落とされる世界へ
既存のスキル合計値が決まっている異世界生活にドロップアウト。
やりくりをしつつ、唯一をめざすストーリー。
いつもの通勤途中、普段から遅延が多い路線を揺られていた。
普段よりは時間通りに出社出来るはずだった…。
…
…
ドンッ
(また人身かよ…)
この路線は日に数回何かにつけて遅延する、今回は人身事故である。
時間に毎日遅れ、上司から散々愚痴々々言われ、どんなに早く出社しても10分遅れならまだ良い方。
(また今日も遅刻か…良い加減この鉄道会社は対応考えろよな!)
ドンッ
(へ?)
止まっているのに全身を強く打たれた衝撃で意識が遠のく
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「お待ちしておりました、貴方が望んで居た世界にこれからご案内いたします。」
ちょっと何言っているかわからない…。
「えっと、状況ってか…望んでる世界とかkwsk!」
「貴方が望んだ世界には興味がないんですか?今のままが良いなら数分間だけ時間を戻しますので、吊り革をしっかりつかんで置いてください」
「興味はあるけど、あんただれさ!いきなり言われても…って望んでる世界!?今流行の異世界転生!?」
「そんな呼ばれ方もする世界ですね、各世界があるので選んで頂いても結構ですが、魔王VS勇者とか魔王が倒された世界とか、ここより進んだ未来の様な世界とかありますが貴方は少し特殊ですね」
強ち間違えではないが、それにしてもこの女神は言いすぎだと思うのだが…。
俺TSUEEEEEEよりは基準は精査し超えられないはずの壁を越える方が楽しいって思うのが、そんなに特殊か?
「まぁ何にせよ、上司に捕まって半日終えるより異世界の方が魅力はあるよなぁ」
「では、送っちゃいますね~」
「ちょま!」
「待ちませんので。飛んじゃって下さいませ!」
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日の光が眩しくて一気に覚醒をする。
うーん、日本ではないな。これがやっぱり異世界ってヤツなのか?
こうして異世界生活の幕が上がった。
いきなりとんだ世界は…OooOOO




