31.懐かしい夢を見ましたわ ②
作者の作文力が足りなく拙い文章だと思いますが宜しければ読んで貰えると幸いです。
部隊を進め敵の挟撃部隊が森から出て来ると思われる地点を見渡せる場所に私達が丁度着いた頃、油断してるいのか見付かってるのに気付いて無い様子の敵の挟撃部隊が陣形も取らずに森の中からチラホラと姿を現して来ました。
エレナ
「各員!進みながら副列横隊!敵を1人も通り抜けさせるな!!」
バルト
「重装甲兵、前へ!!」
ダガード
「お嬢!俺たち斥候部隊は横隊の両翼を抜けて行こうとする奴らを処理してく!良いかぁ!」
エレナ
「許す!行けぇ!!」
ダガード
「よっしゃー!暴れるぜぇ!」
私が馬を前へ歩き進めながら指示を出していると、その声で漸く敵の先頭が私達に気が付いた様で、予想外の私達との遭遇に最初は慌てた様子だったものの此方の人数が自分達より少ないと分かると、まともに陣形も組まず突撃を仕掛けて来るので、敵がある程度近付いて来た所で私は腰の剣を抜きました。
エレナ
シャラン!
バルト
「抜刀!!」
兵士達
「「オオ!」」
ザシャアア!
私が剣を抜いたのを合図にバルトが全体へ抜刀の号令を掛けると兵士達は気勢の声を上げ各々の武器を構えるのでした。
戦闘が始まると近接戦闘において第3軍中、随一の練度を誇る私直属の近衛隊が素早い動きで敵兵を切り伏せ、バルト率いる重装甲護衛騎士隊はその守りの固い鎧を生かして攻撃を受けながらも敵兵を薙ぎ倒して行き、数に勝る敵挟撃部隊を相手に1歩も引かず押し返し、その圧力に恐れを成して脇へ逃げようとする敵兵はダガード率いる斥候部隊が軽快に処理して行きます。
バッガーン!
バルト
「がははは!どうした、どうした!こんな物かー!」
バルトは巨大な戦斧を振り回し剣や槍を構えて近付く敵兵をその持った武器ごと凪払って行きます!
ガキン!ザシュ!
エレナ
「は!流石はバルトだな!一線は退いたとは言え未だ未だその実力は健在だな!」
私も馬上から敵兵が突いて来た槍を剣で弾き、返す剣で切り伏せます。
バルト
「なーに、この程度の雑兵どもに本気を出す必要も有りますまい!おらぁ!」
ガシャーーン!
バルトの気合いの横薙ぎの一振で敵兵が2人同時に吹っ飛んで行きます!
エレナ
「頼もしいが油断はするな!」
バルト
「分かっております!うらぁ!(ゴガシャン!) フシュ~、さあ!どんどん来いやーー!!」
今度は戦斧を縦に振りかぶり防ごうと構えた盾と鎧兜ごと敵兵を両断して雄叫びの咆哮を上げます!
ダガード
「おーおー、バルトの野郎、張り切ってるねぇー。ほら、そっち行ったぞ!」
斥候兵
「あいよ!隊長♪」
パシュン!
弓兵の多いい斥候部隊はその射程を生かして横隊の両側を抜けようとする敵兵を射って行きます。
ダガード
「おいおい、見ろよ敵兵が藁人形の様に宙を舞ってるぜ! おおっと、此所は通さねぇよ!」
ザシュ!
