水玉
今のように気軽にいつでも繋がれる時代ではなかった時代
メールも携帯もほんとに届くか不安だった時代
手紙は大切なツールでした
そんなに哀しまないで
二度と会えないわけじゃない
ねぇ そんなに哀しまないで
ぼくの胸が水玉だよ
淋しくなったのなら手紙を書いて
恋しくなったのなら電話をかけて
それでも逢いたくなったのなら
そっと瞳を閉じてぼくの名前を呼んでごらん
君のとなりできっとぼくが返事をするよ
そんなに悲し
向こうに着いたのなら手紙を書くよ
愛しい君のもとへ電話をするよ
それでも逢いたくなったのなら
そっと瞳を閉じて君の名前を呼んでみるよ
ぼくのとなりできっと君が笑顔で云うよ
そんなに寂しがらないで
いつも逢えるじゃないの
ねぇ いつもの笑顔を見せて
私 あなたを応援している
ぼくの愛しい君よ
恋しい君よ
ぼくは元気でいるよ
大丈夫だよ
ねぇ そんなに哀しまないで
仮令 遠く離れていても
そっと瞳を閉じてごらん
君を抱きしめているよ
ねぇ そろそろ行かなくちゃ
最終のアナウンス
エアメールは到着まで1週間かかったり、はがきだと勝手に読まれていたり、携帯電話はや電子メールは海外からは繋がりにくかったり、いろんなことがありました。でも、手紙を書いて届くまでの間、たくさんいろんな想いをもてたり、行き違いになって意味が通じなかったり、書いてるときに相手の顔を思い描いて想起しながら書くのはとても楽しい時間でした。皆さんもたまにはLOVE LETTERでも書いてみてはどうですか? たくさんたくさん相手のことを想って。