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ためいきの詩

作者: 雨月 秋

/ DM7 / 「こんなに綺麗な夜になら世界が終わってしまっても、かまわない」と、しあわせが不意に横切った。 / Aadd9 / 缶けりをする人たちがいて、ぼくはといえば、からだをゆらしながら、友達と歌をうたっている。 / E / 「海がきれいですね」と彼が歌うから、夜海の色をしたアコースティックギターで、冬の潮風を鳴らす。なにかがふるえた。 / Aadd9 A / この街にもう秋はいない。「寂しい」は、あの星々だけのものではないはず。 / E / 寒いねと、きみが口ずさめば、きみの唇から、白く霞んだしあわせが溢れ出た。 / E / ぼくは手を伸ばすこともできず、夜空にとけていくそれを見ていた。 / Aadd9 / いつかのぼくのしあわせも、あの青くなりすぎた空の向こうにあるのだろうか。 / DM7 / それを掴むためにぼくは、このしあわせをここに置いていけるのだろうか。

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