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六月

作者: 武田道子
掲載日:2022/06/10

六月




恋人たちが

群れをなし

新緑に染め抜かれた大地に

群がる羊たちのように

のんびりと愛を育み合う

すずらんの香りをはらんだ空気

空は遠く

時間は永遠に続くものだと

六月




鼓動が駆け足で体の中を抜けていく

まっすぐに伸びた腕が

かき消されそうな鼓動を

すくい上げて抱きしめる

まるでお祭りの金魚すくいのように

とらわれてもたやすく逃げられてしまいそうな

ときめき



とても仲良くやってくる

つがいの鳩

君に会えてよかった

私も

運命の出会いは

空からのお告げ

生きていてよかった

きっと・・・誰でも

思える瞬間




正直に好きだと

打ち明けられる勇気

小さな生まれたての入道雲

ぐんぐん大きくなって空を突き破るのももうすぐ

私の思いも心の壁を突き破る

六月の空はすっきりと明るい

羊のようにそぞろ歩き

夏が来る


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― 新着の感想 ―
[良い点] 六月を思うとき、この詩を思い出すと思います。突き破る雲を見上げそうです。
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