【ダークSF】侵寇のトリックスター

妹を喰ったのは、“空から来たもの”だった。

異形の飛行体《TARAK-X（ターラクス）》。
それは既存の兵器を通さず、感情すら踏みにじる存在だった。

生還した少年・相澤凪は、世界のすべてを拒絶した。
感情を捨て、冷静に、そして理知的に。
彼は“理解”という名の剣を手に取り、復讐の研究者となる。

科学と狂気。理性と破壊。
世界の構造を歪める戦いが、いま始まる。

この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・国とは一切関係ありません。