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異世界に来たけど魔力が無いから賢者になった  作者: 山科碧葵
第6章 異世界探訪は龍族姉さんとともに
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6-7.異世界人カザミ・アヤメ

 心身ともに疲労は溜まっていたが、触れたところが真っ白になるくらいに埃まみれな部屋で、ベッドに寝転がる気にもなれない。窓を全部開けて換気する。湿気や黴を、出来るだけ排除するのだ。


 ラスティと俺とで、部屋の――主に寝具だ――を熱風消毒し、即席の布団叩きで目一杯埃を飛ばしてやった。

 リュウナは気にせず埃だらけのベッドで熟睡していたが、ラスティが叩き起こし、同じように掃除をさせる。


 ラスティは結構必死だった。

 男女で分けるとして、今晩使う部屋は最低二つ。

 普通に考えて、ラスティとリュウナの部屋と俺一人の部屋に分かれるだろう。

 となると、ラスティは必然的にリュウナと同じ部屋にて寝ることとなる。

 換気さえしていない部屋で寝るのはごめんだと、そう考えたのだ。


「気にするほど汚くないと思うけどなあ」

「リュウナさんが最後にここを使ったのって、いつなんですか?」

「んー、五十年は経ってないと思うよ。割と頻繁に、ここには出入りしてるから」


 なんとアバウトな。

 しかし五十年以内なら頻繁になるのか。

 まあリュウナの仕事はこれだけじゃないだろうし、千年二千年と生きる龍族ならそういう考えにもなるのだろう。


「アヤメくんは、人一倍綺麗好きなんだね」

「そういうわけじゃないですよ。単に掃除が得意ってだけで」

「相性良いね、私たち。

 埃だらけでも掃除しない私と、掃除してくれるアヤメくん」

「それ相性良いって言います!?」


 ツッコミ気味に指摘すると、リュウナはニコニコと微笑んでいた。


「でも私、お料理は得意だよ」

「へえ、そうなんですか」

「えへん、これでも伊達に長生きしてるわけじゃないんだよ」


 得意げに瞑目し、胸を張ってみせる。

 動きに合わせて、ぽよんと揺れる。

 服装のせいであまり存在感を生じさせないが、リュウナの胸も中々大きいようだ。


 ――まあ、リュウナのスタイルに関する話は置いておこう。


 ある程度部屋の中も片付いたので、本日はここまでにして休憩にしようと思う。

 どうせ、今後この建物を俺が使うことは無いのだから。


 利用するに耐えられる程度の清潔さを取り戻せれば、それ以上を望もうとは思わない。

 欲を言うなら、雑巾がけとシーツの取り換えくらいはしておきたいが。


「とりあえず今日清掃したのは二部屋だけですけど、これで大丈夫ですよね?」

「大丈夫だよ。それにしても、ちゃんと二つのお部屋をお掃除するなんて、アヤメくんも色々考えてるんだね」

「まあ、人並み程度の倫理観は持ち合わせていると思ってるので」


 流石に同じ部屋に三人詰め込んで、一夜を明かそうとは思わない。

 これがプリムヴェールとティオとかだったら問題無いのだろうが、この二人はそういった関係の人間ではない。


 ラスティは気にしないでくれるかもしれないが、リュウナは年頃の(龍族としては)女の子だ。

 見た目から察するに、リュウナはきっと人族でいうところの二十代前半くらい。

 食べ頃のお姉さんだ。

 割と年上好きである俺としては、異性として意識してしまう年齢である。

 何故かこの人には、そういった感情が芽生えないのだが。


 何でだろうか。

 多分この一ヶ月満ち足りた生活をしていたから、寂しさからくる変な浮気性が治ったのだろう。

 そう思っておこう。


「お部屋が二つ。てことはもう、ラスティさんを追い出して二人っきりで同衾しようと、そういうことだよね?」

「俺の記憶が正しければ、ついさっき倫理観持ってるって言いましたよね!?」


 三人の旅で、一人除け者にして夜中を楽しむとか倫理も常識もない。

 いや別に、三人仲良くすれば問題無いよね? とかそういう話ではなく。


「え、だって。二つ部屋を掃除するって、そういうことでしょ?」

「男女で分けるって話ですよ。隣の部屋はこっちと比べて少し広いので、リュウナさんとラスティさんはそちらで寝て貰おうかと」


 リュウナは信じられないといった顔で俺を見た。

 俺の方が信じられないよ。

 男女別の部屋割りをして、文句や不満が出るとは思わなかった。


「私はアヤメくんと一緒で良いよ。むしろ歓迎するよ! 大丈夫、何もしないから! 変なこととか、絶対しないもん。ね、だから一緒のお部屋――むしろ同じ布団で――同衾しよ? 私寝つき良い方だから、アヤメくんの寝顔を見たり触ったり舐めたりするようなこと出来ないし――あ! 何すんの、やめてよちょっと、後ろに引っ張らないで! ああ、アヤメくんアヤメくんアヤメく――」


