伝説のちんぽ
読んで下さってる皆様へ
御閲覧頂きありがとうございます。
この度、運営様からこの小説はR18相当であるとご指摘を頂きました。
その為第2話以降はムーンライトノベルズの方で連載を続けさせて頂きます。
大変申し訳ございませんが、宜しくお願い致します。
俺の名前は珍田照雄19歳。巨根だ。
この巨根のせいで俺は、様々な事に悩まされていた。
他人の目が気になって、銭湯やプールにも気軽に行くことができない。
中学の頃は、BPT(ビッグペニス珍田)なんて呼ばれて散々馬鹿にされたのだ。
出すとあまりにも見られるので、今では公衆トイレだって、小だろうか何だろうが個室を使うようになった。
そしてなにより巨根である俺の一番の問題は、一度もセックスをしたことがない事だ。
彼女が居たことはあるが、デカさにドン引きされフラれてしまった。
今まで数え切れないほどのオナホを八つ裂きにしてきたが、俺の寂しさは癒えない。
どこかに、この巨根を受け入れてくれる鞘はいないものか…。
小さくため息を漏らしたその時、俺の下半身が、俺の巨根が眩い光に包まれた。
なんだ、この光は…!眩しい…!
身体が…巨根に引っ張られる…!
そこで俺の意識は途絶えた。
* * *
「このちんぽは…!まさか…もしかすると…」
…何だ?
「あの魔王をも貫くちんぽの持ち主かも…いやっ、脱がせんことにはまだ…!しかし…!」
あたりが騒がしい。何者かに囲まれているようだ。
ゆっくりと目を開けると、そこは俺の知っている世界ではなかった。
どこなんだ、ここは…。
「目覚めましたか!」
俺を取り囲んでいる男達の中の一人である、長い白ひげを生やした老人が話しかけてくる。
「あなた誰ですか?ここは一体?」
老人に問いかける。
「失礼致しました。私はこのペニス村の長、ゾーサンでございます。貴方様は…」
「俺は照雄…。珍田照雄です。自分の部屋で気を失って、気がついたらここに居ました」
「照雄様、私達は貴方様をずっと待っていたのかもしれません!」
老人…ゾーサン村長が興奮した様子で迫ってくる。
「どう言う事ですか?」
「この村には、『村に災いが起こった時、異世界より勇者が招かれる』という言い伝えがあります。
今がまさにその時なのです!
異世界より招かれし勇者様!どうか私達の村をお救いくださいませ!」
あまりに突然すぎて、何が何だか分からない。
俺は本当に、異世界に招かれてしまった勇者なのか?
「そんな事、急に言われても困ります。そもそも、災いとは一体何なんですか?どうして俺が…」
「…勇者様。失礼ですが、パンツを脱いで頂けませんか?」
はあ?意味が分からない。
当然俺は断ったが、村長は食い下がってくる。
「貴方様のちんぽは、あの魔王をも穿つ伝説のちんぽかもしれないんです!」
「俺の…ちんこが伝説のちんぽ…!?」
伝説のちんぽとは何だ?俺のちんこで魔王を倒すのか?
「このペニス村を始め、この世界は、森の最奥に住まう魔王の呪いにより、全ての生物が短小包茎にされてしまったのです…。
女はみんな魔王の持つデカマラの魔力に吸い寄せられ、魔王城に幽閉されてしまい、この村は女がいなくなり繁栄が出来なくなってしまったのです…!
どうか、あなたのその伝説のちんぽでこの世界をお助けください!」
村長が俺に向かって土下座をすると、囲んでいた他の男達も次々と土下座をし始める。
「本当に…俺のちんこで、魔王を倒せるんですか?」
「ええ、服越しでもわかる貴方のその伝説のちんぽがあれば、必ずや魔王を刺すことが出来る…!」
ここになら、あるのだろうか。
俺が探し求めていた…
俺は強く拳を握り締め、高らかに宣言した。
「その役目、引き受けましょう!」
村中に歓声が沸き起こる。
こうして、巨根な俺の、世界を救う旅が始まった。