第1話 さっそく俺の高校生活がぼっちになりそうな件について
はいそるとんです!!
オリジナル作品としては二作目!!作者の名前が違うだけ!
どうしても主人公の名前シオンになるの許して!
とやかく第1話!!見たって!
あぁ〜、いい天気だ。ザ・小春日和!みたいな天気。
一生この天気でいいやぁ…睡眠も捗る…。
2017年の春。おれ「神崎 シオン(かんざき しおん)」は微睡んでいた。
「はい、次〜」
「……zZZ」
「おい、神崎!お前だ!」
「はぅわぁっ!?」
先生に呼ばれてたの気づかなかった…。変な声出た。
そうだった、今日は高校の入学式だったのだ。何斗科西高校の一年生となり、ただいまクラスで自己紹介中だったのだ。
くっそ〜、変なイメージ持たれたぜ…。
「あ〜、えっと、神崎 シオンです」
「……え?そんだけ?」
「え?あぁ、よろしくお願いします〜」
「……え?そんだけ?」
「えぇ…まだ何か言うことあります?」
「趣味とかさぁ…特技とかさぁ…」
えぇ…特にこれと言って…
「あっ、読書とか好きです!はい!」
「あっ、はい…」
自分の席に向かって歩き出す。
ふぃ〜無事に終わったぜ。いい感じに関わりづらい感出せたな。
これで高校でも平穏なぼっち生活を送れそうだ。
そう!何を隠そうおれはぼっちなのだ!小学校から!もはやベテランの域だろ。そろそろ悟り開けると思うんだが、無理かな?無理か。
ぼっちなのには色々理由がある。まず一つ!さっきみたいにコミュ障かつなんかキモい!昔仲のいいやつ(1人)に言われたが、口を開かなければそこそこイケメンとか言われた。うるせぇブス。
あとなんか暗い。実際はそうでもない。どっちかって言うと明るい方だし、よく喋る。なんか…どっかの兵長みたい。ただ、コミュ障なのだ。人との話し方が分からない。オレ、ニンゲン、ワカラナイ。
読書は本当に好きだ。だから本ばっか読んでたら、一日終わってたりする。
と、まぁ、交流の場でもある学校でさえ誰とも話せず、ぼっち続けて10年目。
あれ?逆に6年間ぼっちじゃなかったのかな?すごい。新発見だ。お母さんに言お。
「じゃあ次〜」
思ったけどこの先生やる気ねぇな?
さぁ、睡眠に戻るとしよう…。
ざわざわ…ざわ…
なんだなんだ、うるせぇな。誰だー、おれの睡眠を邪魔する奴らはぁ。
「あの子美人だねー」「ねー!髪とかきれー」
ほぅ…美人とな?ならば一目見ておかなければ。別に下心とかではない。
「皇 椿です」
「……あ、お前もか!」
「?……あぁ、ゆっくりするのが好きです。よろしくお願いします」
ほほぅ…これは中々に美人…あの子とあれやこれやでムフフな関係に…
なんて…頭の中だけさ…。
実際そんなような経験一度もないし…ラノベでしか見たことないぜ…。
ま、何もないに越したことないけどね!
この時は何かあるどころか、高校生活を無事に過ごせそうにないことを
おれは知るよしもなかった…
第1話終わり!まだ展開しないね!
第2話、第3話からどんどん進んでくからね〜!
じゃあ次回また会おう!