45.バグの駆除をしますわ ④
作者の作文力が乏しく拙い文章だと思いますが宜しければ読んで貰えると幸いです。
キャロル
「ずいぶん腫れてるけど大丈夫ですか?」
ダイキ
「大丈夫!って言いたい所だけど結構痛い....」
ダイキさんはゾンビ型バグに引っ掛かれた所と同じ部分が腫れた腕を擦りながらキャロルさんの心配する声に答えます。
3人だけでゾンビ型バグの対応した後、そのまま暫く探索を続けて2回ほどゾンビ型バグとサソリ型バグの小さな群れを駆除した辺りでプラントシステムから脱出したので、現在私達が居る場所はエネルギープラントの地下です。
地下にはエネルギープラントを管理する中核施設が有る為に普段は関係者意外の立ち入りは出来ず、バグ駆除の募集に選ばれた人もプラントシステムへ潜入する為の専用のカプセルベッド型端末が並んだ部屋に入る事が許されるのみ。
そして今はその部屋の隅に有る休憩用のテーブルとベンチの1つを使って今日の反省会をしてる所です。
ですが今居るのはプラント職員の方達が数名と私達4人だけ。
メティスが居ないのは此所が極めて重要な施設の為にバグ駆除に参加しないメティスは同行を許可されなかったので1階エントランスでお留守番をしてもらってます。
そして職員と私達だけなのは他のプレイヤーの方々は未だシステムに潜入中の為で私達は一足先にシステムから脱出したからです
っと言うのも、プラントシステムに潜入する前のブリーフィングでドメル教官から「3人は初のバグ駆除の上にシステム潜入は身体にも負担が大きいから4時間ビッチリ潜入しないで余裕を持って3時間で脱出をする。 良いな」っと決め手たからなのです。
ダイキ
「でも思ったより大変なイメージは無かったですね。 攻撃を食らうのさえ気を付ければ後は気持ち悪いのを我慢するだけじゃないですか? それもその内慣れるだろうし」
キャロル
「それは私も思いましたね。 収入が良いから全然我慢できると思いますよ? そう考えると人気が無いのが不思議ですよね」
今回、私達が3時間で獲得したポイントは。
擬態バグであるゾンビ型バグが1体15000ポイントなのでそれが15体で225000ポイント。
通常バグであるサソリ型バグが1匹8000ポイントなのでそれが16匹だから128000ポイント。
合計358000ポイントを獲得した事に成ります。
此を当初決めてた通り4人で均等に分配するので1人89500ポイントを3時間で稼いだ事に成ります。
普段のプラントゲームだと2時間分のポイントとなんとかキル2つ取った分のポイントを合わせて16000程なのと比べると破格の稼ぎに成ります。
それを考えるとキャロルさんの言うとおり人気が無いのが不思議に思うのも頷けるのですが....
ドメル
「何、簡単な事さ。 バグ駆除は月に1回しか無いからな。稀に2回ある時も有るが殆ど月1回だ。 そう考えたら月の収入としては全然足りないだろ? まぁ、もっと稼ぐ方法も有るが今の我々では無理だな」
エレナ
「深部への潜入ですわね...」
キャロル
「シンブ?」
ダイキ
「シンブ?あ!システムの深層部の事ですか!?」
ドメル
「2人には話して無かったがその通りだ。 我々が今回潜入したのは表層部の第1層でプログラム密度は対した事はないんだ」
そこからドメル教官はプラントシステム内の説明を始めてくれました。
プログラムは全部で6層から成っており私達が今回潜入した第1層はプログラム密度は薄く逆に層が深く成るに連れてプログラム密度は濃く成ります。
そしてプログラム密度が濃く成れば成るほどバグの発生率も多くなり、 つまりは駆除する数も増えるから獲得ポイントも増えるって事に成る訳なのですが....。
キャロル
「じゃあ、その深部へ行ってもっと駆除の数を増やせば良いんじゃないのですか?」
ドメル
「ははは、確かにその通りだがそう簡単な話じゃ無いぞ、ブロッサム。 バグの数が増えると言う事は1度の戦闘で相手するバグの数も増えると言う事だ。 第1層では1つの群れの数は対した事は無いが第2層からは一気にバグの数は増える上に戦闘の間隔も短く成る。 更には単体で徘徊してる個体も彼方此方に居るから休憩を取る場所を確保するのも難しく成ってくる。 練度の低い我々ではあっという間に消耗してしまってうのは目に見えているからな」
