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第十九話 猫耳少女爆買い!

買い物を再開して、市場の奥に進むと、薄汚れた檻が目に入った。中には、猫耳と尻尾の少女。銀髪に紫の瞳、ボロボロの服で鎖に繋がれてる。ステータスチェック。

名前:ミャウ

職業:奴隷(獣人族)

レベル:3

HP:150/150

魔力:B

スキル:【獣の直感】(危険察知)

魅力:S(俺の脳内補正)

「かわいそう……」エリシアが涙目。シルヴィアも「こんな非道、許せん!」って剣を握る。俺、なんか胸がチクッとした。前の世界でも、弱ってる動物とか見ると放っとけなかったしな。

「よし、買う。いくらだ?」

俺が商人に金貨をドサッと渡す。ミャウの鎖が外れ、彼女が俺を見上げる。猫耳がピクピク、服の破れから見える肩が……いや、PG-12! アニメなら保護者モード全開だ。

「ご、ご主人様! ミャウを救ってくれて、ありがとう! 何でも言うこと聞くニャ!」

ミャウが膝をついて、潤んだ瞳で俺を見つめる。市場の人々が「奴隷を即決で!」「黒崎様、慈悲深い!」「やっぱ英雄だ!」って大騒ぎ。エリシアとシルヴィアも「悠真様、なんて優しい!」「貴様、心まで強いな!」ってキラキラ。

「んー、ミャウ、だろ? もう自由だ。好きに生きな」

俺がニヤッと笑うと、ミャウがビックリ顔で猫耳ピーン。

「じ、自由!? でも、ミャウ、自由に選ぶなら……黒崎様についていくニャ! ミャウの意志で、ずっとそばにいるニャ!」

ミャウが俺の腕にスリスリ。うわ、猫耳ヒロインの好感度一気にカンスト!? エリシアが「わ、わたくしも負けません!」、シルヴィアが「ふん、新入りか! 私も悠真のそばを離れん!」ってバチバチ再燃。市場は「ハーレム増えた!」「黒崎、すげぇ!」ってさらに大盛り上がり。

「やれやれ、俺、ただ買い物来ただけなのに……」

俺は頭をかいて苦笑。アニメならここでコミカルなBGMと「次回へ続く!」だな。

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