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魔法少女リリ&ルルでございます  作者: ダラクシア
2/2

第二話 「おにぎりの中身はなに?」でございます

魔法使います!

短いですがよろしくお願いします。

 とある国のとある二人の姉妹魔法少女のお話でございます。


どうやら無事にお弁当が出来上がり、お家を出るところのようでございます。

 はてさて、本日は何が起こりますやら。


 「ルル、準備はよろしいかしら?」


 「はーい。いつでも大丈夫でーす」


リリはピンクを基調とした魔法衣。ルルは青を基調とした魔法衣。

 二人は玄関の傘差しから愛用の魔法ステッキを取りだし、外へ出ました。


 「リリ、今日行くところはどこだっけ?」


 「ルル、 今日は【ころっと山】にいくのですよ。あの山の頂上には綺麗なお花畑があるそうなんですよ。」


 ころっと山は、リリが仰るように頂上にお花畑があり、ある意味有名な観光地になっています。


 「では、参りましょうか」


二人は魔法のステッキを掲げて言い放ちます。


 『空間転移魔法。 ドコデ=モスグーニー!』



一秒後。


 「着きましたわ。 ほらルル見てごらんなさい」


 「わぁ すごいね! 綺麗なお花畑~」


二人は目の前に広がる赤色や黄色や紫色や紫色や紫色のお花畑に目を輝かせました。


 「ねえねえリリ! 赤色とか黄色の花は無視して、この紫色の花は何てお花なの?」


 「まあまあ リリったら。赤色や黄色はクズ色ですから無視して、この紫色のお花に見えるのはね。ころっと山名物のサクットシニソウという草なんですよ」


 「へぇー さすがリリだね! 何でも知ってるね」


 「なんでもは知りませんわ。知っていることだけですわ」


 作者冒険しますね。あなたいつかタコ殴りに合わないことをお祈りしております。

 リリとルルはきゃっきゃとあの花は?この花は?と言う会話を楽しみまして、時はお昼に差し掛かりました。


 「ふぅ~ お腹空いてきちゃった」


 「そうね、じゃあそろそろお弁当にしましょうかしら」


 リリは持ってきたバスケットの中からお弁当と水筒を取りだし、ルルにおにぎりを差し出しました。


 「わぁ 大きいおにぎりだね~ 食べごたえありそう。当然おにぎりの中身は」


 「シャケだよね」 「梅干しですわ」


え!?


 「えっと 今リリが言ったことよく聞こえなかったなぁ。せーのでもう一回言ってみようか」


  「………。」


 『せーの』


 「シャケだよね」 「梅干しだって言ったろ!」



『何でだよ! サクットシニソウ食わせんぞ!』


 二人は一瞬殺気を漂わせるが、ルルはさっと殺気を押し殺し笑顔で言いました。


 「おにぎりはやっぱり梅干しだよね! いっただきまーす」


 リリもすぐさま殺気を引っ込めて、笑顔で答えます。

 

 「どうぞ、召し上がれ」


今日は楽しいピクニックになったそうでございます。

読んで頂きありがとうございます!

しれっと第三話書きます。予定です。

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