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賛美歌独唱

心、一人、線からはみ出した

大衆文化にはついていけそうになくて

どうして? 僕は違う道がいいのに

仮面被った皆と一緒じゃなきゃ駄目なの?


「何考えてるの? 貴方はいつも目が死んでる」

そんな事わかってんだよ

仕方ないでしょ? 皆が僕を騙すからだ


ねぇ、逝きたいよ

「死んじゃ駄目」なんて教わってないし

ねぇ、逝きたいよ

だから先生、大人らしく僕を助けてよ


心、一つ、白線の外側

今日が何曜日かもわからなくなって

なんでさ、僕の世界は一畳より狭いの?

膝抱えて背中丸めなきゃ生きられないの?


「皆いらない。死んでしまえばいい」

そんな事ばっか言う少女

わからないでしょ? 皆には少女の魅力が


ねぇ、逝きたいよ

少し違う、世界が見たくて刻む傷

ねぇ、逝きたいよ

だから先生、『命』の意味を教えてよ


もう駄目だ

孤独の森で賛美歌独唱

もう駄目だ

一畳の世界で賛美歌独唱


ねぇ、逝きたいよ……。

ねぇ、逝きたいよ……。


ねぇ、逝きたいよ

「生きる意味」なんて習えないし

ねぇ、逝きたいよ

群集に混ざる事に疲れたんだ


ねぇ、逝きたいよ

ねぇ、生きたいよ……。







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