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0.プロローグ
???side
「あーー。暇だな・・・・・・」
暗闇の中、少年とも少女ともとれる声が響く。
「あっ、いい事思いついた~。んふふふ」
声がそう言い笑うとテレビ画面のようなものがつき、その明かりの前に声の主らしき人影がいる。
「すぐ終わるとつまんないからここをこうして、ランダムにっとそれから・・・・・・あっ間違えた!
アレ?間違えと思ったんだけどな。まっ大丈夫でしょ!
んふ、んふふふ あ~楽しみ~」
――「ゲームSTART」
人影はとても、とても楽しそうに一言呟いて、消えた。
残された画面には、青い惑星がただ静かに映っていた。