ダガードはナイフの二刀流使いで斬り掛かって来た敵兵の剣を軽快なステップで交わしながら鎧の隙間へとナイフを正確に突き刺し次々と敵を討ち取って行きます。
斥候兵
「バルト様相手だと敵兵とはいえ可哀想に成りますね~」
ダガード
「ははは!ちげぇーねぇ!あんな怪力で振り回される斧食らったら鎧着てても意味ねぇーからな!」
戦闘が始まってから暫くたった頃でしょうか、元々敵部隊は陣形も組まずに我々と戦闘してたとはいえ其なりに統率が執れてた敵兵達の動きが明白に乱れ始めたのでした。
エレナ
「何かおかしい。 敵の陽動かもしれん!気を抜くな!」
そして敵兵の動きを注視してると伝令兵らしき動き易さを重視した軽装の兵が彼方此方に走り回りながら何かを伝えてるのが確認出来ました。
バルト
「おや? エレリアナお嬢様、敵部隊が退いて行く様ですぞ!」
エレナ
「何ぃ? しまった!情報が欲しいのに捕虜を捕って無い! バルト、敵の隊長クラスを生け捕りにしたい! あの再奥を逃げてる奴が怪しい! 引っ捕らえるのだ!」
バルト
「了解! スゥーー、ダガーーード!! あの奥を逃げてる奴を生け捕りだーー!! 逃がすなーー!!」
バルトが大地すら震わせる様な大声でダガードへ指示を出すと、その声が確り聞こえた様で私達から離れた所で戦ってるダガードはサッと右手を挙げると部下数名を伴って敵部隊が逃げてる方へ駆け出しました。
バルト
「アイツが行ったのであれば大丈夫でしょう。それよりエレリアナお嬢様、お怪我の方は?」
エレナ
「心配無い、無傷だ。 しかし些か過保護過ぎでは無いか?」
バルト
「ははは、私はお嬢様を幼少の頃よりずっと見て来てるのです。貴女のお父上並みには心配をしますとも。恐らくダガードもそんな感じですよ!」
エレナ
「ふふ、そう言って貰えると有り難いですわ。 それはそうと我が隊の被害状況は以下程ですの?」
バルトの表情から親身に心配をしてくれてるのが分かり思わず普段の口調に戻ってしまいます。
バルト
「はっ!ザッと見るからに倒れてる者は居ないので死者は出て無い様ですが負傷者が居るかも知れません。 詳しい状況確認をして後程報告を致します」
その後、第3軍本隊と戦闘してた敵軍の本隊も退却して行った様で程無くして本隊からの援軍が来ましたが既に本隊へと合流する為の撤収準備中で、被害も全隊で大小様々な負傷者は居るものの幸い死者を1人も出さずに戦闘を終えて帰還の徒に付く事が出来たのでした。
・
・
ダガード
「いや、しっかしお嬢の観察眼は流石だな! 言われた通り取っ捕まえて来た奴が敵傭兵団のお頭だったからな~。 全く持って敵わねぇや!」
エレナ
「対し事ではない、敵の後方に居て周りより少し立派な鎧を着てたからな。 しかし1番偉い立場の人物が1番最初に逃げ出すとは情けない話しだな」
バルト
「いや全く! 此方は1番偉い人物が何度言っても我先に先頭に立つのですから側で見てる私達は毎度ヒヤヒヤですよ。それと比べたら大違いですな!」
エレナ
「な! それって私の事ですわよね!?」
ダガード
「お嬢、自覚あるんだ?」
エレナ
「もう! 2人とも酷いですわ!」
ダガード
「ははは! お嬢はほんと男勝りだもんな~。 其処らの男達よりよっぽど男前だと思うぜ!」
バルト
「うむ、確かに。 私も何度エレリアナお嬢様が男だっらと思った事か。 もし男だったら間違いなく私の娘を嫁に出してますよ!はははは!」
エレナ
「2人共! 28歳のレディーつかまえて失礼ですわよ!」
ダガード
「そんな事言ったってお嬢、この間も屋敷のメイドや領都の娘から恋文貰ってただろ? 知ってんだぜ~♪ 本当、そこらの色男よりモテるんだから!」
バルト
「そう言えば騎士団の若い奴が好いてる娘に思いを伝えたら「エレリアナ様が好きだから無理!」とフラれたと酒の席で嘆いておったな」
エレナ
「は、恥ずかしいのでいい加減にして下さいまし!私、顔から火が出そうですわ!!」
バルト&ダガード
「「ははははは!」」
◯
○
・
・
..ナ
.レナ
エレナ!
