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第五章 『悲しみの向こう側に』

どうもムドゥーです!

ついこの間、横浜に行った時のことです。

そこで僕は、仲間の大切さとやらを知りました。

俺には友達がいた。いやそれ以上の『親友』というのだろうか。そいつは『英智』と言って、軽音部で知り合った奴で音楽の才能に長けている。

そんな英智とは何故すぐに親友になれたか。それはいくつも同じ共通点があったからだ。中でも好みのバンドだ。これが違ければ仲良くはなれなかっただろう。

俺は英智という仲間に出会って、部活に行くのが楽しくてしょうがなかった。よく共に夢や好きなものを語り合った。

だが、悲劇は突然起きた。英智が亡くなったのだ。そのことを聞いたのは翌日だった。あまりにいきなりな事だったので何が起こっているのかよく分からなかった。

事の重大さが分かったのは、話を聞いてから数分後。どうして良いか分からない俺は独りでに教室を出る。

俺の心は『孤独』と『悲しみ』に蝕まれどん底に立たされていた。それもそのはず。せっかく一番分かり合える親友を作ったっていうのに残るのは苦しみだけなのだから。

それから数日間は、誰とも話せず、ただ一人深い闇の中に閉じこもっていた。どうやらこの闇からは抜け出せそうにない。

そんな俺の心に、ある光が差し込んだ。光の手を差し伸べてくれたのは彼女の咲だった。咲はいつも俺を支えてくれる。もちろん今だって。こんなにも俺を励ましてくれる女はいない。

咲は俺に『何いつまでもくよくよしてんだよ、英智の分も音楽で輝け』とね。俺はその言葉で目が覚めた。はっきりとね。

そして俺は誓うのだった。俺はこれからもギターを鳴らす。そして英智の分まで必死で生きてやることを。

今回は『死』という重い内容で仕上げました。自分の親友がもし亡くなってしまったらどうなるのだろうという疑問感からこの作品を仕上げようと思いました。

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