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50/70

50.バグの駆除をしますわ ⑨

なんとか50話まで来ました。

長かったた様な短かった様な....

これからも執筆して行くので読んで貰えると嬉しいです。


ブレスレットが巻き付き認証が始まったと思った瞬間にメティスの私を心配する声が医務室に響き渡り、その数瞬後に遠くから ガシャーン バキャーン っと何かを破壊する様な音が徐々に近付いてきて次第に誰かが走る足音も交ざって近付いて来たと思ったら今度は医務室の扉の前でガガガガーっと何かを削る音が聴こえた直後に医務室の出入口の扉がバガーーン!!っとくの字に曲がってふっ飛び奥の壁にぶつかりガランガランガラーン!っと床に転がり、その突然の出来事にキャロルさんやバグ駆除の責任者も固まってしまってます。


そして扉が無くなった医務室の出入口に目をやるとそこには白いブラウスと赤いロングスカート姿の外部端末の方のメティスが蹴りを放った姿勢で立っており、そのメティスがベッドに寝てる私を見付けると《エレナ様!!》っと駆け寄ってきてくれました。


メティス

《ああ!なんて酷いお姿!....誰ですか?誰がエレナ様にこんなお怪我をさせたのですか?動けないエレナ様に代わってメティスがその者の息の根を止めてきて差し上げましょう!》


フンス!っと胸を張って物騒な事を言うメティスを止めようと「お止めなさい!そんな事しなくて良いですわ!」っと嗜める言葉を掛けても怒りを露にしたメティスには届かない様で次の瞬間冷えきった鋭い眼光を放ちキッとキャロルさんを睨むと、睨まれたキャロルさんは「ピッ!」っと小さな悲鳴を上げて身体を強張らせて身動きが取れなくなり視線が彷徨っていましたがその内視線がバグ駆除の責任者へと固定されるとその視線を辿る様にメティスがグググっと身体を捻り視線の先に居るバグ駆除の責任者をその目に捉えました。


コッ コッ コッ コッ


メティス

《貴方ですか?貴方がエレナ様に怪我をさせたのですか?》


コッ コッ コッ コッ


メティスがヒールの高い靴で床を鳴らしてゆっくり歩み寄りながら投げ掛けた問いと凍て付く様な視線にバグ駆除の責任者は「ヒィ!」と尻餅をついて後退りしますが直ぐ壁に当たってしまいそれ以上下がれず足をバタバタさせてる所をメティスは左腕で服の襟首を掴み足が浮くほど持ち上げるとコクンっと首を傾げて再度問います。


メティス

《答えて下さい。 貴方がエレナ様を傷付けたのですか?》


襟首を掴んで持ち上げられた事によって首が締まってるのかバグ駆除の責任者は「ぢ、ぢが...ぐ..るじ」っと苦しそうにまともに喋る事が出来ませんがメティスは尚も手を緩める気配がありません。


キャロル

「あわわわわ、どうしようどうしよう!って!エレリアナさん!寝てなきゃ駄目ですよ!」


怪我した私を見た事に依って怒りに囚われてしまっているメティスを止める為に私は全身の痛みを堪えて立ち上がると声を張ってメティスを咎めます。


エレナ

「メティス!お止めなさい!今すぐその方を降ろすのです!!」


漸く私の声が届いたのかビクッと成ったメティスがゆっくりとバグ駆除の責任者を降ろし手を離すと俯いて此方に向き直ったので私は身体の痛みを堪えて歩み寄るとメティスは俯いたまま横に下がったので私はそのまま青冷めた表情のバグ駆除の責任者の前に立つと謝罪の言葉を述べました。


エレナ

「メティスが大変なご無礼を働いてしまい申し訳ありませんでしたわ。 お怪我等は御座いませんでしたか?」


私がメティスのした事に対して謝罪の言葉を述べてから怪我をしてないか聞くと言葉を発せず顔をカクカクと縦に振って頷いたので問題無いと受け取り言葉を続けます


エレナ

「そうですか、お怪我が無くて幸いですわ。 それでメティスの処遇に関してなのですが後ほどわたくしの方で確りと処罰を与えますのでどうかそれでお納め頂けないでしょうか?」


メティスの無礼に対しての処遇を私に一任してくれないかとお願いするとこれも顔を縦にカクカクと縦に振って頷いたのでこの話は終わりにしてもう帰る事を伝えます。


エレナ

「ご理解ありがとうございます。 それではわたくし達は此にてお暇致しますわ。 メティス、キャロルさん、行きますわよ」


そう言って会釈した時に視線を落とすとバグ駆除の責任者の足元が濡れていたのは見なかった事にして踵を返して扉の無くなった医務室の出入口から廊下へ出ると驚きの光景が目に入りました。


医務室の前の床には何か硬い物を突き立てて引き摺った様な長く深い5本の溝が残り、エントランスホールへ向かう方へ視線を移すと途中途中に有る扉が千切れてるかひしゃげてる状態に成ってました。


エレナ

「メティスが此を?」


そう言って私の後ろを無言で着いて来てたメティスを見ると俯いたまま《はい、メティスがやりました》っと沈んだ声で答えてくれ何故こんな状態に成ってるかを歩きながら教えてくれました。


メティス

《床のキズはメティスが急停止する為に手でブレーキを掛けた指の跡です。 扉を破壊したのは急いでエレナ様の元へ向かう為にえい!っと....申し訳ありません...》


俯いたまま教えてくれた内容はメティスが私の身を心配して行動した結果で声からも本当に反省してる事も受け取れて頭ごなしに責める事も出来ず(仕方ない子ですわねぇ)と思いながらも壊した扉等の謝罪と賠償はしなればと考えてると俯きションボリしてる愛らしいメティスの姿が目に入り張ってた気が緩んでしまい我慢してた身体の痛みが勝った事でふらふらと力なく倒れそうに成ってしまったのをメティスが確りと支えてくれました。


