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魔法少女リリ&ルルでございます  作者: ダラクシア
1/2

第一話 「ピクニック」でございます

初投稿でございます。

感想あればよろしくお願い致します。

 とある国のとある二人の姉妹魔法少女のお話でございます。


姉妹はとても仲の良い姉妹で、何をするのもいつも一緒でございます。仲の良い二人ではございますが、考え方はまるで違う魔法少女でございます。

 はてさて、本日は何が起こりますやら?


 「リリ! リリ! どこなの?」


今日は二人が楽しみにしていたピクニックの日でございます。

ふと、目が覚めて隣のベッドを見ると姉がおりません。


 「ルル! ルル! 今呼びましたか?」

 

パタパタとスリッパで駆けてくる音が聞こえ、ガチャリとドアが開いてエプロン姿のリリが顔を覗かせました。


 「こんなに早くから何をしているの?」


ルルはふぁ~っとあくびをしながらリリに聞きました。


 「あらあら、大きなあくびねリリ。ふふ。」

 

リリはルルのあくびを見てにっこりと微笑みました。

 ルルはエプロン姿のリリを見て思い出しました。


 「そっか 今日はピクニックに行く日だったね!リリがお弁当作ってくれるって言ってたもんね! 楽しみだな~」


 「そうよ。今腕によりをかけて作ってますからね」


二人はにっこりと微笑みながら、同時に言いました。


 「今日のお弁当はおにぎりですよ」


 「今日のお弁当はサンドイッチね」


えっ!?  


二人は笑顔のまま氷ついたかのように動きが止まりました。

 お互いに今何と言ったのでしょう?まさかとは思いますが、念のためにもう一度聞いてみましょうと、リリは気を取り直してルルに聞いてみることにしました。


 「ね、ねぇ 今良く聞こえなかったからもう一度言ってもらっていいかしら?」


 「そ、そうだね ルルも良く聞こえなかったよ。じゃあもう一度、せーので言おっか。」


 『せーの、今日のお弁当は、』



 「おにぎりよ」「サンドイッチね」


……。


『何でだよ!昨日と言ってることが違うじゃねーかよ!小娘が!』

 


二人から殺気が漂ったのは一瞬のことでした。

 ルルは、すぐに殺気を押し殺して笑顔で言いました。


 「そっか おにぎり楽しみだな~」


 「でしょう。 もうすぐ出来ますから。ルルは顔を洗ってきなさいね。」


 リリも殺気をすぐに引っ込めて笑顔でルルに言いました。


今日は二人が楽しみにしていた、ピクニックの日でございます。

次は魔法使います。予定です!

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