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2.それでも神様ですの?

少し書き貯めてたので連日投稿です。


作者の作文力が足りなく拙い文章だと思いますが宜しければ読んで貰えると幸いです。

カランカランカランカラ~ン!


「っ!!」

乾いた鐘の音で目を覚ましガバッと上半身を起こすと其所は教会。


エレナ

「え、なぜ?」


と溢しながら体を確認してから周りを見渡し、そして悟ったのです。


確認した体は死装束を着ており棺の中です。


棺の傍には涙を流す喪服を着たお父様お母様そして弟夫婦に可愛い甥と姪。


そして、恐る恐る振り向きながら視線を落とすと棺の中には傷痕のあった顔がさらに傷だらけに成った私が死装束を着て寝て居ました。


エレナ

「やっぱり助からなかった様ですね…」


と呟くと視界の外から。


『そう!君は死んだんだよ!そして当選おめでとう♪』


カランカランカランと鐘の音と共に声が聞こえ驚いて声のした方向を向くと家族の間から…


正確には家族の体を透き抜けて此方に向かってくる右手に鐘を持った男の子とも女の子ともつかない真っ白い衣装を着た子供?が歩いて来ました。


エレナ

「え、子供?当選?」


と言うと。


『あはは、そうかそうか、君には僕が子供に映るか~』


と笑い返してきて言葉を続けます。


『僕はね、見る人に依って姿が変わるし声も変わる。全く同じに見えてる人は一人も居ないんだ。だから君の目に僕が子供に見えてるのなら其が君の正解さ』


そこまで聞いて私が疑問に思った事を聞いてみます。


エレナ

「あなたは……何者ですの?」


『ん?僕かい? そうだね~、僕は簡単に言ってしまえば神様さ!』


フンス!と胸を張りドヤ顔の自称神様。


エレナ

「……はぁ、神様ですか。それでは神様が何故に私の所へ?さっき “当選おめでとう” とか言ってましたけどもしかして生き返らせてくださるの?」


神様という自己紹介に呆れた様な声で更に疑問をぶつけてしまいます。


神様

『お!意外と冷静だね!もっとパニックに成ると思ってたよ。』


エレナ

「……仮にも家族の前ですから。それで、疑問の答えは?」


神様

『ふむ、家族の前だからね、成る程。あと疑問の答えは半分正解で半分間違いだね。確かに君は生き返る権利の抽選に当選したんだ、おめでとう♪だけど条件として僕の管理する別の世界に転生してもらう事に成るんだ。所謂 “異世界転生” ってやつ。因みにこの世界に生き返るのは絶対無理!この世界に残りたいなら来世行ね!』


そう言って手に持ってる鐘を振ってカランカラーンと鳴らす神様。


エレナ

「い、異世界転生!」


神様

『そう、今迄の記憶を持ったままその世界で君には新しい人生を送って貰う予定さ。勿論、異世界に行くのが嫌なら魂をリセットして生まれ変わる来世行きでも良いよ。つまり二択だね! さあ、どうする?』


エレナ

「急にどうするって………少し考えても宜しくて?」


神様

『良いよ良いよ~、時間は有るから確り考えて』


エレナ

(えぇ~、ちょっと待ってですわ。死んだら神様が出て来て異世界転生って本当ですの?夢?ドッキリ?いやいやいや、そんなまさか。でも私の視界に入る私はどう見ても死んでますし周りからも私が見えて無いのは確実………あ、そうですわ!)


エレナ

「お聞きしたいのですが、別世界に転生すると云いますが其所はどの様な世界なのですの?其所ではどの様な人々が住み言葉は通じるのですの?転生しても生きていけなかったら意味がありませんわ」


転生先の情報を必死に聞き出す。


神様

『そうだねぇ、先ずどの様な世界と言うならば科学の発達した世界だね』


エレナ

「科学が発達した世界?」

(科学?科学とは何ですの?)


神様

「そう、科学!君の知識からしたらまるで魔法の様に感じるだろうね。次に住人に関してだけど、えーと、君の知ってそうな知識で言うと、人族、エルフ、ドワーフ、各種獣人といった伝説や物語に出てくる種族や他にも異星人でしょ~、それと…後色々!。ただ、魔法とかの特集能力的な物は一切無いから安心して!』


エレナ

「エルフやドワーフが居るんですの!それの他に異星人? でも魔法は無いのですわね…」

(エルフやドワーフは本の物語で知っていますが異星人って何です?分からない事だらけですわ!)


