2話 本当に大切に想ってるからこそ
ただいまーーー!!
ユナハの自宅
母 シャル
シャル「ユナハ!?
宿題はやったの!?」
ユナハ「あとでする!!」
自分の部屋に籠るユナハ
シャル「・・・
・・・ずっとゲームばかり
・・・どうしちゃったのかしら
・・・あの子
MMO 紡ぐノートの世界
ユナハ「今日も遊んで!?」
アージュ「・・・
・・・複雑な顔をするアージュ
ユナハ「どうしたの?」
アージュ「・・・ユナハさ?
やること
やってるの?
ユナハ「・・・え?」
アージュ「勉強とか宿題とか
お母さんの手伝いとか
やること
やってるの?
ユナハ「・・・」
アージュ「してないんだな?」
ユナハ「だって!
私はアージュさんと
遊んでるのが楽しくて!!」
アージュ「・・・
私と
しばらく
距離を置こうか?
ユナハ「・・・え?」
ユナハ「・・・」
ユナハ「・・・・・なんで
なんでよ!?
アージュ「私は
やることもやらないで
1日中 遊んでる人間を
好きにはなれない
ユナハ「・・・」
アージュ「ユナハが
しないといけないことは何?」
翌日 現実世界 学校 昼休み
ミア「で?
ナイト様に怒られたと?」
ユナハ「・・・うん
・・・しばらく
・・・遊んでくれないって」
ミア「・・・
まあ
ごもっともな
意見ですけどね~♪
・・・心を抉るね?
ミア「だってユナハ?
あんた最近
学校の授業の成績
すっご~~~~~い
落ちてるし
私とも
学校以外では遊ばなくなったし
やることやってるの?
ユナハ「・・・やってない」
ミア「・・・フ~ン
良い人だね?
そのナイト様?
ユナハ「・・・え?」
ミア「普通なかなか言えないよ?
”嫌われるのが怖くて”
苦言なんて
本当に
ユナハを
大切に
想ってるからこそ
ユナハ「・・・」
ミア「言えることだと思うよ?」
ユナハ「・・・
ミア「そのナイトさまも
相当 勇気出して
言ったんだろうね
ユナハの話を聞いてると
ナイトさまだって
ヘタな苦言でユナハに
嫌われたくないはずだよ?
ユナハ「・・・」
ユナハ「・・・
・・・私の・・ために?
・・・勇気を・・出してくれたの?
ユナハ「・・・」
やることをやらない人間を
私は好きになれない
ユナハ「(・・・あのとき
・・・アージュさんは
・・・複雑そうな
・・・何か戸惑いを
・・・見せてるような
・・・そんな表情をしていた)」
ユナハ「・・・」
ユナハ「・・・・・
・・・もしかして
・・・アージュさんは
・・・怖かったの?
ユナハ「・・・」
ユナハ「・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・私のために
・・・怖い想いまで
・・・してくれたの?
ユナハ「・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・」
放課後 ユナハの自宅
帰宅したユナハ
シャル「ユナハ!?
今日もゲームばかり
する気なら
お母さんわね!?」
ユナハ「・・・
・・・勉強します
シャル「・・・え?」
ユナハ「・・・やることやって
・・・全部おわってから
・・・ゲームしていい?
シャル「・・・え・・えぇ」
ユナハ「・・・じゃあ
・・・そうするね」
部屋に戻って
机に向かい
教科書とノートを
開くユナハ
シャル「・・・本当に
・・・勉強してる」
一か月後
学校
ミア「・・・ユナハの
・・・成績がエグい」
全教科
平均90点
ユナハ「これなら
ゲームしても
文句を言われないかな?」
ミア「・・・
ナイトさま
恐ろしいんだけどおおお!!
ユナハ「え?」
ミア「あの
全教科平均50点の
ダメ ユナハは
どこに行ったのよ!?
ガチ恋すると
ここまで人は変わる者なの!?」
ユナハ「・・・ミア?
・・・言い過ぎって言葉
・・・知ってる?」
ユナハの自宅
テストの結果を
母に見せたユナハ
シャル「・・・」
ユナハ「・・・お母さん?」
シャル「・・・
がんばったわね
ユナハ?
ユナハ「・・・え?」
シャル「これなら
ゲームしてもいいわよ?」
ユナハ「・・・
やったああああああああ
あああああああああああ!!
シャル「ユナハ?」
大急ぎで
部屋に戻るユナハ
シャル「ユナハ?
良い点とったのは
認めるけど
これから勉強を
疎かにしたら?」
わかってる!
やることやってから
ゲームするからあ!!
シャル「・・・」
シャル「・・・けっこう
・・・ダメな子だったのに
・・・あの子を
・・・変えたのは何?
紡ぐノートの世界
アージュさん!?
アージュ「久しぶりユナハ?」
ユナハ「遊んで!?」
アージュ「やることやったのか?」
ユナハ「勉強も宿題も終わったし
お母さんの手伝いもしてるよ!?」
アージュ「頑張ったなユナハ?
じゃあ遊ぼうか?
ユナハ「うん!!」
一階 リビング
シャル「・・・」
紡ぐノートに
インして遊んでるシャル
シャル「・・・あの子
・・・いつも
・・・誰かと
・・・遊んでるわね
シャル「・・・小学生の
・・・あの子と
・・・いったい誰が?」
シャル「・・・
・・・小学生と?
・・・誰が遊ぶの?
シャル「・・・小学生の女の子だし
・・・あの子を
・・・守らないと




