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4話 和む。

 夜中に何やらガサガサやっていたみたいだが、ハナとクロの二匹は明け方になると、また布団の上で丸くなっていた。

 子供の猫は寝ている時と起きている時のギャップが凄い。あれだけ走り回ったと思うと、電池が切れたように急にコテンと寝入るのだ。


「安心して眠れてるな」


 さて、今日は休日。

 猫達と戯れながら溜まったビデオでも観るとしますか。レコーダーのハードディスクが音を奏でる。

 テレビを観る人が少なくなったって言うけど、俺は家にいる時はテレビはつけっぱなしだ。


「クロは怖がらない子だねぇ。それはテレビだよ」

 てくてくとテレビに近寄って見ている。


 番組の出だしで好みじゃない内容だった場合はすぐに消去する。空きに余裕がある場合はダラダラと流す。

 真剣に観る番組は確かに少なくなったけど、ながらで音を聞いている分には、テレビは丁度よい賑やかさなのだ。猫の番組もあるしね。




『癒やされすぎて死んでしまう』


 外は寒くても、室内に入ってくる陽射しで暖かく、ウトウトしていたら不意にチャイムが鳴った。

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