学園バトルだけど俺はあくまで中立を貫いて生きていく
初めての投稿となります。モチベーションになりますのでブクマコメント評価など頂けると嬉しいです。
「海斗お前は死ぬんだよここでな」
男子高校生の手から炎が出て今まさに自分を殺そうとしている、そんな夢の世界のような話だがだんだんその炎の熱が体に伝わり夢と思うことを許してはくれない。ただの男子高校生が炎を出せるようになったのには理由がある。
「おはー海斗」
「あ、おはよ葵」
いつもの2年四組の教室であいさつを交わす。俺は一橋海斗あくまで一般的な高校生のつもりである。挨拶をしてきたのは糯葉葵俺と中学生のころからの友達だ。
「はい出欠とるぞーお前らせきつけー」
いつも通り授業が始まると思っていた。今までは
ガシャン
と音が鳴ったかと思うとクラスの電気が消える
「なんだ停電か?」「勘弁してよーちょーだるいんだけど」「え、まっていきなり停電?」
クラス内がざわついている中ひとつの校内放送が流れる。
「あーもしもーし。きこえますかぁ?大丈夫そうですね…では改めて今からあなたたちには殺し合いをしてもらいまーす。」
「こ、殺し合い?」「は?なにいってんの?」「なんだよどっきりかよおもんな」
「ん?ま、しんじられないよねーwだけどこれは普通の殺し合いじゃあございません。個人個人にいわゆる特殊能力が渡される…異能力バトルってやつだよ!まだ信じられない子もいるだろうし能力を君たちに直接配っちゃおうかな!それじゃまたねーw」
…なんなんだ?なんで…でもだれも声をあげなかった。なぜなら能力が今まであったもののように理解してしまっている…