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朝竜島の日常

作者: 木っち

僕は名前は鍋島龍成。24歳、職業はこの朝竜島の観光協会副会長。生まれも育ちもここ朝竜島である。

ここ朝竜島と本土の連絡は週に一度のみ。生活する面では不便ではあるが自然に溢れており環境としては素晴らしい場所だと思う。

動物も普通に出歩いているのがこの島では日常であり、島民はクマであろうとイノシシであろうと人間と同様にごくごく普通に接している。最早、名前を付けるほどこの島の動物は愛されているほどだ。

(双方共に仲がいいから休みの日はいつも子供たちと遊んでます。)

それくらい僕はこの島が好きなのである。正直なところ、本土での生活はあまりに便利すぎてイマイチ馴染めなかった。もしかすると不便な方が僕自身には合っているのかもしれない。

食料品も当然、週に一度の入荷なので数日経つと店に品物が無い!ということはしばしばある。ちなみによく売れる商品はレトルトやカップ麺、冷凍食品などの簡単に調理できるものだと聞いている。雨の日だと雨具が飛ぶように売れる。

(梅雨時や台風接近時はすぐに無くなってしまいます。)

島内には循環バスが一時間に一本程度(土休日は2時間に1本)の間隔で運行されており、主に通学や通院の手段として島民の移動に一役買っている。

(ちなみにこの循環バスは本土で不要になった車両を貰っています。)

この朝竜島の中心にある朝竜山の山頂は島内屈指の絶景で島民なら誰でも知っているほどのスポットである。湧き水もあり、湧き水専用の自販機が複数の場所に設置されている。

(ペットボトル数本を持参してまで汲みに来る人も居る。タダだからかな?)

あと、この島の一番の売りは朝竜山の中腹にある、「天然温泉」である。島民や観光客の方が好んでよく入っている。入湯料は高いが露天風呂から見える海が綺麗で海外からわざわざ足を運んでくれる人も居る。

(アレは結構絶景。見ないと損なくらい。)

毎月3のつく日の朝は朝竜島の船の乗り場付近で新鮮な野菜などを販売する「朝市」を実施している。ほんの数分で売切れてしまうので確実に手に入れたい人の中には前日の夜から待っているいわゆる「朝市ファン」がいるらしい。(僕はその時間帯には行けないので見たこと無いけど。かなりすごいらしい。)

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