メティス

《エレナ様!大丈夫ですか! メティスが運んで差し上げますので安心して下さい》


そう言うと私の膝の下にも手を差し入れて横抱きで抱き上げてくれました。


エレナ

「ふふふ、私より小柄なメティスに抱き上げられるのは何だか申し訳ないですわね。 うっ!」


メティス

《エレナ様!お身体が痛みますか!? メティスの事はお気に為さらないでお身体を楽にしていて下さい》


エレナ

「ありがとうメティス、お言葉に甘えさせていただきますわ。 でも帰る前にプラントの事務局に寄ってくださる? 扉や床の事で少しお話しをしなくては...」


キャロル

「それは私とドメルさんとダイキさんの3人でやっておきますよ! 謝罪して賠償の事を話し合えば良いんですよね? エレリアナさんは早く帰って身体を休めて下さい」


メティス

《メティスもキャロルさんの意見に賛成です》


エレナ

「ですが....」


キャロル

「ですがじゃないです! それでどんな風に話を持っていけば良いんですか?」


エレナ

「....それではお言葉に甘えさせていただきますわ。 謝罪の方は身体が回復しだい後日改めしに来る事と。 扉等の修繕費は私が確りお支払する事をお伝えくださりますか」


キャロル

「はい!分かりました! それではメティスさん、エレリアナリーダーの事をお願いしますね」


メティス

《はい、勿論です。 それからメティスがしてしまった事の為にご迷惑をお掛けします》


キャロル

「良いの良いの! それじゃね!」


そう言ってキャロルさんは事務局の有る方へ去って行きました。


エレナ

「それでは帰りましょうか」


メティス

「はい、エレナ様」


そして私とメティスの2人はタクシーが用意されてると言われた正面出入口を出ると外はまだ暗く時刻を見ると午前3時半、今は2月で季節的に日が昇り始めるのはまだ先です。


バグ駆除を開始されたのは前日の午後22時からで本来何も無ければ午前2時には終わって午前3時前には家に着いてた所ですが色々有ったので仕方ありません。


何故その様な時間帯からバグ駆除が行われたかと言うと、事前の説明で 「エネルギープラント自体は24時間稼働しておりプレイヤーは時間を問わず出入りしてますが同時に観光施設でも有るのでプレイヤー以外の一般人も出入りしてます。ですから一般人が居なくなる20時以降の深夜帯を選んでます」っというのが理由だそうです。


因みにプラントシステムはメインシステムが2台と非常用のサブシステムが1台の計3台が有るそうでメイン2台を稼働中とメンテナンス中を交互に切り替えて使用してるので今現在もそれなりにプレイヤーと思われる方達が出入口を行き来しています。


他のプレイヤーの視線が私達に向いてるのを感じながら正面出入口を出て階段を降りるとそこには言われた通りタクシーが1台停まっており近付くと自動でドアが開いたのでメティスは私を優しく座席に座らせてくれると反対のドアから乗り込み自宅アパートの住所を告げるとゆっくりとタクシーは動き出しました。


タクシーは完全自動運転なので車内には私とメティスの2人きりで静か時間が車内に流れてますがふいにメティスが話しかけて来ました。


メティス

《エレナ様.......先ほどは大変なご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ありませんでした》


エレナ

「私の身を案じて行動した事とは言えあの様な事はもうしてはいけませんわよ?」


メティス

《承知しました。 誓ってあの様な事は二度と致しません》


エレナ

「ですが処遇が私に一任されたとは言え何かしらの処罰を与えなくてはプラント側にも納得が行かないですわよねぇ~.....まぁ、それは後から考えましょう。 それよりも...」


会話の途中でふと思った事をメティスに話します。


エレナ

「ねぇメティス、2人ともまだ寝ているでしょうね」


メティス

《はい、メティスもそう思います》


2人とはミリアとシンディーさんの事。


夜遅くにバグ駆除が行われる為にミリア1人でお留守番させてしまう事に成ってしまうのでシンディーさんにお願いして私の代わりにミリアの側に居てくれる様に頼んでいたので今頃2人とも寝ていると思ったのです。


エレナ

「私の怪我でミリアに心配を掛けてしまいますわね...」


メティス

《メティスが出来るだけフォローします》


エレナ

「ええ、お願いしますわ」


怪我をみて泣いてしまうであろうミリアを想いながらタクシーに揺られ自宅アパートへ向かうのでした。

色々と突っ込み処が有ると思いますかバグ駆除の本編は取り敢えずこの回で終了です。


拙い文章なから読んで頂きありがとございます!

m(_ _)m

もし宜しかったら 感想 や いいね を貰えると嬉しいです。


作者の知識不足で誤字、脱字、等の間違いや文章的におかしな所が多々有ると思います。

もし見付けましたら、お手数でなければ指摘してくれると助かります。

ただ、作者のメンタルはペラペラの紙メンタルの為に直ぐズタズタに成ってしまうので感想や指摘は優しい言葉でお願い出来ますでしょうか....


引き続き執筆して行こうと思っていますが頭の中の物語を文章として纏めるのが下手な為に執筆速度が遅い上に子育てやお仕事等で遅れて待たせてしまう事も有るかも知れませんが気長に待って貰えると嬉しいです。

宜しくお願いします。

m(。_。)m

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