恐怖のメール④
5000万円・・妻を見つけたら差し上げます・・・
世界にお願いをした敏也・・・
きっと貧乏な人々・・5000万円、欲しがってるに違いない・・・
そして、敏也は「美香は整形した可能性もあるので、整形した方も連絡してほしい」
などなど頭に入れてる敏也・・・
オーストラリア人の夫が「美香を見つけたら5千万円だよ。沙織、知ってたら
おしえてくれ」
「うん・・・」
美香は外に行っても、少々怖くなった。
皆が5000万円欲しさに一生懸命探してるかも知れない・・・
ある日、お店に行ったら、なんとポスター貼ってた。
美香の大きい写真・・・上に5000万円!!差し上げます・・・
皆がポスターを見ながら、「5000万円欲しいね、絶対見つけてお金もらおうよ」
人の声を聞いた美香はびびった・・・
買い物が終って、レジの所に行ったら、パートが「日本人でしょうか]
「はい・・どうしてですか」
「あの・・日本人が妻を探してるらしい・、美香と言う人知ってますか?]
この人もお金欲しいか・・「いいえ、知りません、多分日本にすんでるかも知れないわ」
ああ・・・外に行くのが辛くなった美香。
帰宅したら、夫が娘を抱きながら笑ってた。
「5000万があれば外国旅行しようぜ」
「もう5000万円の話はやめてよ!]
イライラしてきた美香。驚いた夫・・・
「どうしたかい?5000万円あれば嬉しいじゃないか、お前欲しくないか?]
「欲しくないわ!私疲れたわ!もう寝るわ!]
「・・・・・」夫が美香の様子がおかしくなったのに気が付いた。
夫がもしかしたら私のこと美香!?最近疑うようになったみたい。
時々、寝込んだ私の寝顔をチェックしてるみたい。
夫もお金が欲しいみたい・・・
1週間後、夫が日本にいる敏也に電話をした。
自分の妻が美香かも知れない。そう夫がお金が欲しいため、電話した。
夫に裏切られた美香は、子供をつれてテーブルの上に離婚届けを置いて消えた。
すぐ敏也がオーストラリアにやってきた。
美香の暮らした家を見に来た。
すっかり変わった沙織の写真を夫から貰い、連絡くれたお礼に
1000万円を夫に渡した。捕まったら5000万円になるが・・・
夫に美香を捕まって欲しい、捕まったら5000万円上げると言った。
夫が優しかった性格からお金欲しさに人が変わった・・・
部下も数人オーストラリアで美香を探した。
警察にも依頼をした。
美香は飛行機で行くとばれるので、
魚業師にお金を払って小さい船で外国に逃げ込んだ。
小さな島に着いた。
島の小屋を見つけて、娘と2人で暮らし始めた。
海の魚を食べたり、葉っぱなどを食べたり生活をした。
小さな島なら、テレビもなし、ラジオもなく・・人もごく少なく
住んでる。
敏也達が必死に探した。
なかなか見つからず、あきらめて帰国した敏也。
しかし、また休みが取れたらまた探しに行くぞと敏也が言った。
数年後、娘が大きくなり、7歳になったが、学校はなく。。。
学校に行ってもばれそうなので、美香は仕方なく学校に行かせず、、
美香は日本語、算数、できるだけ娘に教えていた。
娘からいきなり「パパ、どんな人なの?会いたい」言ってきた。
美香はビクッとした。
美香は「もうパパは居ません。死んだのよ」
「え・・死んだの・・悲しいな~」
うそついてごめんね。でも、パパに会わせたくないわ。
ある日、オーストラリア人の元夫が島に美香達がいると噂から聞いて
知り合いにお願いをして、船で島の所に来た。
美香に見られないように、元夫は、変身をして美香を探した。
海で泳いでる娘を見つけた元夫が「こんにちは!パパだよ、覚えているかい?]
娘、可憐が「パパなの?]「そうだよ」
「ママがパパが亡くなったって聞いたけど、」
「ママ、うそだよ」
元夫「ママはどこにいる?]
