表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界召喚 魔法と剣の国エクスピア  作者: 武蔵野純平
騎士叙任(3章)

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

39/75

執事はハーフエルフ(38話)

俺は執事とラーソン先生を交互に見比べた。

正直・・・、二人は似ていない。


「姉上!人前で抱き着くのは、およしください!」


「まあ、冷たいわね~。小さい頃は、私がおしめを替えてあげたのに。」


二人は仲が良いみたいだ。

詳しい話を聞こう。


「あのー、お二人は姉?弟?ですか。じゃあ、執事さんもエルフですか?」


「いえ、私はハーフエルフです。父がエルフで、母が人間です。」


「するとお二人は母親違いの?」


「うふ!そうなの!この子が小さい時は、私が面倒をみたのよ。」


どうやらラーソン先生と執事は年が離れているらしい。

見た目は、執事が年上でラーソン先生が下に見えるけど、ラーソン先生が姉なのか・・・。


ラーソン先生は、純粋なエルフだから老けないのだろう。

ラーソン先生が続けた。


「それでね!私は、エルフの里に帰るのだけど、ちょうど通り道だから、あなた達と一緒に行く事にしたの。よろしくね!」


戦力が多いに越したことはない。

大歓迎だ!


「大歓迎ですよ。ラーソン先生が一緒なら、心強いです!」


そうすると、魔法使いが、俺、執事、ラーソン先生の三人。

かえで、リナが接近戦要員・・・。ちょっと足らないかな?


「執事さん、戦力的にちょっと不足だと思うのですが・・・。」


「ご安心下さい。200名連れて行こうかと思います。」


「はい?!200名!?そんな大人数を、ぞろぞろと率いて行くのは、ごめんですよ。」


「いけませんか?」


「もう少し人数を絞ってください。モンスター討伐は、一か所だけじゃないですよね?」


「はい、出来るだけ沢山回って頂きます。」


「なら、小回りの利く人数の方が移動が速くて良いでしょう。」


「む、なるほど。確かにおっしゃる通りですね。」


執事があごに手を当てて考え出した。

俺としては、かえでとリナとの旅行も兼ねているので、大名行列みたいなのは勘弁して欲しい。


「それでしたら、精鋭10名程度にいたしましょう。」


「そうして頂けるとありがたいです。」


良かった。執事は納得してくれたみたいだ。


「それと・・・、颯真そうま様は、井ノ口様や大道様とお話になりましたか?」


「はい。井ノ口さんとは午前の剣の訓練で話しました。大道とは挨拶程度です。」


「何か聞いておりませんか?」


執事の目付きが険しくなった。

なんだ?あいつら何かやらかしたのか?


「いや、特にはなかったと・・・。」


「お住まいの事や召使の事は?」


「ああ、そう言えば、支援者の方が住む所や召使を手配してくれたって言ってました。」


「ふむ。」


「えーと、召使の名前は・・・、そうそう、ベアトリスさん。奴隷らしいですよ。」


「それは・・・、ただの奴隷でございましょうか?」


「うーん、井ノ口さんはお手伝いさんって言ってましたが、明らかに男女の仲って雰囲気でしたね。」


俺は、ちょっと冷やかすように、笑いながら執事に話したのだけれど、執事はかなり険しい表情をしている。


「どうかしましたか?奴隷に手を出すと、罪に問われるとか?」


「いえ、その様な事はございません。まあ、その、井ノ口様もお住まい探しなど大変だろうと、少し心配になりまして・・・。」


何だろうな?

執事は何か隠してるっぽいんだけど。


颯真そうま様は、何かお困りはございませんでしょうか?」


「俺は、かえでやリナがサポートしてくれているので、大丈夫ですよ。」


「かしこまりました。ご不便があれば、何でもお申し付けください。」


リナが木の上から、大声で話して来た。


「ねー!いつ旅行に行くのー!」


旅行じゃないんだけどね。

俺は苦笑しながら執事に聞いた。


「モンスター討伐の出発はいつ頃ですか?」


「叙任式の2、3日後、準備出来次第なるたけ早くです。」


「わかりました。」


また、リナが木の上から、大声で話して来た。


「ねー!お腹すいたー!」


リナの一言で今日の訓練は終了になった。


家に帰るとかえでが東の武士団の料理を作ってくれた。

米、味噌汁、醤油、の久しぶりの日本風の夕食に満足した。

夜はかえでの番で、こちらも濃厚で満足した。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

■お知らせ■

蛮族転生! 負け戦から始まる異世界征服2巻

2026/1/23に『蛮族転生! 負け戦から始まる異世界征服』コミカライズ2巻が発売されました!
ISBN:9784046847034
出版社:KADOKAWA MFC

全国の書店、Amazon、電子書籍サイトにて、ぜひお買い求め下さい!

蛮族転生! 負け戦から始まる異世界征服2(Amazon)


★☆★ランキング参加中です!★☆★

クリック応援よろしくお願いします。

小説家になろう 勝手にランキング

― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