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わたしのうつくしい世界  作者: 紋 余白


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7/8

6.

あれから色々試してみた。落とした物がどこにあるか教えてもらったり、階段で転びそうになったのを助けて!って言って助けてもらったり。うん、やっぱ良いコばっかなんだよね、モヤ達。


そんな事を考えながら、相変わらずの満員電車に揺られていると。ふと、お尻に違和感。なにか当たってる?

周りの人の迷惑にならないよう最小限の動きで、脇の下から後ろを見てみる。今は何も当たってない。気のせいかな。


安心して前を向くと、後ろの人がグッと押してきて扉に押し付けられる形になった。また違和感。これって。

探るような手付きで確信したのと同時に、背筋が粟立つ。気持ち悪い……っ!!


「さ、触ってきとる手、バキバキにしてっ…!!!」


思わず小声でお願いしてしまった。すると、


「ッ!?あっ、ああああ!?ゆびっ、指がぁ!!」


後ろに立ってた男の人が急に叫び出した。腕を押さえて半狂乱になっている。車内が騒然とする中、次の駅でその人は降ろされた。私は嫌な感触が残るお尻を軽く叩いて、今度は扉を背にして立つ。

あんなお願いごとでも聞いてくれるんだ…。

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