ダイキ
「あ~、それはキツいかも。 今日だって早目に脱出したっていうのに凄く疲れて身体が重いからな~」
キャロル
「うん、確かにね。 私も凄く身体が怠いよ。 そう考えたら今の私達じゃ未だ無理だね...」
エレナ
「それはこれから経験を積む事で補えば宜しいことですわ。その為にも普段のプラントゲームにも精を出さなければ成りませんわね」
ドメル
「そう言う事だな! 普段から移動ルートや周囲への警戒の仕方等を考えながら行動してれば自ずと実力は付いて来るものだ。 とは言えダイキとブロッサムはプラントプレイヤーは本業ではないのだから急ぐ必要もないだろう」
ダイキ
「そうですよね、徐々に実力を付けて行こうと思います。 それに余りプラントプレイヤーの方に力を入れると会社が煩いんですよね~、ハハハ」
キャロル
「私も少しずつ上達すれば良いと思ってるんですよね。 学業も頑張らなくちゃだし、何時まで続けれるかも分かりませんから。 でも今日1日で約80000ポイント以上も収入が入るから助かりました! 少し前に友達と遊び過ぎて残高が寂しかったんですよ」
エレナ
「フフフ、楽しいと思わず使い過ぎてしまいますわよね。 ところで話は変わりますがドメル教官、教官のお祖父様のお話の続きを聞いても良いですの?」
私は気に成ってたドメル教官が教官のお祖父様から聞いた話の続きを聞きたいとお願いしてみました。
キャロル
「それ、私も続きが気に成ってました」
ダイキ
「この先またバグ駆除に参加すると思うし俺も聞きたいです」
ドメル
「そう言えば話の途中だったな。 分かった話すから聞いてくれ」
それからドメル教官は「プラント側はこの事実を公表してないからな」っと言い離れた所に居るプラント職員に聞こえない様に声のトーンを落として話し始めてくれました。
ドメル
「たしか爺さんの親友が戻って来なかった所まで話した筈だな.....。 爺さんがその事実を知ったのはバグ駆除に参加した日から数日たったある日に親友の婚約者の女性が訪ねて来て「彼が帰って来ないの!何処に居るか知らない!?」と言われ初めて知ったそうだ。 それから爺さんは直ぐに親友と連絡を取ろうとしたが繋がらず、其ならばと親友のチームメイトから聞こうとしたがそれも連絡が取れなかったらしい」
キャロル
「それじゃプラントの方は?」
ドメル
「ああ、爺さんもそう思って親友の婚約者と一緒にプラントへ行って「親友が帰って来てない!知らないか?」っと尋ねてもプラント職員は「知らない」の一点張りで話に成らない処か仕舞いには「婚約者さんに愛想尽かして出て行ったのでは?」などと言い放ったらしい」
ダイキ
「えー、それって酷くない?」
キャロル
「最低ですね」
ドメル
「爺さんもそれには激怒したらしくてな、ぶん殴ってやろうと胸ぐら掴んだ所で親友の婚約者に止められたそうだ「そんな事をしても見つからないから止めて!」ってな。 後は親友の実家にも行ったりと方々探したも見つからない所に更に追い討ちを掛けたのが親友のプラントプレイヤーの登録が勝手に抹消されてたそうだ、チームメイトに至ってはブレスレットの登録データすら消えてたらしい」
エレナ
「そんな....。 では親友さんどころかチームメイトすら見付ける事ができなく成ってしまいましたの?」
ドメル
「そう言う事だ。 だが後年、爺さんは旅先で偶然にもそのチームメイトの1人の男と出会う事が出来たと言っていた。 ただし名前は変わっていたがな」
ダイキ
「えー、名前が変わってたって...そんな事出来るんですか?」
ドメル
「さあな。 だが特徴の有る顔つきで良く覚えてたから名前を呼んだら振り向いたので「間違いない!」って確信を持ったそうだ。 名前が変わってると分かったのは男の家族と思われる女性や子供にその男が「誰の事?」って聞かれてたからと言っていたよ」
キャロル
「でも漸く手掛かりを見付けたんですね!」
ドメル
「ああ、それでだ。お互い家族と一緒だから晩に2人だけで会って話をしようと言う事にして。 それでその晩に爺さんが親友の元チームメイトと会って聞いた話しは信じられない事だったそうだ」
エレナ
「教官のお祖父様は何を聞かされたんですの?」
ドメル
