第六話 魔法
シュルクは、リリーの元で色々と魔人軍としての仕事を覚えた。それは厳しい物であったが、同時に、ためになる事でもあった。そして仕事を覚えるツアー?的な物が終わると、
「よし、シュルク、魔法を覚えよう。いつでも戦えるようになるために。」
と、リリーに突然、魔法を覚えようと言われた。魔法とは、魔人にしかできない技の事だ。これを急に覚えようだとかなんだとか言われたため、シュルクは、
「いやいやいや、無理ですよ…。」
と、遠慮目に言った。するとリリーは、
「大丈夫、あなたならすぐに覚えられるし、なんなら私より強くなれる素質を持ってるわ、だから人類の所からわざわざこっちがわに連れて来たのよ…。」
と、言った。それを聞いてシュルクは、
(うーん…リリーさんにそこまで言われるならやってみようかなぁ…?うーん……?)
と、思い考え、こう言った。
「よし、やってみますかぁ…。」
と、これを聞きリリーは、
「よし、早速道場へと急ごう‼」
と、シュルクの手を掴み走り出しながら、言った。そのリリーの姿を見ていたシュルクは、
(この人なら、例え魔人だとしても、人間だとしても、いや、そんなの関係無くついていって良いかもなぁ…。)
と、思っていた。
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