表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

真夏に心は溶融。 そして、シンドロームに……。

作者: 嘩月

瞬きの暗幕、少し遠退く意識。

微かな息を灯し、ゆれる。



明日よ、さよなら。

今日だけを歩く事に疲れ、過去を見る事も出来ない。



絶望の形は、酷く、浅く、深く、流れ。



眠れない心は、幼稚で拙い夢に犯されて。

病癖と映る景色に、現実での笑顔は消されてしまう。



鏡に問い掛ける。

そこに在るのは、何と誰?



冷たい風を受けて、渇く喉を潤す行為。

そんな、自慰のような貪りの日常。

もう、狂ってしまっているのかい?



暖かい光りが射す、午前11時頃。

汗を知らぬ外的自室にて、弱る蟲を眺める。

静かに目を凝らして、そこから世界を見つめられたら…………。



ぴくぴく、と。

それは、蟲?

いいえ、この体。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