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第11話:封印の解放
廃屋の奥、微かな光が差し込む場所で、翔子は巻物と手紙を並べ、全ての証拠を確認していた。
「…これで、封印された真実が見える」
砂文様、金属片、刻印、そして手紙の暗号。過去と現代を繋ぐ線が、はっきりと形を成す。
ロンは慎重に足元を確認しながら、「ここに、失踪者の痕跡もある」
翔子は巻物の地図と現地の痕跡を照合し、ペンで線を引く。「この順序で行動すれば、過去事件の全貌も、失踪者の行方も明らかになる」
廃屋の柱に刻まれた古い記号に光が反射し、微細な文様が浮かび上がる。
「これが封印の鍵…」翔子の瞳が光る。
ロンも頷き、慎重に記号を追う。「小さな手掛かりも見逃さなかった。核心はもうすぐだ」
森の風が枝を揺らし、葉がかすかに擦れる。
二人は目を合わせ、息を整える。
「行こう」翔子の声に決意が満ちる。
廃屋の奥、封印された空間に入ると、過去事件の全貌が明らかになる。
過去の人物が残した証拠と記録、現代の痕跡――すべてが一つの真実を示していた。
翔子とロンは互いに深く頷き、静かに微笑む。
「封印は解かれた…これで失踪者も安全だ」ロンの声に安堵が含まれる。
森の静寂の中、微細な証拠が光を反射し、過去と現在の謎はついに解明された。




