30.懐かしい夢を見ましたわ ①
作者の作文力が足りなく拙い文章だと思いますが宜しければ読んで貰えると幸いです。
エレナ
「....はぁ、長閑ですわねぇ~」
自宅のリビングに有るソファーに座り、窓から見える雪のちらつく外を眺めながら紅茶を飲みつつ1人呟きます。
決闘の影響の為に外出自粛してから1週間程が経ちましたが、今日も自宅警備員状態です。
実はシンディーさんから出歩かない方が良いと言われた翌日に急ぎで欲しい物が有りショッピングモールに行ったところ見知らぬ男性数人に尾行されてる事に気が付き、仲の良い精肉店の主人と奥さんに助けを求め店の中に匿って貰い、更には精肉店の主人が精肉包丁片手に睨みを効かせて追い払ってくれて、それからカレンさんに助けを求めると護衛の人を寄越してくれて車でアパート迄送って貰い事なきを得たのですが、その時に護衛の人と一緒に来てたカレンさんと後から様子を見に来てくれたシンディーさんからこっぴどく怒られてしまい、挙げ句に学校から帰って来たミリアにも苦言を言われる始末.....
なので今は大人しく自宅で自粛してるのです。
カレンさん曰く「エレナは自身の見た目の破壊力の凄さを理解して無さ過ぎるのじゃ」との事で、この意見にはミリアもシンディーさんも同意見だそうです。
確かに自分自身でも顔もスタイルもそこまで悪くは無いとは思ってますが、「そんな騒がれる程?」っと言うのが本心なので些か納得出来ないのですが.....
因みにミリアとシンディーさん2人の所にも私の所在を知りたいスカウトや追っかけ?ストーカー?に付き纏われた為、2人を案じたカレンさんが護衛を各々に付けてくれたそうです。
それに私もただ何もせずに過ごしてる訳ではなく、今回の決闘によって手に入れた実績 “デュエリスト” と “デュエルウィナー” と元から持ってた “ファーストキル” と “サバイバー” と合わせて実績が4つに成った事で以前から考えてた目的を実行に移す準備をしてたのです。
因みに実積 “ファーストキル” は初めてキルを取ると貰え、“サバイバー” はバトル・ロワイアルゲームの残り人数5人内に一定回数残ると貰え、どちらも初心者が比較的簡単に貰える実績となってます。
エレナ
「う~ん、クランの名前、良いのが思い付きませんわぁ~」
以前から考えてた目的とは自分のクランを立ち上げて運営する事で、そのクランを立ち上げる為には幾つか条件が在り、その内の1つが “実績を3つ以上” だったのです。
何故にクラン運営かと言うと、私はどうも銃器の扱いは得意では無く、撃ち合いに成った状況だと大概の場合、撃ち負ける事が殆んどでスナイパーライフルでの狙撃なら幾分かましかな?と言った程度で、むしろナイフ等での近接戦闘の方が自信も有り得意なのですが銃器が使える状況で近接戦闘に持ち込むのは中々難しく “どちらにしてもキルを取れない=ポイント収入が増えない” っといった状態なのです。
そこで考えたのが自分がプレイする以外でもポイント収入が得る事の出来るクラン運営をしようと考えた訳です。
クランのリーダーとしてクランを運営すると加入してるプレイヤーの人数や成績に応じて運営者のリーダーにはポイント収入が入るので自分の成績が悪くても収入を増やせます。
ただし加入してくれるプレイヤーが居ればですが.....
ともあれクランを立ち上げれる様に成ったのでクラン登録の為に各種項目を書き込み残るはクラン名を決めるのみなのですが....
エレナ
「これが中々....ふぅ、少し休憩ですわ」
少し考え疲れたのでそのままポフンとソファーに置いてあるクッションに身体を預けます。
エレナ
「本当に名付けは苦手です...ふゎぁ~」
暖かい部屋の中にずっと居るせいか眠気に襲われ欠伸が出て、そのままうたた寝に堕ちてしまいました。
・
・
○
◯
?
「戦況は我々の軍が優勢の様でありますな。 エレリアナお嬢様」
私の少し斜め後方に控える全身を重圧な鎧に身を包んだ如何にも屈強そうな騎士が私の前方500メートル程先で繰り広げられる戦闘を望遠鏡を使い分析してそう報告してきます。
エレナ
「ああ、その様だなバルト。 それで敵軍の所属は分かるか?」
私が居る場所は青々とした草が生い茂る小高い丘の上、其所に私は陣取っていて少し離れた所で私を中心にしてぐるっと円を描くように重装甲騎士隊が等間隔で並び私を囲っています。
バルト
「いえ、残念ながら所属を判別出来る様な軍旗を掲げておりませんので分かりませんな」
私が率いるカルディーア公爵騎士団第3軍が戦う相手は軍旗を掲げていなく、所属国はどうやら判別出来ない様です。
エレナ
「ふんっ、大方隣国の軍上層部の口車に拐かされた落ちぶれた地方貴族だろう。表舞台に返り咲かせてやるとか言ってな....」
バルト
「恐らくエレリアナお嬢様の言う通りでしょうな」
カルディーア公爵家が仕えるマナサト王国の北の隣国は軍国主義で自国の落ちぶれた下級貴族や傭兵を使って事有る毎にマナサト王国へちょっかいを掛けて来る面倒極まりない国で、恐らく今回の軍勢もその内の1つだろうと推測できます。
そしてカルディーア公爵領は広大なので一部が北の隣国とも領地を面しており進行して来た所属不明の軍勢を相手にする事が度々起きるのです。
?
