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いざ、16階へ

とても、静かなダンジョン内


ボスマップは撃破後1日はボスモンスターが

沸かない性質を利用し、

俺たちは、キャンプ地として、利用していた。



むぐぐぐ。

眠い・・・。二日続けて早起きしたので。


いつもの小鳥の鳴き声もなく静かだ。


あと30分・・・・。


あと30分・・・・。


あと30分・・・・。


「いい加減にしときなさいよ、早く、起きなきゃ

モンスターの剣で、あんたの頭カチ割られるわよ。」


と、ユキに叩き起こされた。


「あっ!!」


危険地帯で、キャンプしてることを実感した。

二度寝したら、死ぬ機能搭載・・・。


と、冗談はさておき。


「起きるから、ちと待って、あと着替えるから閉めてくれる?それとも見てるかい?」

朝一から、ユキにからかいをいれてみる。


「バカなんじゃないの。」

と言って思いっきり。閉められた。


「あー、言い損ねてたけど、あんたの二度寝のせいでタイムリミット後30分だから。」

「片付けもあるから、急ぎなよー 。」


「ちょっ!!」


時間のなさに、流石に動揺した。


ユキが盛大に笑っていた。


「あー、今のあんたにぴったりの言葉をあげる。」

「30秒で支度しな。、あははは!!」



10秒短いだろ・・・!!(本来は、40秒で支度しな。です。 )

鬼か。コイツは。



まぁ男の着替えなんてもんは、そんな時間かからないもんだが。

3分程で着替え終了した。


「思ったより、早かったじゃない。」

「早く、キャンプ用具片付けなさい、ご飯食べるよ。」


俺は、朝ごはんが二人分用意されているのに驚いた。


「あぁ。」


と頷いて。片付けをおわらせた。

終わらせるのを確認した ユキが、


「はい、よくできましたー。とからかってくる」


朝にからかったので、それの仕返しだろう。


そして、時計を見せてきた。

で、タイムリミットまで、後1時間 あった。

二度寝した俺も悪いが、最初から想定内でからかわれていたのだった。


ぬぐぐぐ。


朝から敗北した気分だ。


「何してんの、早くご飯食べるよ。」

とユキに言われ。


「ぐぬぬ、食べる。」


と言いながら俺は、朝食を取った。


朝食をとり終わり小休止を済ませ。


前回のオークアーチャー戦で

スピードアップのスキルを使ったんだが、

AGI増加と移動速度増加の効果があり。

これは、ダンジョン探索にも、利用できるのではないかと考えていた。


うまくいけば、時間短縮もできるし。

試してみようと考えていた。


「よし、再度、探索開始だ!!

探索を済ませた16階まで、は極力戦闘を控えて行こう。」

と、俺は出発の意思と提案をした。


「オッケー!」


とユキが答えたので、問題ないみたいだ。


12階の階段の前で、


「スピードアップ」をPTメンバーにかけた。

「前回試した、これ(スピードアップ)を試してみる。」


ユキがその提案に答えた。

「移動速度上げて、進むわけね。定番よね。」

「行きましょ」


俺は、首を縦に頷いた。


スピードアップで、移動速度が上がっているため、

多少はモンスターを引っ張っても、振り切れる。


戦闘をしないので、スピードアップを使っても移動してる間に

回復している。という。好循環していた。


まぁ、お約束なんだけどね・・・。


トレインもせず、戦闘を極力回避することに成功した。

オークアーチャーだけは、弓があるので3体ほどは始末したが。

他は上手く、回避できた。


今後も、この手は使うことにしよう。と考えていたら。


16階の階段前に着いた。


「コホン、ユキ君16階からの情報を頂けますかな?」


「どんな、設定なの、ソレ?」

とユキに呆れられた。


「16~17階は ゴブリンね。」

「18~19階は コボルト」

「20階は、ハイオークとオーク種」


モンスターの配置に疑問を持ったので聞いてみた。


「ゴブリンとか、弱くなって難易度下がってないか?」


ユキはこう答えた。


「単独だと弱いかも、しれないけどこの階層のゴブリンや

コボルトは集団で襲ってくるわ。」


「ゴブリンリーダーやゴブリンアーチャーなどの、種類もいるから

単体で襲ってきていた。オークより厄介かも。」


と、ユキに訂正されてしまった。


「20階のハイオークが厄介で、オーク族を従えて集団で襲ってくるわ。

ハイオークは火属性他のオーク種は土属性」


「火属性はオーク族には効くけど、ハイオークには効きにくいわ。」

「ハイオークには水、氷属性が有効よ。」


と、攻略本の知識をしっかりユキに、説明していただいた。


「20階前の階段で、一度作戦を練ろう・・・[脱出の書]もあるしな。」


俺達は、16階へ進み、初の集団戦を試みることとなった。



ーーーーーリザルトーーーーー


オークアーチャー x3


30ゴールド


所持金 1326+30 =1356ゴールド
























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