14.黒猫の少女③ (脱出と別れ)
ミリアの過去のお話の3話目です。
作者の作文力が足りなく拙い文章だと思いますが宜しければ読んで貰えると幸いです。
男性所員が出入りした為なのか扉が少し開き部屋の光が漏れて廊下を照らしてます。
A君
「不味いな、今通ったら恐らくバレるな」
B君
「どうする?」
C君
「怖い夢見た作戦はどうっすか?」
A君
「いや、俺らの歳でそればかり使えないだろ」
B君
「逆に怪しまれるな」
ミリア
「どうするの?」
A君
「うーーん……」
その時、部屋の中の大人たちの声が弾んで大きくなった事で会話が聞き取れるようになりました。
男性所員A
「しっかし今回の娘は高く売れたな! 飯をできるだけ食わして大事に育てた甲斐が有るってもんよ!」
男性所員B
「グフ、少し勿体無いけどな! 連れてかれる前に1回やっちまいたかったぜ!グヘヘ。 今からでもいーか?」
男性所員C
「おいおい、それじゃ売れなくなるぞ。 娘の代金はもう貰ってるんだからな!」
男性所員B
「バレやしねーよ! それに買われた先でも似たよーなもんだろうぜ!グへへ」
男性所員A
「そうだとしても駄目だ! 何より他のガキ共にバレたらこの先に影響が出るだろ!」
男性所員B
「……けっ、分かったよ!」
と、とんでも無いことを聴いてしまいました。
え、高く売れたって女性リーダーのお姉さんの事?
A君
「あいつらやっぱり碌でもねぇやつらだった!」
C君
「やばいっすよ!やばいっすよ!」
B君
「落ち着けって!」
ミリア
「ど、どうしよう、お姉さんが………」
A君
「ミリア……っ!止まれ!そこはー」
ギ!ギギギィー!
男性所員A・B・C
「「「誰だ!!」」」
あまりの事実にフラフラしてしまって踏んだらキシミ音がなる床板を踏んでしまい、直後に大人たちがバンッ!と扉を開けて出て来ました。
男性所員C
「貴様ら話聴いてたな!」
男性所員A
「ちっ、聴いてたなら仕方ねぇ、後悔はあの世でしな!」
男性所員B
「グヘ!グヘヘヘヘヘ、殺すならやっちまっても良いよな?良いよな!?この猫っ娘がどんな風に鳴くのか興味あるぜ!グヘヘヘヘ」
男性所員A
「……ちっ、好きにすれ!だけど逃げられるなよ!」
男性所員C
「喋ってねぇでさっさと捕まえろ!」
男性所員たちが血走った眼で近づいて来て怖くて足が動きません。
A君
「ミリア!逃げるぞ!!お前らも!」
動けないでいた所をA君に腕を引っ張られます。
B君
「物置だ!走れ!」
C君
「まってくれっす~」
全速力で裏口を飛び出し物置小屋へ逃げ込みます!
でも物置小屋に入って扉を閉めた直後に男性所員たちも追い付いて怒鳴りながら扉を叩き入って来ようとしてます。
それを3人が必死に押さえて防止しますが力の差が有り過ぎて徐々に扉が開いてきてます。
ガンガンガンガン!
おら!開けれ!クソガキども!
ドガン!ドガン!
何やってる!さっさとぶち破って捕まえねぇか!じゃねえと俺たちがボスに殺されちまうぞ!
バーン!バーン!バーン!
くっそ!おい!バールか何か持ってこいよ!グヘヘ
必死に扉を押さえてる3人を私も手伝おうと近づくとA君がわたしの肩を掴み止めて言ってきました。
A君
「ミリア!お前は逃げろ!」
ミリア
「で、でも!」
B君
「早く行けって!」
C君
「長く持たないっすよ!」
その間にも男性所員たちは少し開いた扉の間から腕を差し込んできますが3人がそれを噛んだり叩いたり引っ掻いたりして防ぎます。
A君
「くそっ。お前ら!少しだけ2人で頑張ってくれ!」
B君&C君
「「分かった!」」
A君は私の腕を引っ張って奥の角までくると荷物をよけてトンネルの入り口を開きわたしに言います。
A君
「ミリア、お前は “先に” 逃げてくれ! 良いか、今から大事な事を言うから覚えるんだ! まず最初にトンネルを抜けたら梯子の横の赤いレバーを目一杯引くんだ! 良いか、目一杯だぞ!」
B君
「A君!それって!」
C君
「……上等っす!」
A君
「B!良いから黙ってろ! ミリア、続きだ!レバーを引いたら鍵を持ってあの森小屋に行くんだ、そしてカバンに干し肉などの食べ物を入れたら森小屋の裏手方向に真っ直ぐ走って逃げろ。 そしたら街に出る筈だ! 今は居ない先輩が以前見に行って教えてくれたから間違いない!」
ミリア
「でも!でも!!」
A君
「ミリア、頼むから行ってくれ、じゃないと俺達も安心して後から追い掛けれないんだ。な?頼むよ」
そう言ったA君は笑顔で私の頭を撫でてくれました。
ミリア
「……わかった。必ず追い掛けてきてよ!」
A君
「分かってる。 でもミリアは俺達を待たずに先に進むんだぞ、良いな?」
ミリア
「うん」
A君
「よし、それじゃ先に行っててくれ。 鍵とレバーを忘れるなよ! じゃあまたな!」
ミリア
「うん、またね…」
「あとから追い掛ける」その言葉を信じて私はトンネルを進みました。
そして巨木の空間に着いたら梯子の横に有る赤いレバーを力一杯引きました。
直後、トンネルの中から ズズン! と音が響き土煙が吹き出してトンネルが崩れたのです。
それを見た瞬間、私は悟りました。
3人は私を逃がすためにあそこに留まる事を選んだ事を、そしてレバーはトンネルから大人たちが追いかけれ無いようにする為の仕掛けだったと……
頭の中は泣き出したい気持ちで一杯で叫んで泣き出したいです。
でも今は泣けません!
なぜなら彼ら3人は身体を張って私を逃がそうとしてくれてるのです。
ですから気持ちに報いねばなりません!
私は鍵を持つと歯を食い縛って森小屋に向かい言われた通りカバンに干し肉などの食べ物を入れると森小屋の裏手方向に真っ直ぐ走り出しました………
作者の知識不足で誤字、脱字、等の間違いや文章的におかしな所が有ると思います。
もし見付けましたら、お手数でなければ指摘してくれると助かります。
ただ、攻撃的な言葉での指摘だとペラペラの紙メンタルが直ぐズタズタに成ってしまうので優しい言葉での指摘でお願い致します。
引き続き執筆して行こうと思いますが頭の中の物語を文章として纏めるのが下手な為に執筆速度が遅いので気長に待って貰えると嬉しいです。
それでは宜しくお願いします。
m(。_。)m