神様

『そう、魔法じゃなく科学

!。それと、言語は転生時にその世界の単一語へ強制書き換えさせて貰うからコミニュケーションに関しては一切ノープロブレムさ!』


エレナ

「強制書き換え!?それは大丈夫ですの?」


神様

『ははは!そこは神の力で行うから何も心配をする事はないよ!』


エレナ

「……言葉は問題ないのですね。でも私、今54歳でしてよ?そんな歳で異世界に転生しましても何も出来ないのではなくて?お仕事や生活は出来ますの?」


そう言うと神様はポンッと手お叩き追加情報をくれましたわ。


神様

『あ!そうそう、転生する時に18歳に若返らせるから。だからその顔の傷痕も綺麗に無くなるよ! それと生活に関しても取り敢えず問題ないかな。詳しくは向こうに行ってから各説明担当者から説明を聞いてね!』


エレナ

「18歳に♪!あと担当者も居るんですの?」


神様

『うん、転生後の説明をしてくれる担当者が居るよ。っと言っても役所の人達でそう言った業務も彼等の仕事の一環なのさ。それと、そもそもその世界は僕の息抜き用に作った箱庭の世界なんだ。その為に僕が管理してる数多ある世界線や時間軸の住人から特殊能力や魔法といった力を引っこ抜いた色んな種族を集めて発展させてる訳さ』


エレナ

「ふぁ?神様の息抜き?!」


神様

『そうなんだよ~、僕も色々有って大変でねぇ~、心のオアシス的な?感じで色々集めて監察して癒されてるの。分かる?この気持ち?』


エレナ

「観察って、其ではまるで実験動物の様でわなくて?……」


神様

『ん?何か問題でも?僕の管理物をルール内でどう扱おうが僕の自由だよ?何せ僕は神様なんだから!』


又してもフンス!と胸を張りドヤ顔に成る。


神様

『それに管理してる此所を含めた他の世界に比べたら凄く良い場所だよ。どこの世界線でもそうだけど、種族、言葉、肌の色、文化、住む場所、住む星、その他にも色々な小さな違いで簡単に命を奪い合う。1番面倒くさいのは信じる神で争う事だね!だってそうでしょ?何処の世界線でも人に依って僕の見え方は違えど神様は僕1人なのに異教とか言って殺し合うんだから嫌に成っちゃうよね~』


やれやれといったジェスチャーでぼやく神様。


神様

『だから僕の個人管理の箱庭の世界は普通には争えない様な仕組みにしてるから凄く平和だと思うよ。どう行ってみたいでしょ?』


エレナ

「…争えない様な仕組みって、他の世界でもその様にしたら良いんじゃなくて?」


神様

『やっぱそう思うよね~。でもそうしたいのは山々だけどさ、それはルール違反で出来ないんだ。さっき言ったでしょ、色々有って大変だって。だからルールの外の箱庭を作ったんだよ。さて、そんな訳なんだけど来世行きか異世界転生かどっちかに選んでくれる?』


エレナ

「色々説明が足りない様な気も致しますが……………異世界転生でお願いしますわ」


神様

『ん、転生ね、オッケー♪。じゃ~早速行っちゃう?』


エレナ

「……家族とお別れもしたいですし出来れば葬儀を最後まで見届けたいのですが宜しくて?」


神様

『あ~其れ位良いよ~。うん、それじゃー君の葬儀が終るまで僕は散歩でもしてくるね~!』


そういって神様はパッと消えてしまいましたわ。

それから自分の葬儀を最後まで見届け、誰も居なくなった墓石の前で佇んでいると神様が再度現れ告げました。


神様

『やあ、お待たせ!最後まで見届けて満足したかい?』


エレナ

「……ええ、声が届かなくともお別れが出来て満足ですわ」


神様

『うんうん、其は良かった!それじゃいよいよ向こうの世界へ転生だ! あ、そうそう、向こうに付いて直ぐに人が居るから最初はその人に色々聞いてね!』


そう言って神様がエレナに手を翳すとエレナの体が光に包まれ出した。


エレナ

「あ!今さらですが最後に私が当選した基準を教えて頂けます!?」

(何故私が撰ばれた理由が知りたいですわ!)


神様

『あーそれね!本来なら基準に適合した魂の中から籤引きで選ぶんだけど君は散歩中の僕が原因で死んじゃったからお詫びに無理矢理捩じ込んだ!ほら馬車の前に飛び出した真っ白い鹿、あれ散歩中の僕だったんだ。テヘペロ』


エレナ

「なっ!あなたが原因でして!!このっ、テヘペロでは無くってよ!!」


神様が原因で死んた事を知り怒ったエレナは神様に飛び掛かる!


神様

『おー、その活きその活き!それじゃ頑張ってね~♪』


エレナ

「待ちなさい!このチb………」


一発ひっぱたいて差し上げようと飛び掛かったのですが其のまま異世界へ飛ばされてしまいましたわ……

作者の知識不足で誤字、脱字、等の間違いや文章的におかしな所が有ると思います。

もし見付けましたら、お手数でなければ指摘してくれると助かります。

ただ、攻撃的な言葉での指摘だとペラペラの紙メンタルが直ぐズタズタに成ってしまうので優しい言葉での指摘でお願い致します。

引き続き執筆して行こうと思いますが頭の中の物語を文章として纏めるのが下手な為に執筆速度が遅いので気長に待って貰えると嬉しいです。

それでは宜しくお願いします。

m(。_。)m

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