25.事情を教えて貰いますわ
明けましておめでとう。
皆様はお正月はゆっくりお休み出来ましたでしょうか?
私はまぁそこそこ休めたかな?といった感じですw
それでは2023年も引き続き執筆して行こうと思いますので宜しくお願いします。
m(_ _)m
作者の作文力が足りなく拙い文章だと思いますが宜しければ読んで貰えると幸いです。
カレンさんの所有する飛空艇 ”ガーデナル号” へ招待された私達はリムジンに乗り込んで移動している最中ですが向かってる方向に違和感を感じました。
エレナ
「あら? 港へ向かうのではないのですか?」
カレン
「違うのぅ、行き先は空港じゃぞ」
シンディー
「飛空艇は空を飛ぶから空港なんだよエレリアナちゃん」
エレナ
「そうなんですのね。 船と聞きましたからてっきり海に浮かんでるのだと思ってましたわ」
カレン
「ははは、あながち間違ってもおらんがな。 実際、海に浮かぶ事も出来るから港に停泊も出来るがの。 まあ、わらわは空を飛んでる方が好きじゃな」
ミリア
「ねえねえ、カレンさん、飛空艇ってどんな形なの? 私見たこと無いから」
エレナ
「私も見たことありませんの」
カレン
「なんじゃそうなのか。 エレナがどういった時代の世界から来たのか分からんが帆船は知っとるかの? ミリアはどうじゃ?」
エレナ
「ええ、知ってますわ。 もと居た世界の船がそうでしたから」
ミリア
「知ってるー、学園で習った!」
カレン
「おー、おー、そうか。 ミリアはお利口さんじゃな」
ミリア
「えへへへ~」
カレン
「その帆船と同じ様な姿じゃと思って間違いないじゃろう」
エレナ
「船が飛ぶなんて不思議ですわ」
カレン
「まあ、空を飛ぶのも動かすのも全く別の原理じゃからの。 ってほれ、見えて来たのじゃ」
そう言ったカレンさんが指差した窓の先には正に帆船と思える真っ白い船体が飛行場に止まっていました。
ミリア
「わぁー、真っ白で凄く綺麗な船だね」
エレナ
「ええ、白い船体の要所要所に金色の装飾ご施されててとても優雅な佇まいですわ」
シンディー
「豪華なんだけど嫌味な感じしないねー」
カレン
「そじゃろそうじゃろ! ガーデナル号は父上がわらわの20歳の誕生祝いに建造してもらった飛空艇での。 因みにわらわがデザインしてるからわらわの趣味趣向を存分に反映してるのじゃ!」
自分の飛空艇を誉められて嬉しいのかドヤ顔のカレンさんは更に船の説明をしてくれます。
カレン
「全長は100メートル程で全幅は25メートルだった筈じゃ。船内が3階と甲板上構造部が3階の全6階と成っててな。 客を200人程乗せる事が出来るのじゃ。 まあ、わらわ専用の飛空艇だから専らわらわしか乗らんがの」
ウキウキと飛空艇の説明をしてくれるカレンさんと話しをしてると到着した様でリムジンは飛空艇のタラップの前に止まり、リムジンから降りて飛空艇 “ガーデナル号” を目の前にするとその巨体に圧倒されます。
エレナ
「私、こんな大きく立派な帆船見たこと有りませんわ~」
大きさで言えば港に停まってる大型貨物船などの方が遥かに大きく巨大なのですが帆船に限ると元居た世界でもこの大きさの物は見た事が有りません。
ミリア
「これに乗るの?私」
シンディー
「私、24年生きてきて初めて飛空艇に乗るよ」
カレン
「確かに大きいと言えば大きいがの。 だが父上の飛空艇は全長150メートルを越えるからまだまだ小さい方じゃ。 それより早う乗るのじゃ」
カレンさんに促されてタラップを登ろうとしたらエスカレーター式のタラップに驚き続いて船内に入ると空を飛ぶ船の為か調度品は無いものの貴賓の有る贅沢で船の中とは思えない作りにも思わず驚きの声が洩れてしまいます。
エレナ
「まあ!まるで一流ホテルの様で素敵ですわ」
ミリア
「ふぁ~、絨毯フカフカだー」
シンディー
「凄いですね」
案内されて通された談話室も優雅な装飾を施された部屋で貴賓に溢れていました。
カレン
「ささ、ソファーに座ってゆるりと寛いで欲しいのじゃ。 マキナ、茶を頼めるかの」
マキナ
《畏まりました、カレン樣》
カレンさんに促されてソファーに座ると、マキナさんは別室へ移動して行きました。
カレン
「どうじゃ、わらわの飛空艇は? 中々の物じゃろ?」
エレナ
「ええ、 外見、内装共に豪華ですが華美に成り過ぎてなくバランスの取れたとても優雅で素晴らしい船だと思いますわ」
カレン
「おお! そこを分かってくれるかの! そうなんじゃ、派手にすると悪趣味でしかないからの。 派手でもなくかつ質素に成らぬ様にするのには随分頭を悩ませたからなのぉ~。 そこを理解してくれるとわらわも嬉しいのじゃ」
