神様に祈ること
映画「生きる」より、
課長「大野君、これをその。。。」
係長「これは、しかし土木課へ」
課長「いや、こういうものはその、市民課がひとつ主体にならんとまとまりが。
つまり、土木課だけの問題じゃない、公園課も下水課も動いてもらわんと。だから、」
係長「はあ。。」
課長「君、自動車を一つ」
係長「はあ?」
課長「これから実地調査に。今日中に報告書をなんか何か一つ」
係長「課長、それは少し無理だと思いますが」
課長「いやっ、やる気になれば!」
役所の始業のサイレン。
ナレーション「それから5カ月、この物語の主人公は死んだ」
去年のクリスマスと正月にそれぞれお参りした。
クリスマスはキリスト教に、正月に近くの神社に参った。
次もそうするよ。
俺はそう、去年の秋ぐらいまで無神論が正しいと思ってた。
ワーグナーの「神々の黄昏」もそうだ。ニーチェはその影響下。
じゃあ、何による救いかといえば「愛による救済」
でも、去年の秋に「神様による救済」を思ったんだ。
それで近所の神社に参った。
幼稚園の時「神は愛である」と言いながら「紙はアイデアル」って言ってたんだぜ。