 ぐへへとか言いながら手をわきわきさせて涎を垂らすリュウナを、半眼のラスティが後ろから引っ張って行った。

 ピシャリと扉が閉じられ、静かになった。


 うん、何て言うか。

 真正面から向けられる恋慕は嬉しいものだと思ってたんだけど。

 訂正する。

 怖い。



        ◇          ◇          ◇



 疲れていたためか、ベッドに入るとすぐに夢の世界へと沈んで行った。

 だがあまり良い夢は見られなかった。

 ぺしゃんこな敷布団には、堅い木の感触がモロに伝わってくるし。

 熱風消毒したとはいえ、やはりまだ何となく変な臭いはするし。

 ここ一ヶ月両側から抱き枕にされていたのに、今晩はそれもないし。


「……ああ、嫌な夢を見た」


 あまり清潔な夢ではなかったので詳細は省くが、もうあの夢の続きは見たくないと強く思う。


 瞳を開けると、まだぼんやりと仄暗い天井が目に入った。

 昨晩ベッドに入ったのは、夕暮れから夜にかけての時間帯だ。

 リュウナが持っていた携帯食(燻製肉っぽいもの)を食し、それからすぐに熟睡したはず。

 大分寝たような感じがするし、多分今は明け方なのだろう。


 いや、明け方にしては暗いか。

 だが深夜帯だと、灯のないこの部屋では壁や天井を視認するのは不可能なはず。


 おかしいなと思いながら身体を起こすと、キィという音とともに扉が開かれた。

 ぼんやりと浮かんだ影は、大人のそれ。不審者かと身構えたが、わざわざ松明を持って入ってくる泥棒がいるだろうか。いやむしろ、松明がないと仕事が出来ないな。部屋の主が目覚めたら、襲えば良いのか。


