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「これなら、面接受けれそうだな。後はこの一ヶ月で女の子の仕草や話し方を習得しないといけないな。」
それから一ヶ月動画やドラマ映画などを観て祐希は猛特訓をし、
女の子の仕草や話し方をマスターした。
「これで面接に受かればいよいよ野木坂のマネージャーなんだね…たのしみっ!!」
面接当日、祐希は野木坂合同会社に来て受付で番号をもらって驚愕した。
「309番!?とても多いじゃない!!最低でも300人いるってことよね…マネージャーになれるのは2人…狭い道だなぁ」
人数に驚き会場に着くと、会場には1000人は入るんではないかという規模のデカさだった。
もうすでに半分以上の席が埋まっており、会場内は異様な緊張感に包まれていた。
祐希は番号の場所に座り面接の時間まで待機することにしたが、緊張感のあまりトイレに行きたくなり、会場を後にする。会場のスタッフにトイレの場所を聞き、トイレに行くと男子トイレと女子トイレがあり、共有のトイレがなかった。
「いつも共有のトイレでしていたけれど、この会場はないのか…どうしよ」
トイレの前で悩んでいると後ろから声をかけられた。
「トイレ前でなにしてるんですか?入らないんですか?」
驚いて振り向くとそこには、野木坂の佐藤飛鳥がいた。
っ!!??なんであすにゃんがいるんだぁ!?
しかも、僕に声を…あぁ、かわいい…ライブで遠くで見るより、モニターに映るものより実物がこんなに近くてかわいいなんてこの世界のものとはおもえないんですけど!!
「あ、いや、ちょっと緊張していまして…トイレにもいけない状況でして…」
「ふふっ、今日面接する子なんですね。がんばってください。」
そう言ってトイレに入っていった。
ほんとに、かわいいなぁ。
受かったらあすにゃんとも仕事出来るのか…
て、そんなことよりトイレいかなきゃ!
でもあすにゃん入ってったし、どうしよう…男ってことバレて通報とかされないかな…
まぁ、この見た目なら大丈夫だと思うけど…
祐希は恐る恐る女子トイレ扉を開けた。