「伝令ーー!伝令ーー!」
そんな推測をバルトと議論してると動き易そうな軽装の小柄な騎士が「伝令」と叫びながらやって来ました。
バルト
「何事だ!ダガード!」
ダガード
「そう凄むなよ!バルト! お嬢、報告だ!此所から北東の森の中を進んでる1団を発見!その数およそ300!恐らく敵の挟撃部隊だ。 お嬢が読んだ通りだぜ!」
バルト
「エレリアナお嬢様と呼ばんか!馬鹿者!」
ダガード
「バルトは細けーんだよ。 それでどうする?お嬢」
エレナ
「ふむ、300と言ったな.....よし!バルト、私の近衛隊とお前の重装甲護衛騎士隊が直接動いて迎え撃つぞ! 正面の本隊に伝令!そのまま敵本隊を叩き逐次此方に援軍を回す様に伝えろ!よし、進軍準備!急げ!」
本隊が戦闘を繰り広げてる辺りは地形的に挟撃を受ける可能性が最初から有った為にダガード率いる斥候部隊を配置してたので敵の挟撃部隊をいち早く発見する事が出来た様です。
そこで私は戦闘中の本体から別動隊を出すよりも、私直属の近衛隊とバルト率いる重装甲護衛騎士隊を合わせた60名で敵の挟撃部隊を足止めし、本隊の戦闘を有利に進める作戦を選んだのです。
それに本隊の手透きに成った分隊から随時援軍に来る様に命令も出してますし大丈夫でしょう。
バルト
「駄目ですぞ!エレリアナお嬢様自ら動くなど危険です!その必要は有りませんぞ!」
エレナ
「ハハハ、バルトは心配性だな、その為にこうして鎧を着ておるのだ。 それに私の実力も知ってるだろう?」
そう、私は好奇心から騎士団に付いて来た訳じゃなく、カルディーア騎士団第3軍の司令官として此所に居るので、普段屋敷に居る時の様なドレスではなく、全身鎧の姿なのです。
鎧は私の体型に沿う様に作られた女性らしいラインの白銀色の全身鎧で、ブレストプレートやガントレット等には美しい彫金が施されてるのが特徴のカルディーア家のお抱え加治師ご自慢の私専用の鎧だ。
バルト
「実力は重々承知しております!ですが....」
バルト
「くどいぞ、バルト。 何、無理をしようと言う訳では無い。 適当な所で引くさ。 それにいざと成ったらお前達が居るだろう?」
ダガード
「諦めろよバルト、お嬢がこう言い出したら聞かねぇのは分かってるだろ?俺達がお嬢を確り守れば良いだけさ♪」
バルト
「お前は何を楽しそうに....後から公爵閣下に叱られるのは私なのだぞ」
ダガード
「そう言いながらお嬢と並んで戦うのは好きなんだろ?」
バルト
「ふんっ、何とでも言え!」
エレナ
「はいはい、2人共っ、言い合いはそれ位にして下さいまし。 進軍の準備が整った様ですわよ?」
パンパンと胸の前で手を叩き、私はわざと行軍中には使わない口調で2人を嗜め、進軍準備が整った事を知らせに来た困った顔の騎士が居る方に手首だけをコテンと折り曲げてピッと指差します。
ダガード
「ありゃ?」
バルト
「む?あ....ウオホッン、準備が整ったか!?」
一般兵士
「はっ!準備万端で有ります!」
聞かれた騎士は困り顔から真剣な表情に戻り返事と共にビシッと敬礼してきました。
バルト
「エレリアナお嬢様。こう成っては仕方有りませんがくれぐれもご無理は為さらぬ様にお願い致しますぞ」
エレナ
「うむ、分かっている! ダガード、馬を!」
2人の意識が戦いに戻ったので私も口調を行軍モードに戻し、ダガードに私の馬を連れて来るよう頼みます。
ダガード
「へいへい、もう連れて来てますよ♪」
エレナ
「手際が良いな。 よし、進軍開始だ!」
私は騎乗をすると合図を出して、敵の挟撃部隊が進んで来てる北東の丘を目指して進軍を開始ししました。
作者の知識不足で誤字、脱字、等の間違いや文章的におかしな所が有ると思います。
もし見付けましたら、お手数でなければ指摘してくれると助かります。
ただ、攻撃的な言葉での指摘だとペラペラの紙メンタルが直ぐズタズタに成ってしまうので優しい言葉での指摘でお願い致します。
引き続き執筆して行こうと思いますが頭の中の物語を文章として纏めるのが下手な為に執筆速度が遅いので気長に待って貰えると嬉しいです。
それでは宜しくお願いします。
m(。_。)m