 さっき見た夢のおかげで脳は覚醒しているので、掛布団の中で密かに臨戦態勢を整える。

 盗賊か何かだったら、土壁を叩きつけてやろう。


 だがそれも、杞憂に終わる。

 松明に照らされたその影の持ち主は、金髪碧眼の美少女龍族――リュウナ・アルデバランだった。

 簡素な寝間着に身を包んだ彼女は、遠慮がちに部屋を見渡し、もじもじと体躯を揺らしている。


「こんな夜更けにどうしたんですか?」

「あの、あのねアヤメくん。今、時間大丈夫かな?」

「構いませんよ。丁度目が覚めて退屈してたところですから」


 掛布団を剥がし、ベッドの脇に腰かけて手招きする。

 リュウナは寝間着の裾をキュッと握り締めながら、俺の隣にちょこんと腰かける。

 キィとベッドが軋む音がする。


 丈の短い寝間着――しかも裾を握り締めているせいで、色白な太ももが見事に露出する。


 顔を上げると、目が合った。

 少し染まった頬。

 眠いせいか、ちょっぴり湿った眦。

 ザ・ファンタジー世界の寝間着といった感じの、純白で薄手の装束。

 リュウナの魅惑的な若い肉体が浮き彫りになっている。

 艶めかしい起伏が、目の前に。

 それもどうやら、下着を身に着けていないようだ。


「…………」


 これはもしかして、所謂夜這いというやつだろうか。

 ダメですよ、リュウナさん。俺には既に将来を約束した、可愛い娘が二人もいるんですから。

 これ以上心を割くわけにはいかないのです。


 などと心の中で芝居をしていると、リュウナに流し目を向けられた。

 幼気な面差しに浮かんだ、大人っぽい仕草。

 容姿と精神年齢の齟齬を感じさせる表情。

 背中を舐められたような感覚に、思わず背筋を伸ばしてしまう。


 え、嘘でしょ。

 本当にこれ、夜這いっていうか誘惑行動なんじゃないか。

 密室に二人きりなんて雰囲気まで作られて、ちゃんと相手を傷つけずに、この場を納めることはできるだろうか。


「あの、リュウナさん?」

「魔導書を、もう一度見せてもらおうかと思って」


 リュウナの口から紡がれた言葉に、興奮していた頭がスーッと冷めていく。

 ああ、そっちでしたか。

 良かった。変な意味での逢瀬じゃなくて。


「これですよね」

「はい、ちょっと拝見」


 枕の傍から引っ張りだし、リュウナに手渡す。

 リュウナは魔導書を開くと、じっくりと目を通し始めた。

 先日見せた時のようにただパラパラ捲るだけではなく、今回は一ページ一ページ気になることがないか眺めているらしい。


「龍族の文字以外も、読むことが出来るのですか?」

「これでも、世界大樹の管理者だからね。基本四種族の言語は、問題無く全部読めるよ」


 その言葉を聞き、背筋に冷や汗が滲み出る。

 基本四種族の文字を読むことが出来るということは。

 俺が書いたところを読まれたら、この世界のものではない文字を使用していることに気付かれてしまうのではないか。


 ラスティは、俺が異世界人であることを気にしないでくれたが。この人はどうか、分からない。

 いやむしろ、この人なら――もしかすると、異世界人の存在を知っているかもしれない。


「――ラスティさんには言わないから」


 ベッドを軋ませ、リュウナは俺に顔を近づける。

 しなだれかかるように体躯を密着させ、頬や耳朶に甘い吐息を吹きかける。

 薄手の寝間着越しに育った大きな果実が、俺の腕に押し付けられる。


「魔導書との本当の出会いを、私にだけ教えてくれないかな?」

「……本当の、出会い?」


 魔導書との出会い――高原で出会ったという俺の証言を、リュウナはやはり信じていなかったということか。

 何か引っかかっていたようだったし、やはりそれはおかしな話だったのか。

 しかし、たとえ正直に答えたとしても、リュウナの引っかかっていた箇所が浮き彫りになることは無いだろう。

 

