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20.決闘の条件

作者の作文力が足りなく拙い文章だと思いますが宜しければ読んで貰えると幸いです。

ブレスレット

《エレナサマ、プレイヤー名 “ゼール” ヨリ決闘ヲモウシコマレマシタ。 決闘ヲウケルコトヲジュリシマスカ?》


エレナ

「え、決闘ですの?」


ブレスレットがバーチャルモニターに決闘を受けた事を表示して受けるか拒否するか聞いて来ます。


ゼール

「そうだ! 決闘で勝ってそなたを我の伴侶にしてやろうぞ!」


セバス(ゼールのブレスレット)

《ブーブーブー! ゼールサマ、相手カラ恒久的ニ自由、意志ヲ拘束スルヨウナ勝利対価ハホウリツイハンデス! テイセイヲシテクダサイ》


ゼール

「っ!、そ、そんなものセバスに言われんでも分かっておるは!」


何でしょう?ブレスレットから注意をされてますね。


それよりブレスレットを名前で呼んでません?


あと周りに野次馬が集まって来てザワザワし始めましたね。、


ゼール

「…オホン! 決闘に我が勝ったら貴女を我の………その~、そうだ!我の屋敷のメイドとして雇ってやろう!」


エレナ

「………そんな事より一つ聞きたい事が有りますが宜しくて?」


ゼール

「ほお、やっと我のはn」


ミリア

「違います!いい加減にしませんとシバキますわよ?」


ゼール

「シバ!はぁ?」


エレナ

「先ほどブレスレットを名前で呼んでおられませんでしたか?」


ゼール

「何?そんな事か? ブレスレットは名を登録出来るのを知らんのか? いや、そうじゃ無い! 決闘を受けるのか!」


そうですか、名付けできるのは知らなかったです、シンディーさんからも説明されてませんし……


そういえばミリアやシンディーさんも何か名前を呼んでた様な気がしますね。


ブレスレットを声で操作する時に「ブレスレットさん」と呼ぶのが無機質な感じがして嫌だったのでそれが改善できるので良さそうです。


あ、なんか決闘の事も聞いてますがそんなの決まってるじゃーないですか。


エレナ

「決闘でしたら丁重に御断りしますわぁ。 わたくしに何もメリットが御座いませんもの。 それとも何かわたくしにメリットが有りまして?」


貴族の常識で考えたら決闘の申し出を断るのは恥じですが此所は貴族の居ない異世界。


決闘を断る事に何ら恥じる事も無いので前の世界で王族相手に鍛えた貴族の所作で優雅に決闘の申し出を断ります。


ゼール

「メ、メリットだとー!? そんなもの名誉に決まっておるだろう!」


エレナ

「名誉でお腹は満たされませんわぁ……」


ゼール

「何だと~!」


そう、名誉でお腹一杯には成らない…


前の世界でも何時も思ってました。


名誉で箔が付きその後の収入に繋がるならば良いですがただ箔が付くだけなんて余計面倒事を押し付けられるだけでなんの特にも成らない。


名誉の死なんて以っての他です。


本当の名誉は死なずに事を成し遂げ生きて帰ること!


名誉の為と言って亡くなった騎士達の家族がその後生活に困るのを何度見たことか……


しかし貴族社会において名誉を軽んじる事は出来ません、だから私はカルディーア家に仕える騎士達に 「生きて戻れ!」 と言い続けたのです……


エレナ

「ブレスレットさん、あなたへ名付けをしたいのですがこの場で出来ますの?」


ブレスレット

《可能デス》


エレナ

「そう。 それでは……貴女に “メティス” の名を与えます。 これからも私を助力して下さいね」


メティス

《……名前ヲ登録。 私ハ “メティス” 。 エレナ様ノブレスレットデス》


エレナ

「宜しいですわ。 それではメティス、決闘で私に何かメリット有りますの?」


メティス

《エレナ様、決闘ヲ受ケル事ニヨル エレナ様ノメリットハ、ヒトツ “デュエリスト” ノ実績ガ付キマス。 フタツ 勝者ニハ “デュエリスト・ウィナー” ノ実績ガ付キマス。 ミッツ 対戦相手トノ契約デ金銭マタハ物品ノ受ケ渡シガデキマス。 ヨッツ 対戦相手トノ契約デ敗者ヘノ命令権ヲ行使デキマス。 タダシ恒久的ナモノ従属的ナモノ心体への苦痛を伴うモノ性的ナモノトイッタ自由ヤ尊厳ヲ奪ウヨウナ命令ハ法律デ禁止サレテイマス》


エレナ

「成る程ですわ。 それでは先ほどあの方が言った『メイドとして雇う』と言うのは合憲ですの?」


メティス

《期限付キデノ給金ガ支払ワレル雇用契約ハ問題アリマセン。 タダシ最長期限ハ30日トナッテマス》


エレナ

「あら~、最長30日らしいですわ。 仮に勝ってもずっと傍に置けなくて残念ですわねぇ~。 ゼールさん」


ゼールを嘲笑う様に言葉を向けるとゼールは恥ずかしいのか顔を赤らめて私に言ってきます。


ゼール

「ふ、ふん! 30日有れば十分だ! 30日で貴女を我に惚れさせて見せるは!」


ぶふー!『30日で惚れさせる!』とか良くも恥ずかしげも無く言えますね~。


誰がこんな性格不細工に惚れるのですか!


