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物語の始まり?
俺の名前は三鷹譲、しがないサラリーマンだけどある場所では知らない人はいない程有名な人物でもある。
それは、グランド・オールド・ワールド、略してGOWでは高難易度ダンジョンやクエストを初回クリアすることが多く、その事でGOWのネット記事によく掲載されている。
普通はクリア出来ないと言われていたダンジョンをクリアしたことで有名なギルドに所属している。
所属しているだけでどうやって有名に慣れたかってそれは
その時、譲は何かで頭を軽く叩かれた
「いて」
「何、独り言を言ってるんですか、ギルマス?」
「あ、ごめんね、ニーナちゃん。」
「コレ、次の攻略ダンジョンと商会の資料です。」
「ありがとう」
「他にも資料が来るので、1人だけの世界に入らないでくだね」
「わかってますよ」
「本当ですか?」
「本当だよ」
ニーナは譲をじっと見つめて
「なら大丈夫ですね、それでは失礼します」
ニーナは静かに部屋から出ていった
譲は窓の外を眺めて机にあった、お茶を飲み一息ついていたがその部屋には男性は存在せず、そこにはギルマスと呼ばれた女性が椅子に持たれてながらお茶を飲み干す姿しかなかった