 俺が魔導書に出会ったのは、本当に偶然だ。

 図書館を歩いている最中に、偶然目に入った菖蒲色の紙束。


 サザンガンフォルトのように、目が覚めたら枕元に置いてあったとか、そういったものではない。

 誰でも手にすることの出来る場所に、ぽつんと置いてあったのを拾っただけなのだ。


「魔導書は、人を選ぶから。

 魔導書が嫌う人間のもとには、絶対に渡らないはずなんだ。

 勿論アヤメくんは、魔導書に選ばれた大切な人だと思う。

 でも、アヤメくんはこの魔導書と、高原――誰でも手にすることの出来る場所で、出会ったって言ってくれた。

 アヤメくんが嘘をついてるとは思いたくない。

 だけどそれはおかしいから。

 アヤメくんがユグドラシルに選ばれたんだったら、他の人が魔導書を手にする可能性はゼロじゃなくちゃならない」


 俺の胸元を撫でつけ、リュウナは幼気に小首を傾げてみせる。


「だから思ったの。

 もしかして私やラスティさんには、知られたくない場所で出会ったんじゃないかって。

 私だって、アヤメくんの嫌がることを詮索しようとは思わない。

 でももしそれが、私じゃなく――ラスティさんに知られたくないだけのことなんだとしたら。

 もし良かったら、私にだけ真実を教えてくれないかな」


 どうすれば良いのだろう。

 リュウナは――。俺が大切な場面で嘘偽りを紡いだことを、責めたりしないのか。


 それよりも、他の人に聞かれたくない複雑な事情があるのではないかと、俺のことを気遣ってくれている。

 ここでまた嘘で塗り固めた話をするのは躊躇われる。

 だがリュウナは、真実を信じてくれるだろうか。

 事実は小説より奇なり。

 転移も召喚も存在しなかったこの世界に、別の世界の人間が現れるなど、信じるだろうか。


 別に隠しているわけではない。

 だがこの発言がきっかけで、信用が崩れてしまうのが嫌なだけだ。

 信じてもらえるのなら、話しても良い。


「……一つだけ、予想はしてるんだ」


 魔導書を捲っていたリュウナの手が、ピタリと止まる。

 リュウナの顔は、俺の顔と密着するほどに近づいている。

 彼女の手元を覗き込むのは、今の俺には容易い話だ。


 リュウナが捲っている頁。

 近隣から下級魔族を召喚する魔法――俺が書き込んだページ。

 リュウナはそのページを見やり、遠慮がちにそこを指先でなぞった。


「アヤメくんの字が汚い――ってわけじゃ、ないよね」


 リュウナの声音は、優しい雰囲気を纏っている。

 ここまで来ても、責めるような口調は使わない。

 慈悲深く包み込むような、思わず体躯を預けてしまいたくなるような、穏やかな声音。


「信じてもらえるか、分かりませんけど」

「大丈夫、安心して。

 アヤメくんが勇気を出して、本当のことを言ってくれようとしてるんだもん。

 笑い飛ばしたり疑ったり、そういうことは絶対しないよ」


 だがやはり、ここでまた突飛な嘘偽りを申せば、疑念を持たれてしまうだろう。

 口ではそう言いつつも、俺が高原で拾ったという発言は信じてもらえなかったのだから。


 だがリュウナは、俺がこの世界の住人とは少し違うということに、感付いているようだ。

 隠さなくても、良いのだろうか。


 正直言って、ここまで暴かれた挙句黙り続けるというのは、結構心にくるものだ。

 全て話して楽になりたい。

 そんな感情まで湧き上がってくる。

 罪を犯したわけではない。誰かを困らせたわけではない。

 だけど、どうして話す気になれないのか。


「……プリムヴェール」


 プリムヴェールには、その嘘を突き通してしまったから。

 行商人に売りつけられたと、出鱈目な話を真実だと偽って押し通してしまったから。


 騙すつもりはなかった。

 だけどあの状況で、俺は異世界から来た人間だと言っても、信じて貰えるはずがなかった。


 でも――。大切なプリムヴェールに突き通した嘘を、こんな簡単に明かして良いのか。

 明かすなら、まずはプリムヴェールに正直な話をしてからではないのか。

 単なる我儘だということは分かっているが、リュウナの優しさに甘えてしまう。

 ラスティのように、ズバッと言ってくれれば、流れに身を任せてしまったのだろうが。


「プリムヴェールって、あの銀髪の魔族さん?」


 リュウナの問いに、首肯だけで応える。

 リュウナの熱い視線が、頬を焼く。


「……アヤメくんが、何かに迷ってることは分かったよ」


 そう言って、リュウナは俺の顎をくいと動かし、彼女の方へと向けさせた。


「アヤメくんが話す気になったら、ちゃんと話してくれれば良いから。

 でも、二つだけ聞かせて。

 アヤメくんは、この世界の人族とは違うんだよね?」


 首肯して、答える。

 情けなくて情けなくて、目も合わせられない。

 たった一つの嘘に、ここまで身を縛られてしまうなんて。


「分かった。

 それじゃ、もう一つ。

 この――魔法陣みたいなのが書いてあるページから、ここのページまでは、アヤメくんが書いた場所ってことで良いんだよね?」

「そうです。そこからそこは、俺が書きました」


 最初に書いた召喚魔法から、万が一俺が元の世界に戻された場合に、呼び戻してもらうための魔法が書かれたページ。

 そうだ、後でそこの魔法のことをリュウナに話しておかなければ。


 リュウナはそれらのページを捲ると、不意に魔導書の中に顔を埋めた。

 泣いているのだろうか。

 悪いことをしてしまったのかもしれない。


 心を開いて、俺が溜め込んでいる偽りをこじ開けてくれようとしてくれたのに。

 決して乱暴な手段は使わず、責めることもなく俺の心を撫でてくれたのに。

 それに対して、碌な対応も出来なかった俺を。

 嫌な人だと、思っているのかもしれない。


「……すん、すん」


 嗚咽が漏れている。

 悲壮や憤怒を噛みしめ、それらの感情が漏れ出しているのだろうか。

 責められても、優柔不断さを叱責されても仕方ないこの状況。

 胸の奥が、キリキリと痛んでしまう。


「……すん、くん、くん」


 ん、何か違う音が聞こえた気がする。

 くんくん?

 薔薇の庭園に出てくる、人形劇の探偵の名前だっけか。


「……はす、はすはす、くんくん、すんすんすんすん」


 いや、違う。

 思わず思考を手放したくなったが、現実を見据えることにしよう。

 リュウナは、魔導書に顔を埋めている。

 そしてどうやら、泣いているようでは無さそうだ。


「あの、リュウナさん?」

「……アヤメくんの匂い」

「へ?」


 満足げな表情で、魔導書から顔を放すリュウナ。幸せそうに顔を蕩けさせ、頬や額は恥ずかしいほどに上気している。

 暫しほわーんとした様子で虚空を眺めていたが、ハッとした表情で口元を拭うと、魔導書をパタンと閉じてベッドの上に置いた。

 薄手の寝間着をパンパンと叩き、くっと腕を伸ばして息を漏らす。


「今日はもう失礼するね。夜中に男女が二人っきりだと、あらぬ誤解を生じさせちゃうから。……ラスティさんとかに」


 そう言って振り返ると、満足げに口元に弧を描いてみせる。

 スッキリした様子でその身を翻すと、スキップをするかのような軽い足取りで、リュウナは部屋から退出していった。




 閉じられた扉を視界に入れながら、俺は何とも言えない心情に胸の中を掻き回されていた。

 リュウナの最後の行動には、どういった意味があったのだろう。

 悪くなってしまった空気を払拭するため、恥を忍んで変態行為を見せつけてくれたのだろうか。

 それとも単に、自らの欲望に忠実に行動した結果があれなのだろうか。


 ともかくとして、もうすっかり目が冴えてしまった。

 今更寝なおそうとは思えない。


 だが今日も、長い長い空の旅は続くのだ。

 爛々と輝く瞳をどうにかして瞑り、出発時刻まで身体を休めることに専念することにした。



        ◇          ◇          ◇



 翌朝。

 俺のマントにくるまって熟睡するリュウナの姿がラスティによって発見されたが、怖かったので気にしないことにしておいた。



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