死んでも有り得ませんね。


それよりも実績が付くならば決闘に少しメリットを感じてきました。


実はある目的の為に実戦をあと1つ欲しかった所なんですよね。


エレナ

「今一度、決闘を受けるかどうかブレスレットと相談を致しますのでお待ち下さいます?」


ゼール

「良いだろう!少しだけ待ってやる!」


了承を得たのでゼールに背を向けメティスと相談します。


エレナ

「メティス、仮に決闘を受けるとして勝負方法と条件はなんですの?」


メティス

《決闘ヲ受ケタ場合、エレナ様ノ“キルデスレート”ガ下ニ成リマスノデ、勝負ノ条件ヲエレナ様ガ指定デキマス。 指定デキルノハ、マップ、 マップ内デノ勝負範囲、武器ノ指定、ノ3項目デス》


エレナ

「あら、存外私に有利な感じですのね。 何故かしら?」


メティス

《エレナ様ノ“キルデスレシオ”ハ現在1ナノニ対シテプレイヤー“ゼール”ノ“キルデスレシオ”ハ現在4ト高ク実力差ヲ考慮シタモノニナッテマス》


エレナ

「確りと実力差も考慮されますのね。 使用武器の指定ですが…」


ゼール

「おい!何時まで我を待たせる気だ!?決闘を受けるか断るかさっさと決めぬか!」


待つ事が出来ないのかゼールが喚いて催促して来てイラッとしてしまい怒気を孕んだ声色で


エレナ

「今どうするか会議中ですので黙ってお待ち下さいな!」


っと返すと


ゼール

「あ、うん、はい」


と言ってシュンとして黙りましたが気にしません。


エレナ

「メティス、使用武器の指定は何処まで出来ますの?」


メティス

《武器ノ指定ハ使エル武器ヲ1ツニ絞ッタリ、逆ニ使用禁止ニスル事ガデキマス》


エレナ

「成る程成る程。 それならば私にかなり有利な状況で戦えますわね。 それと負けた時に相手に差し出す私が “メイドとして雇われる” 条件は勝利報酬として妥当ですので?」


メティス

《此方ガ求メル勝利報酬デ変ワリマス。 現在エレナ様ハ勝利報酬ヲ提示シテマセンノデ相手ガエレナ様ニ求メル勝利報酬トシテハ大幅ニ過剰デス。 仮ニ、住ミ込ミデ30日間ノ雇用契約ヲエレナ様ニ相手ガ勝利報酬トシテ求メタ場合、エレナ様ハ相手ニ現在ノ時間収入カラ概算シタ360万ポイントヲ相手ニ勝利報酬トシテ求メル事ガデキマス》


エレナ

「まあ!360万ポイント!何故そんなに?」


メティス

《住ミ込ミ就労ハ24時間拘束サレル労働ト見ナサレルタメデス》


エレナ

「成る程~。 360万は魅力的ですがもし負けてしまって30日もミリアと離れて暮らすなんて考えられませんのでそれは却下ですわ。 私としては実績が欲しいだけなのですが……名誉などは要りませんし……そうですわ! 絡んで来られない様に接近禁止命令はどうですの? 此方が指して出す報酬は、う~ん、時間内でデートはどうでしょう?」


メティス

《妥当ト思ワレマス。 最終的ニハ両者デノ話シ合イデ決メテクダサイ》


エレナ

「……分かりましたは! そうと決まれば…」


バッとゼールの方へ振り返り宣言します。


エレナ

「ゼール・ストラディルスさんと仰いましたね。 貴殿からの決闘の申し出受けてたちますわ!」


ゼール

「ワハハハ、良かろう!我が相手に成ってしんぜよう!」


エレナ

「そちらから吹っ掛けて来たのに良く言いますわ!」


ゼール

「はっ、何の事かね? それでは決闘の日時は3日後の正午としよう! 勝負条件は...」


エレナ

「条件に関しましてはわたくしに決める権限がございましてよ! その条件は決闘当日に提示致しますわ!」


ゼール

「ふ、ふん! 実力差からいってどんな条件でも我が勝つのは変わらぬは! せいぜい良い条件を考えておくことだな! ハハハハハハ!」


ゼールは最後にそう言い残し高笑いをしながら私の前から去って行き、その姿を見送った私は集まった野次馬に軽く会釈をしてその場を後にし家路へと付いたのでした。




作者の知識不足で誤字、脱字、等の間違いや文章的におかしな所が有ると思います。

もし見付けましたら、お手数でなければ指摘してくれると助かります。

ただ、攻撃的な言葉での指摘だとペラペラの紙メンタルが直ぐズタズタに成ってしまうので優しい言葉での指摘でお願い致します。

引き続き執筆して行こうと思いますが頭の中の物語を文章として纏めるのが下手な為に執筆速度が遅いので気長に待って貰えると嬉しいです。

それでは宜しくお願いします。

m(。_。)m

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