「爺さんの親友の元チームメイトが話した内容こうだ、親友が入ってるカプセルベット型端末の横で待ってたが何時まで経っても親友が戻って来ないからプラント職員に「リーダーが戻って来ないから手を貸して欲しい」と助けを求めたら「後は此方で対応しますのでお帰り下さい」と言ってカプセルの有る部屋から追い出されて取り合ってくれなく成り仕方なく一旦帰って翌日にプラントへ来たら親友は既に帰ってるって言われて連絡取ろうとしたが繋がらなくてにっちもさっちもいかなく成ってる所に見た事の無い黒服を着たプラント職員が現れてそのまま個室に連れて行かれてこう言われたんだと「あなた方は重大な違反をしたのでプラントプレイヤーの登録を抹消した上で重い罰則が発生します。 罰則を回避したければ此方の誓約書に同意の上で書名して下さい」っとな。 その誓約書に書かれてた内容を簡単に言うと『罰則を回避する条件は名前と身分を変えて今回の事を忘れ他言無用を守り新天地で暮らすこと。受け入れなければ親兄妹に危害が及ぶこと。条件を受け入れる代わりに一生遊んで暮らせる大金が支払われること』ってな内容が書かれてたそうだ」
エレナ
「それでは事実を揉み消すための脅迫ですわ!」
ドメル
「まあ、その通りだと思う。 だが家族が人質とも成れば受け入れるしか有るまい。 それに行方不明の原因はその親友自身の決断なのだから爺さんもそれ以上、親友の元チームメイトを責める事はしなかったそうだよ」
ダイキ
「それでは結局の所お爺さんの親友が戻って来なかった原因も分から無いままなんですか?」
ドメル
「そう言う事だ。 爺さんはその後、引退するまで何度もバグ駆除に参加してその度にシステム内で親友を探し回ってて俺も手伝った事が有るがとうとう見付ける事は出来ず引退と成った時に凄く悔しがってたよ。 だが仮にシステム内で親友が見付かったとしても戻るべき身体が有るのかも分からない状況ではどうしようも無かったと俺は思ってる」
エレナ
「酷い話しですわね....」
ドメル
「俺もそう思うよ。 只な、問題なのは4時間過ぎたら間違いなく戻って来れなくなる訳では無いって事だ。 俺の知る限りでも4時間を過ぎて戻って来てる奴を何人も見てるし爺さんから聞いた話し以外で戻って来なかった奴の話も聞いた事がないんだ。それは爺さんも同じ事を言っていた。 戻って来れなくなる条件が何なのか分からないがバグ駆除にはそう言った隠されたリスクが有る事を覚えておいて欲しい」
ダイキ
「何にせよ時間は守るべき!って事ですね」
キャロル
「それと親友さんの婚約者さんはどう成ったのか気になりますよね?」
ドメル
「あー、それなんだが、爺さんの親友の婚約者は俺の婆さんだ」
エレナ&ダイキ&キャロル
「「「ええぇー!!」」」
ドメル
「まぁ、そういう反応に成るよな。 ほら、あれだ、婚約者が行方不明に成って憔悴してる親友の婚約者、もとい婆さんを爺さんが色々ケアしてる内にお互いに惹かれ合ったとの事だ。 後、爺さんが諦めずに何度も何度もバグ駆除に参加してはシステム内で親友を探し続けてた姿に婆さんも強く惹かれたんだろう。 それに親友の元チームメイトと会ったのも婆さん結婚して親父が産まれてた後の家族旅行中の事だしな」
思わぬ結末だった話を聞いてる間にだいぶ時間も経った様で他のプレイヤーの方達もシステム内から脱出して来て部屋の中が少しずつザワつき始めた時でした、プラント職員の困惑した声が部屋に響きます。
プラント職員
「プレイヤーの反応が消えたってどういう事だ!!」
何か事件が発生した様です....
拙い文章なから読んで頂きありがとございます!
m(_ _)m
もし宜しかったら 感想 や いいね を貰えると嬉しいです。
作者の知識不足で誤字、脱字、等の間違いや文章的におかしな所が多々有ると思います。
もし見付けましたら、お手数でなければ指摘してくれると助かります。
ただ、作者のメンタルはペラペラの紙メンタルの為に直ぐズタズタに成ってしまうので感想や指摘は優しい言葉でお願い出来ますでしょうか....
引き続き執筆して行こうと思っていますが頭の中の物語を文章として纏めるのが下手な為に執筆速度が遅い上に子育てやお仕事等で遅れて待たせてしまう事も有るかも知れませんが気長に待って貰えると嬉しいです。
宜しくお願いします。
m(。_。)m




