち込むから。
アイツらをうまくあの辺りに、釣って組んないか？」
「取り巻き潰してから、体制を作っていこう。
一撃で、倒せたら、そのまま自分がタンクに入る。
取り巻きを倒し損ねたら、俺にタゲが来るから
弓で取り巻きを仕留めてくれ。」
「オッケー！！」
アイスストームLV10を詠唱開始する。
・・・・・・・・。
・・・・。よし！！いける！！
「行くぞユキ！！アイスストーム！！」
予定通り、一撃で取り巻きを潰せた！！
でっかいハイオークもとい、オークキングが
こちらを睨んできた。
やっぱり来るよなぁ。
武器を剣に持ち替え。
耐える準備をする！！
オークキングが斧を振り下ろす！！
盾でなんとか防いだが、かなりダメージが抜けて来る。
「ヒール」
「まだまだ！！」
ユキが後方から、弓を放つ。
タゲが変わろうとするとそれをこちらから攻撃して阻止する！！
レベルが上がっている分、やりやすくはなっているみたいだ。
そして、それを繰り返すが。流石にボスだ。
ただ、思ったよりダメが通ってないみたいだ。
余裕は、あるけど下手すると後手打つか？
「ユキ、ボス相手だが、タンク頼めるか！？」
「俺が後方から全力でアイスボルト打ち込むわ！」
と提案した。
「任せときなさい。そうそう喰らわないから！」
いつも通りのスイッチを行い。
俺は後方へ、ユキがタンク役を引き受けた。
ある程度距離をとってアイスボルトLv10を。放った！！
タゲがこちらに来るのをユキが阻止する。
もう一度だ！！
アイスボルト！！LV10
ボスモンスター討伐
ボスモンスターの復活は1日後になります。
オークキングを無事倒せた。
俺が22レベル ユキが21レベルへと成長した。
「一旦20階へ降りて、［脱出の書］取ってこよう。」
奥の部屋が光を放っていたがとりあえず無視して一度戻ることにした。
建物をや探しし。アイテムを手に入れ21階へ戻ってきた。
チュートリアルの時と同じような光が出てる。
もしかして。思ったら案の定だった。
また、どこかに飛ばされて。
神がふわふわと飛んで浮いていた。
おおう、
「今度は、お前たちが一番だ。」
ゆっくりやっていたつもりがいつのまにか、
先頭を走っていたみたいだ。
「今度、あったら殴ってやろうと思ってたが。
デスゲームでもないし。帰ろうと思えば帰れる仕様だったし。」
「殴るのはやめといてやる。」
まぁ、結構楽しんでるし・・・。
「ははは、私としても君達に楽しんでもらいたくて作ったゲームだ、
少しは楽しでもらえてるみたいだな。」
考えを読みやがったな。コイツ。
「さあ、ゲームクリアまで後10階。ここから先も、
面白いマップを用意してるからたのしみにしてくれたまへ」
というだけ行って、消えて行った。
そして、俺らも、元のボスマップに戻された。
ここから先へ進むために一度休憩の為
このマップを11階同様に、キャンプ地として使い。
休憩することにした。