「エレナ!」
エレナ
「ん、んん.....あ、ミリア?」
ミリア
「エレナ、おはよう!そしてただいま!」
エレナ
「はい、おかえりなさいミリア。もうそんな時間ですのね。 随分長くお昼寝してしまった様ですわ、ふあぁ~~」
ミリア
「アハハハ、大きい欠伸!」
エレナ
「あら嫌ですわぁ」
寝起きで大きな欠伸が出てしまい居るのがミリアとは言え少々恥ずかしいです。
ミリア
「でもエレナがこんな時間迄お昼寝って珍しいね?」
エレナ
「冬のお日様が差し込んでお部屋がポカポカとして気持ち良かったからですかね。 それに...フフフ」
ミリア
「え~、何、何?」
エレナ
「いえ、寝てる時、懐かしい昔の夢を見ましたの。 そう...とても懐かしい夢...。 それでですね、その夢を見た事でクランの名前を思い付いたのですわ」
ミリア
「あ、やっと決まったの!?」
エレナ
「ええ、元の世界で私は軍務に就くことも有りましたわ。 その軍務が所以で私には二つ名が付いてましたの。その二つ名を参考に考えたのですが聞いて頂けます?」
ミリア
「うん!教えて教えて!」
エレナ
「私が立ち上げるクランの名は、戦う妖精達、“fighting・Fairies” ですわ。 ミリア、いかがでしょう?」
ミリア
「ファイティング・フェアリーズ....戦う妖精さん? ....うん、良いかも!そっか~妖精さんか~♪」
エレナ
「フフフ、結構恥ずかし記もします直に慣れるでしょう。 それでは決定ですわね!」
私が立ち上げるクランの名は
fighting・Fairies
に決定です。
敵視点
敵傭兵団お頭
「どうなってるんだ!あれっぽっちの数の敵に何やってやがる!!こっちは300以上居るんだぞ!俺達傭兵団の名を汚す気か!」
敵一般傭兵
「敵部隊の隊旗を確認! えっと、剣を持った顔に4本傷の銀髪の妖精!」
敵傭兵団お頭
「あ?おい、今何てぇー言った?」
敵一般傭兵
「で、ですから剣を持った顔に4本傷の銀髪の妖精と.....」
敵傭兵団お頭
「ま、ま、マジか!何でカルディーアの死の妖精が出ばって来てるだ!そんな話し聞いてねぇーーぞ!」
敵一般傭兵
「あ、あの、死の妖精って?」
敵傭兵団お頭
「ああ!おめぇ知らねぇーのか!?カルディーアの死の妖精って言ったらマナサト王国のカルディーア公爵騎士団第3軍を率いる指揮官、戦場の死の妖精エレリアナ・カルディーアだ!聞いた事ねぇか!?」
敵一般傭兵
「カルディーアの第3軍の話は聞いた事有ります! 左顔に縦に4本傷が有る美しい女性指揮官ですよね。 ではあの中央の騎馬の女性が?」
敵傭兵団お頭
「あの巨乳を強調して男を誘惑する様なエロい白銀の全身鎧、間違いねぇ。 今、アイツは公爵の付き添いで王都の祭典に行ってるから大丈夫って話しだったのによ!ちくしょう、騙されたか!」
敵一般傭兵
「ど、どうするですかぁ!?」
敵傭兵団お頭
「.....どうするも何も。 カルディーアの死の妖精を相手になんて出来るか!金額が釣り合わねぇ!あいつらの本隊が来る前にさっさと退かねぇとこっちが全滅しちまうだうろが!」
敵一般傭兵
「で、では撤退命令を?」
敵傭兵団お頭
「当たりめぇだ!死にたく無かったらさっさと伝令に行きやがれ!」
敵一般傭兵
「は!はいーー!」
・・・・
夢の中のお話は18歳で怪我をしてから10年後の出来事です。
・・・・
作者の知識不足で誤字、脱字、等の間違いや文章的におかしな所が有ると思います。
もし見付けましたら、お手数でなければ指摘してくれると助かります。
ただ、攻撃的な言葉での指摘だとペラペラの紙メンタルが直ぐズタズタに成ってしまうので優しい言葉での指摘でお願い致します。
引き続き執筆して行こうと思いますが頭の中の物語を文章として纏めるのが下手な為に執筆速度が遅いので気長に待って貰えると嬉しいです。
それでは宜しくお願いします。
m(。_。)m




