プロローグ
初投稿です。
俺は黒花出夢。高校2年生。親父は何をしてるのかわかんねーが、とりあえず金持ち。という訳で金には困ってねえ。しかし親父は数日前にメッセージを残して死んでしまった。俺はメッセージの真意を確かめるために色々と調査をしているのだった。
親父が残したメッセージ、それはこんなものだった。「出夢、父さんはお前の名前にこんな意味をつけたんだ。まるで父さんの夢から出てきたような人になれという意味を。家の地下室を見ろ、父さんからのプレゼントだ。」という訳で出夢は今地下室にいるのだった。確かに父さんは一度も俺に地下室を見せようとしなかったから怪しいとは思っていたが、これほどの物を隠していたとはと思い出夢はため息を吐いた。なんと地下室にあったのは大きな箱だったのだ。と、言っても高校2年生の出夢より少し大きいぐらいの箱である。いや、むしろこれは箱ではなく、クローゼットのようだ。出夢は箱みたいなクローゼットを開けた。パーン!パーン!とクラッカーの音が鳴り響いた。するとどこからか親父の声が聞こえた。「出夢、この声を聞いているということは私は死んだということだな。まあいい。それより、まずはお前の前にある服のことを話そう。」と、そこで出夢は目をあけた。否、あける事ができた。気ずかない内に閃光弾が打たれていたらしい。|(クローゼットに閃光弾を仕掛けるやつがどこにいる!)確かに、出夢の前には赤いネクタイと右半分が白、左半分が黒のスーツがかけてある。「出夢もテレビで見ただろう。怪盗ファントムのことを。実はファントムは私だったんだ。出夢、お前には怪盗ファントムの後をついでもらうぞ」これから俺の怪盗生活が始まるのだった。
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