何も知らない可憐は、「ママ、小屋の中にいるよ」
「ママか、久しぶりだな。パパ、ママに会いにいくね、
一緒に行こうよ」
「ええ」可憐はパパだと思って喜んでた。
元夫が可憐を連れて、「どこどこ?]
「もうすぐ着くわよ」「よし」
小屋の中でママが料理をしてた。
「ママ!ただいま!パパが帰ってきたわよ!]
「え??]美香は驚いた・・・・
「違うわ!パパじゃないわよ!可憐!こっちにおいで!」
「もう遅いよ。美香」元夫が可憐をだっこして、離さない・・・
「私美香じゃないわよ!沙織よ」
「嘘ついても無駄だ。整形の医者さんに色々聞いたよ。お金を払ったから
打ち明けてくれたんだよ。写真を見たよ」
「美香、帰国しなければ可憐を殺すぞ」
「やめて!可憐を殺さないで・私、日本に帰るから」
「やっと決心してくれたね、よし、敏也に連絡するからここに居ろよ」
「・・・・」
元夫が敏也に連絡をした。
敏也がすぐ2人を帰国させるようにお願いをした。
元夫と知り合いの数人が美香が逃げないように美香と可憐を連れて帰国をした。
羽田空港で敏也、部下が待っていた。
元夫が「美香を連れてきたぞ」「ありがとう」敏也がすぐ元夫に小切手に
5000万円を書いて渡した。
敏也がはじめて可憐を見て・・「可愛いな・・」
「可憐ちゃん、パパだよ、おかえり~」
美香「違いますよ、敏也の娘ではありませんよ」
敏也「じゃ、調べましょうか?DNA親子]
美香「・・・・・」
敏也がすぐ調べるように部下に依頼をした。
次の日、やっぱり敏也の娘であること、知った敏也は嬉しかった。
敏也「美香、逃げてばかり・・僕達迷惑だよ。」もう逃げられないように
美香の部屋に閉じ込めた。
可憐は、別の部屋に入り、母娘を別々にした敏也。
敏也「可憐ちゃん、欲しい物があるか言ってごらん」
可憐「ママに会いたい。ママと一緒に居たい」
泣いてた可憐を見て、敏也が「分かったよ。でも、1つ約束したいことがある。
「僕のことパパと言ってくれるのなら、ママと一緒に居てあげるよ、そしたら
3人で生活をしてほしいとママに言ってくれる?]
「うん、わかったよ、パパ」「じゃ、ママの所に行って」
敏也が可憐を美香の部屋に連れてた。
美香が喜んで可憐を抱きしめた。
可憐「ね・・パパと一緒に3人でいい?]
「だめよ!可憐!]「どうしてなの?パパでしょ・パパすごい優しいもん。
お願いよ、一緒に暮らしてよ」
「・・・・」美香は仕方なく敏也にメールをした。
「可憐がパパと一緒にいてほしいって」
敏也「やっと3人で生活だね。僕嬉しいよ。僕の部屋に来て、今日から3人で暮らすんだよ」
敏也父母が大喜び~
可憐のことをはじめての孫ですごく可愛がった。
敏也も可憐を可愛がった、なんでも買ってあげる。
家庭教師もつけた。
敏也の部屋に美香と可憐が入り、3人で生活始まった。
可憐が寝込んだ後、敏也が久々に美香のベッドに入り、求めてきた。
「やめてよ!]美香が断わったが、
敏也「可憐に聞こえるから静かにしろ・・僕の妻だろ。ずっと探したんだよ。
お金を払って・・それでも分からないのか・・僕はこんなに美香を愛してるのに」
「僕がいやなら、僕はいつでも美香を捨てられるが、可憐だけは離さないぞ」
「え??可憐だけはやめてよ!]
「あはは・・分かったのなら、大人しくするんだよ」
「・・・・・・」
美香は、可憐と、離れたくないので、仕方なく一緒に住むことにした。
3人生活スタートした。→④へ