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なぜ君は?  作者: ausunoto
15/36

15話 守る力を手に入れるためにMMOを始めたのに



      私には守りたい人が居る


      その人を守るために


      MMOを始めた



      国民的人気ゲーム紡ぐノート


      これが初のMMOになる


      多くのプレイヤーが


      ここに集まるだろう


      そして





 

         人間性の低い


         クソ野郎共も






      MMO


      簡単に手に入れられる力で


      心が飲まれ性格が終わる



      そして


      匿名で守られるために


      人に攻撃的になり


      人の本性が剥き出しになる


    

      私は この場を利用した




      ここなら







           クソ野郎共を


           観察するには


           最高の環境だ





   

      ここで


      クソ野郎共を観察して理解して

 

      クソ野郎共の心理を研究して


      そうすれば







          現実世界で


          悪意のある人間を


          簡単に見抜ける事ができる







      大切な人を守れる









紡ぐノート



アージュ「無言勧誘か








          観察できるチャンスだな









その無言勧誘は

何も話さず

黙々と

フィールドモンスターを

狩り続けた


どうやら

コミュニケーションを

取るつもりはないらしい


私は

観察し続けた





3時間後



アージュ「どうやら








         私は


         ”ヒーラータンク”


         だったようですね?








”・・・”


アージュ「まあ

     はじめから

     わかってましたが








          都合の良い道具は


          便利でしたか?










”・・・・・”


アージュ「少しは









          都合の良い人間扱いされた


          人の心の悲しみを


          理解しては


          どうですか?









アージュ「子供じゃないのですからね?」


”・・・”









とあるチームに参加した

私は いつも

そこでヒーラーをすることになる


私は発言した




アージュ「私も たまには

     アタッカーをしたいなぁ」



”・・・”



場の雰囲気が変わった

楽し気な雰囲気が真逆になった



”・・・”


”・・・だって~








         だって~


         アージュさんって~


         ヒーラー


         得意じゃないですか~♪











アージュ「・・・」



”その得意なもの

活かした方が良いですよ~?”



”俺らも

お前のヒーラー

鍛えてやるからさ?”





アージュ「・・・







 

          自分たちの快楽のために


          人を奴隷にしたいのですか?








”・・・な、なにを言ってるの!?”




アージュ「あなたちには










            人の心がありますか?












”・・・・・”



アージュ「少しは人を













           思いやってはいかがですか?

















とある

ボス参加券の

持ち寄りのこと


そのメンバーと

ウォーウルフと戦った


このボスは

開戦と同時に

3つの罠を張る


それが

立ち位置に出現するので

テンプレでは

全員で密集し

罠を一か所に集めてから

攻撃に移るのだが





アージュ「・・・








         ・・・いきなり


         ・・・アタッカー全員


         ・・・四方に散開しましたね









3つの罠が広範囲に広がった


さすがのアージュも

この無能な行動は理解できず

罠から逃げきれなくて落ちる



そして

アタッカーは

状況を理解してないのか


はたまた

理解する能力がないのか


ヒーラーが落ちてるのに

殴り続ける


結果 全滅した




アージュ「(簡単に

      ヒーラーを

      戦闘不能解除

      できるはずなのですがね








           その


           アイテムを使うのが


           惜しいのでしょうかね)










アージュ「(そんなに

      高額な物でも

      希少な物でもないのに)








そして

負けた全責任を

私に

なすりつけてきたので




アージュ「・・・








          どうして負けたか


          説明します









その説明を受けた

無能なアタッカー3人





”・・・・・”




アージュ「あなたたちの

     理解不能な行動が

     ヒーラーを落としたのですよ?







           天才ほど回避できません


           天才が一番、理解できないのは


           無能な人間の行動ですから









”・・・・・”




アージュ「どうして









          非は


          あなたたちにあるのに


          人に責任を


          押し付けられるのですか?









アージュ「やめてほしいのですが?










           いい歳した大人なのに


           そんな幼稚な行動は?










”・・・・・”



アージュ「まあ









           子供だったら


           しかたのないことなのですがね









”・・・・・”



アージュ「あなたたちは










          自分で責任を取れる


          大人になりましょうね?










アージュ「それにしても









         最高な場所だ


         本当に


         ネットゲームは




         ”クソ野郎を量産してくれる”




         クソ野郎を研究するのには


         最高な環境だ











アージュ「・・・私は

     ・・・手に入れる









          ここで鍛えた力を


          現実世界に持ち帰って


          人の悪意に敏感になれば










アージュ「・・・もう










            悲劇から身を守れる!!












アージュ「・・・やっと

     ・・・手に入れた幸せを










            破壊されてなるものか!!













その力を手に入れるために

紡ぐノートを始めたのに



守る力を手に入れるために

MMOを始めたのに



私には最近

戸惑いがあった








私は

クシャと出逢い


ユナハと

遊ぶようになって


その繋がりで

シャルとも関わって








グレンハム森林公園






        穏やかな時の中で


        笑い合いながら雑談する


        クシャ ユナハ シャル


        アージュ









アージュ「・・・」


ユナハ「どうしたの?

    アージュさん?」



アージュ「・・・いや

     ・・・なんでもない」





アージュ「・・・」


アージュ「(・・・このままでは










            クソ野郎を研究できない











アージュ「(・・・それどころか









           ・・・心が


           ・・・穏やかに


           ・・・なっていく











私は

人の本質を

見抜ける人間になりたい


そうやって

大切な人を守りたいのに





アージュ「(・・・








           ・・・本来の目的が


           ・・・足元から崩れていく)










アージュ「(・・・このままでは











             ・・・ミアを


             ・・・守れない)














      

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