エレナ
「その通りでわね、 やり過ぎは貴賓どころか威厳すら落とし兼ねませんものね」
カレン
「そうなんじゃ、そこんとこ分かっとらん者が多いからの~」
ミリア
「私はさっぱり分からないけどシンディーさんは?」
シンディー
「私もだよミリアちゃん。 お嬢様どうしの会話だね…」
そんな会話をしてるとマキナさんがティーセットを載せたワゴンを押してやってきました。
マキナ
《緑茶をお持ちしました。 カレン様》
カレン
「おお、それじゃ皆にも振る舞ってくれるかの。 茶も来た事だしそろそろ本題に入ろうとするかの。 さて、何処から話したら良いかの~」
エレナ
「先ずはゼールさんが私に執着する理由を知りたいですわ」
カレン
「やはりそこが気になるよの。 それには先ずはストラディルス家の男児が10歳に成ると受け継ぐ日記と肖像画の話しをする必要が有るかの」
エレナ
「分かりましたわ」
そこからカレンさんはストラディルス家の始祖が最初にこの世界に来た経緯と私に良く似たカテリア嬢との関係を記録した日記の内容を掻い摘まんで説明してくれました。
エレナ
「そこら辺の一部はゼールさんと初めてお会いした時に仰ってましたわ。 肖像画を見せてきて『やっと転生してきたカテリア嬢に違いない』って」
カレン
「そうか、肖像画も見た事が有るなら話しは早いのじゃ。
つまりじゃの、受け継いだ肖像画の女性を見て代々の男児は惚れてしまい自分の伴侶にすると探すんじゃの、これが。 それでも17歳位に成れば女性は居ないと大概気付くんじゃがゼール殿はの~~、今の歳まで引っ張ってしまってのぅ....」
カレンさんはやれやれといったジェスチャーをして深いため息を吐きました。
シンディー
「あ~、拗らせちゃったんだねー」
ミリア
「拗らせたって?」
エレナ
「ミリアはまだ知らなくて良い事ですわ」
カレン
「うむ、その通りじゃの」
エレナ
「それわそうと実際そのカテリア嬢は未だに転生をして来ておりませんの?」
カレン
「あ~~、それなんじゃがな、実はもうとっくに転生して来ておるのじゃ」
シンディー
「ええ!そうなの!」
ミリア
「それじゃあなんでエレナをそのカテリアさんだと思ってるの?」
エレナ
「その通りですわ、何故?」
カテリア嬢が転生して来ているなら私と間違える事はない筈です。
カレン
「それに関してはの、ストラディルス家の奥方に成る者だけに受け継がれる始祖の奥方が残した日記が有っての、それに記されておるのじゃ」
エレナ
「始祖の奥様の日記...」
カレン
「うむ、わらわも婚約が正式に決まった日にゼール殿の母上から一度読ませてもらったのじゃがそこには転生して始祖の前に現れたカテリア嬢にこっぴどく降られたと書かれておるのじゃ。 どうやら始祖の一方的な片想いだったらしくての」
ミリア
「なんか今と変わらないね」
シンディー
「血は争えないって事かな」
カレン
「でじゃ、降られる筈がないと思ってた始祖は事実を受け入れられず、その女性を神の使いの間違いでカテリア嬢だと信じなかったらしいのじゃ。 始祖の日記にもその様に書いてるようだしの」
エレナ
「それでは私が受けたのは完全に始祖の勘違いのとばっちりではないですか.....」
カレン
「そう成ってしまうの。 此れからストラディルス家に列なる事に成る者として、そして当事者の伴侶に成る者として謝らせてもらうのじゃ。 本当に済まない事をした」
エレナ
「そんな! カレンさんが謝る事ではないですわ」
ミリア
「そうだよ、カレンさんは悪くないよ!」
シンディー
「そうです、悪いのは始祖とそれに何時までも囚われてるゼールさんですよ」
カレン
「ふふ、そう言ってもらえると少し気持ちが楽に成るのじゃ」
そう言ったカレンさんは苦笑して首を傾げるのでした。
コンコン
その時ドアがノックされてドアの側に控えてたマキナさんがノックの主が誰なのか問います。
マキナ
《誰ですか?》
アレク
「アレクです。 ゼール様が目をお醒ましに成りました」
どうやカレンさんにボコられたゼールさんが目を醒ました様です。
作者の知識不足で誤字、脱字、等の間違いや文章的におかしな所が有ると思います。
もし見付けましたら、お手数でなければ指摘してくれると助かります。
ただ、攻撃的な言葉での指摘だとペラペラの紙メンタルが直ぐズタズタに成ってしまうので優しい言葉での指摘でお願い致します。
引き続き執筆して行こうと思いますが頭の中の物語を文章として纏めるのが下手な為に執筆速度が遅いので気長に待って貰えると嬉しいです。
それでは宜しくお願いします。
m(。_。)m




